西村ミツル先生・原作
梶川卓郎先生・漫画の作品の信長のシェフ。
記憶を失った青年・ケン。
彼が覚えているのは自分はこの時代の
人間ではないということ
そして自分は料理人だということだけ。
助けられた夏の家で穏やかな暮らしをしていたケンでしたが
ある日彼の料理の腕を聞きつけたのはなんとあの織田信長で・・・。
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信長のシェフのあらすじは?
永禄十一年二月、京都。
鍛冶屋の夏は奇妙な格好をした2人の男が
追われているところに遭遇します。
1人は矢で射られ命を落としたものの
ケンと呼ばれるもう1人は生きていたため
夏は家へ彼のことを家へと連れていきます。
しかしよくよく事情を聞いてみればケンは自分のことも
親のことも里のこともなにも覚えていない
記憶喪失の青年だったのです。
一緒に逃げていた男は
何かを知っているようだったのですが
彼はもう死んでしまった・・・。
途方に暮れている様子のケンでしたが
なぜか料理のことだけは体がよく覚えていました。
信長のシェフ
そして彼は自分が今の時代やこの先の歴史を
知っていることにも気づいていました。
しかし自分が何者なのか・・・
なぜここにいるのかという肝心な記憶はないため
どうすることもできません。
気の良い夏の家に居候させてもらうことになったケン。
その料理の腕前から見る見るうちに
京の町で人気者になっていきます。
男と偽っていた夏が実は女だとわかった後も
2人の関係は揺るがず
穏やかな日々が過ぎていっていました。
しかしその時間も長くは続きませんでした。
尾張の織田信長・・・
彼がケンの料理の腕に目を付けたのです。
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信長のシェフのネタバレとその後の展開は?
逆らえば殺すという信長の言葉に夏の安全を考え
ケンはついていくしかありませんでした。
夏が打ってくれた包丁と彼女のこの言葉を胸に
ケンは信長の元へ向かいます。
「これがお前の刀だ、これで戦ってこい」
岐阜城へついて早々、現在城に仕える料理人と
勝負をするように命じられるケン。
負けた方の命はないという言葉に奮起し
ケンはその料理の腕を存分に披露します。
絶対に生きて帰ってくるという
夏との約束があったからです。
信長を料理で満足させさらに戦場に持って行くことまで
考えた料理まで考案して見せたケン。
かくして正式に信長に認められたケンは
彼の元でこの戦国時代を生き抜くこととなります。
信長のシェフ
自分がいた時代とは圧倒的に食材も調味料も少ない中
知識と経験そして技量を駆使し
信長の舌と心を満足させる料理を作り出していくケン。
次に手柄を立てればいずれ夏にも会わせてやるという
その言葉を胸に彼は日々調理場でその腕を奮い続けます。
しかし時は戦国、戦の時は刻一刻と迫っていました。
戦が始まる前に夏と束の間の逢瀬をすることは叶ったものの
ケンも伊勢討伐に料理人として連れていかれることとなります。
役目は料理で軍を盛り立てることでしたが
戦は戦・・・もちろん危険が伴ってきます。
そんな中でもケンは信長の命令通り
料理で軍の士気をあげますが
そこではじめて戦・・・
命のやり取りを目にすることとなります。
改めて戦国という時代がいかに
苛烈なものであったかを知るケン。
しかし彼はここで生きていくしかありませんでした。
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信長のシェフの感想は?
歴史漫画と料理漫画を融合した新しいタイプの作品です。
実写ドラマ化もされていましたが漫画の方がかなり
事細かに時代背景などが描かれています。
いかにも青年漫画という画風なので
女性は最初ちょっと読みにくいかな?と思いますが
内容が良いため読み始めると
手が止まらなくなってしまいます。
歴史に料理を組み合わせるという斬新な作品ですが
グルメ漫画よりは歴史漫画の側面が強いでしょうか。
もちろん描かれる料理はどれもとてもおいしそうですが
本作はその料理を通して
歴史が動く様をメインに描かれている感じです。
信長のシェフ
また単純にそれだけでなくケンがなぜこの時代にきたのか
ケンは何者でどうなっていくのか・・・という事情も
非常にドキドキしながら読むことができます。
史実にオリジナルキャラクターや
要素を織り交ぜると失敗する作品も多いですが
本作はその加減が絶妙で
なおかつすごく話が作り込まれているので
違和感なく読むことができます。
織田信長というほとんどの人がその行く末や
結末を知っている人物を物語の主軸に据えながら
先が読めないと思わせる物語構成の仕方は
流石といったところです。
歴史好き、料理好きは男女問わず
非常に楽しめる作品だと思うので
絵柄で嫌煙せずに読んでいただきたいですね。
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