小糸さよ先生の作品の印伝さんと縁結び。
平凡な大学生くくりと京都の名門一族織之助。
五円のおつりがきっかけで不思議なご縁で結ばれた
恋愛初心者の2人は結婚前提のお付き合いをすることに。
だけど織之助の親戚はくくりだと一族の嫁には
相応しくないと思っているようで・・・
五円のおかげで結ばれた2人は
本当に幸せな結婚を迎えることができるのか――?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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印伝さんと縁結びのあらすじは?
京都在住のくくりは甘味処でバイトをしている平凡な大学生でした。
日頃から面倒ごとには関わりたくないと
思っているくくりのバイト中
お店に来ていた男女が大喧嘩をしていました。
男から婚約を申し込まれていた女は
「色恋不感性の恋愛不能男が婚約なんて100年早い」
ときつい一言を残して去っていきます。
会話が聞こえてしまったくくりは男に同情してしまいます。
印伝さんと縁結び
意気消沈した様子でお代を置いていこうとする男でしたが
5円多かったためくくりは彼を呼び止めます。
しかし男は5円くらい返してもらわなくてもいいと
去っていこうとしますが5円でもお金はお金。
くくりは男の発言にブチ切れて一喝。
「5円を笑う者は5円に泣くんやでっ!」
すると奇妙なウサギが現れて男とくくりのご縁を結ぼうとして?
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印伝さんと縁結びのネタバレとその後の展開は?
不思議なご縁で結ばれた織之助とくくりは
結婚前提のお付き合いを開始します。
しかしこのお付き合いに対してくくりは
前向きな気持ちになることができませんでした。
織之助は真面目で仕事熱心ないい人だったのですが
くくりとの結婚について縁結びの神様に結ばれたご縁だから
結婚しなければならないと考えている様子。
くくりは織之助が義務感から結婚しなければならないと
思っていることに複雑な心境になります。
お互いの気持ちがないままする結婚は正しいことなのか
悩むくくりでしたが織之助と過ごすうちに彼の不器用な優しさや
わかりにくい気遣いに気づくことができ好きになっていきます。
実のところとことん恋愛下手な織之助は
くくりの良さに気付いており
下手くそなアプローチを続けていたのです。
織之助のアプローチはじわじわと効果を発揮しくくりは
カルタ大会の日に織之助に告白をしたのでした。
晴れて両想いになった2人は目出度く婚約者同士になります。
しかし困ったことに2人は恋愛初心者。
恋愛関係でするお付き合いの方法が
わからなくてギクシャクしたお付き合いに。
印伝さんと縁結び
けれども2人は少しずつ恋人らしくなっていきキスも成功!
恋愛モード全開で幸せオーラ満載のくくりは
友人に婚約者の存在を明かします。
織之助はくくりの大切な友人をもてなし婚約式に招待したのでした。
名門の一族らしく織之助は自分の正式な婚約者として
くくりのお披露目会を計画していたのです。
きたる婚約式の日、くくりは織之助の親戚から冷たい扱いを受けます。
自分を冷遇されるだけならまだしも
友人たちまで侮辱されたくくりは怒りを露わにします。
織之助の親戚は織之助の仲裁で
分が悪いと判断し席を移動していきます。
これで安心して婚約式を進められると思ったところで
なんとくくりの実兄が登場して
「婚約は認めない」とくくりを連れ戻してしまいます。
強引に連れ戻されたくくりは織之助を
受け入れようとしない実兄の言いなりで・・・?
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印伝さんと縁結びの感想は?
恋愛下手なくくりと織之助が頑張って
両想いになっていく姿に微笑ましい気持ちになりました。
織之助は世間一般の常識からずれている上に超まじめ人間です。
一般常識のあるくくりには理解しがたいことも多く
小さなすれ違いが大きな勘違いに
発展してしまうこともあり読み手はハラハラします。
この2人大丈夫なのかしらとドキドキしながら
見守っていたのですがちゃんと両想いになってくれました。
印伝さんと縁結び
気持ちが通じ合うと織之助の糖度が増してしまい
くくりはちょっと大変そうです。(笑)
そんなこんなで迎えたくくりのお披露目会で
最大の障害くくり兄が登場します。
くくり兄は妹を溺愛しておりくくりも兄のことが大切です。
大切な兄に婚約を反対されて織之助とも引き離されてしまったくくりには
シスコン兄に頑張って立ち向かってほしいところですが・・・。
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