オノ・ナツメ先生の作品のふたがしら。
冷静沈着な男・宗次と向こう見ずな性格の弁蔵の
一見デコボココンビな2人はともに旅を始めます。
それは何かでっかいことをする為に。
これまでになかった江戸物語が今2人を中心に始まっていきます。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ふたがしらのあらすじは?
突如として店で起こった殴りあいの喧嘩。
役人に捕まってはまずいと逃げて行ったのは掏摸の一味で
喧嘩の発端は主人公の1人である菊之助と名乗る男が財布を擦ったこと。
菊之助はまさか相手が掏摸とはしらず
しまったことをしたと足早に宿場町まで逃げようとします。
ところが掏摸の一味に見つかってしまい
簀巻きにされ捕まってしまいます。
掏摸の親分に「自分も掏摸になって楽して稼ぎたい。」と言う菊之助。
親分は「用事があるから明日まで待て。」と
簀巻きのまま菊之助を放置しました。
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ふたがしら
一方もう1人の主人公である「三郎」と名乗る男は擦りの騒ぎの際
そばにいた女の子に話しかけます。
「こんなところでならず者の喧嘩なんて見ていてはいけない。」
その女の子は実は掏摸の親分の娘でした。
そんな事実を知っても普通に接してくれる三郎に
女の子は好意を抱いていました。
擦りの騒ぎの発端だった菊之助が今家の土間にいると話す女の子に
三郎は菊之助のことをただの渡世人ではないと女の子に告げます。
女の子は家に帰り親分と菊之助の会話を聞いていましたが菊之助が
「おれは掏りの菊之助。江戸では知れた名だぜ。」と話すのを聞き
それは嘘だと会話に割って入りました。
それを聞いて菊之助は煮るなり焼くなり好きにしやがれと
腹をくくったかのように見えたのですが・・・?
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ふたがしらのネタバレとその後の展開は?
1話で菊之助と三郎と名乗っていた2人は実は盗みを生業とする
弁蔵(菊之助)と宗次(三郎)という2人組でした。
2人は身を寄せていた赤目一味の頭目の死に立ち会い
一味のことを任せたと言い残し頭目は息を引き取ります。
ですがその跡目に据えられたのは頭目の弟分である勘三郎でした。
この采配に納得のいかなかった2人は一味を離れて
でっかいことをする為に旅立ちます。
まずは平塚を訪れタチの悪い賭博場に目をつけた2人。
これが初仕事として盗みに入りますが賭博場の者に
煮え湯を飲まされていた百姓達の反乱によって
すんなりとことが進んでしまいます。
平塚で初仕事をやり遂げた2人はわけあって江戸入りします。
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ふたがしら
浮かれていた矢先に赤目が大きな勤めを
果たしたことを知り気を引き締め直しました。
大阪の夜坂一味を訪れた2人。
そこで一味を率いるすべとその心得を学ぼうとしますが
夜坂の頭である鉄はいっこうにつとめをする気配がありません。
そんな時、弁蔵の故郷を訪れる機会がありました。
そこで悪党として生きてもう故郷へは帰らないと改めて決心し
意気込んで大阪へと帰るのですが・・・?
一味を抜け新たな道を歩みだした2人の
その旅路は波乱万丈でなかなかうまくはいきません。
果たして2人はこれからどうなっていくのでしょうか?
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ふたがしらの感想は?
1話では全く関係のない2人かのように見えた菊之助と三郎。
それがまさか盗み仲間だったとは意外でした。
本名を隠していた2人は弁蔵と宗次という2人組で
赤目一味というところに所属していたのが
頭目が亡くなって新しい頭目がついたことによって
不満を持った2人で旅にでることになります。
ですがいく先々で厄介事に巻き込まれたり
時には意見が合わずに喧嘩状態になってしまったり・・・
なかなかにうまくはいかずハラハラさせられます。
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ふたがしら
弁蔵の行き当たりばったりな性格と宗次のクールかつ冷静な性格の
キャラクターがいい味を出していてデコボコなコンビなのに
なぜか引き込まれていってしまう・・・そんな漫画です。
初めは江戸時代の話ということで難しく感じる場面もありましたが
読み進めていくことによって時代背景関係なく楽しめる物語になっています。
弁蔵と宗次の2人旅。ぜひお楽しみ下さい。
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