麻生羽呂先生と黒田高祥先生の作品の今際の路のアリス。
世の中なんてくだらないそう考えて
日々を生きてきた女子高生の佐野紀奈。
彼女はある日目を覚ますと木が生い茂る
森のような場所に倒れていました。
何十年も時が進んだかのような京都の町・・・・
荒廃した世界で彼女たちの行き着く先とは・・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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今際の路のアリスのあらすじは?
人生は80年もかかる強制参加のクソゲー。
そんなことを考えながら日々を生きている女子高生の少女・佐野紀奈は
ある日目を覚ますと木が鬱蒼と生い茂る森のような場所にいました。
持っているのは学生カバンとクローバーのクイーンのトランプ。
暫く周囲を探索した彼女はそこが
荒廃した京都の街であることに気が付きます。
人生を酷くつまらないものと感じていた彼女は
街を一人で探索するうちここは
自分が望んだ世界なのではないかと考えます。
そんな中であったのは自分と同じ
女子高生であろう制服を着た一人の少女でした。
今際の路のアリス
もしかするとこの世界は自分のせいかもしれない
みんな消えてしまえばいいと思っていたから
あなたを巻き込んでしまったのかもしれないと
思いつめる亜里朱にその少女は自分も同じだと笑います。
これはきっと二人の夢、そう決めた二人は一日散策がてら
誰もいない荒廃した京都の街を歩き回ります。
つかの間の楽しい時を過ごす二人でしたが
陽もくれ徐々に空腹が勝り始めます。
これからどうするかと話し合うなかその少女・・・・
小島亜里朱も同じようにトランプを持っていることが判明し
きっと自分たちの他にもこの世界に
迷い込んだ人がいるのだという結論に二人は行き着きます。
アリスとキーナ、奇妙な場所で一日かけ確かな友情を
築いた二人でしたが突如二人の目の前に花火が打ちあがり・・・・。
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今際の路のアリスのネタバレとその後の展開は?
突如打ちあがった花火にその方角へと走るアリスとキーナ。
そこで二人は複数人の年も職業も性別も
何もかもバラバラである男女に出会います。
そこにいる全員がアリスとキーナのようにトランプを持っており
ここへ来る前は東京にいたということだけが共通しています。
今後どうしていくかを巡り不穏な雰囲気になる一同。
そんな中アリスは自分は東京へ戻ってみようと思うと提案します。
しかしトランプを集めることがこの謎のゲームの
ルールかもしれないと考える者と
アリスで意見が対立してしまいます。
ここに集められたわけもこのゲームを終わらせるためのルールも
ヒントも何一つわからない状況のため話し合いは完全に平行線。
結局場が一触即発の雰囲気になりかけたところで
その日は解散となりその日の夜
アリスとキーナは一緒に眠りながら今後のことを話します。
東京に行くというアリスに自分も東京があの街が
どうなったのか自分の目で見てみたいと告げるキーナ。
なによりアリスは友達だから・・・・
その思いで彼女への同行を決意します。
眠りにつく二人・・・・しかし事態は既に動き始めていました。
今際の路のアリス
夜のうちに何者かに殺されてしまった
東京行きにいちゃもんをつけていた男・ユラ。
さらにキマリという男も見知らぬ指輪をはめた瞬間
何かを思い出したかのような様子を見せます。
翌朝、ユラは死に所持していたトランプも
姿を消していることをガモン、ハヨン、トミーと呼ばれる
三人が発見しそして偶然アリスもそれを見てしまいます。
一人が殺され一人が消えそして一人が京都に残ることになり
八人で東京へと向かうこととなった一同。
しかしその奇妙な旅路の道中では一つ
また一つと事件が起こりはじめ・・・・。
果たしてアリスはキーナは無事に東京へとたどり着けるのか。
そしてこの世界の真実は一体何なのか・・・・!?
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今際の路のアリスの感想は?
少年サンデーで連載されていた作品「今際の国のアリス」の
スピンオフに当たるのが本作です。
1巻は序章なような感じなのですが登場するキャラクターたちと同じく
読者側にもなんの前置きも情報もなくぽんっと物語がスタートするので
彼女たちと同じように不安で不穏な気分が味わえます。
序盤でわかっていることは全員東京にいたはずなのに
気づけば荒廃した京都の街にいたこと性別も年齢もバラバラで
一人は既に東京へ向かっているし
全員トランプを持っている・・・・ということくらいですかね。
何の目的でまたどうすれば元の世界に戻れるのかもわからないまま
一同は元いた土地である東京へ向かうこととなります。
今際の路のアリス
最初はこの行動に関してもヒントがない故に意見が割れまくって
ぐだぐだなるんですがそこがまたなんともリアリティがあります。
また東京行きの直前、男が一人殺されたり一人が行方不明になったり
周りを混乱させないようにとそれを数人だけの秘密にしたりと
出発前から不穏な雰囲気が漂っています。
今後この決断がどう響いてくるのか・・・・メインとなる少女二人
アリスとキーナがそれぞれ知っている側と知らない側として
描かれているのも面白くも不安を煽られます。
本編が本編なのでこれから先は本作も
血生臭い展開になってくるんでしょうが
どういう感じになっていくのか非常に楽しみです。
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