2017年秋に映画公開の河原和音先生の作品の先生!
17歳の響が初めて恋に落ちたのは教師である伊藤先生。
叶わぬ恋かと思われた彼女の想いは
純粋さゆえに閉ざされた先生の心にも届きます。
先生と生徒の恋というタブーを描きながらも
多くの少女の共感を得た名作コミック。
当時2人の関係に胸を高鳴らせたあなたも
まだ読んだことのないあなたもぜひ手に取ってみてください。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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先生!のあらすじは?
島田響は、17歳の女子高生。
まだ初恋も知らず恋愛話で一喜一憂する
友人の千草恵や川合浩介をうらやましく思っています。
『なんでみんなわかるんだろう。
自分がその人を好きだってわかるんだろう』
高校の3年間をムダにしているような気分になりながらも
響は千草のために恋のキューピッドをすることに。
千草の片思いの相手である関谷先生の下駄箱に
ラブレターを届けたのですが・・・。
響はうっかりして伊藤先生の下駄箱に入れてきてしまいます。
間違いに気づいて慌ててラブレターを回収に行くものの
もう持っていかれてしまったあと。
伊藤先生が苦手だという千草と浩介に押し付けられるような形で
響はラブレターを返してもらいに行くことに。
職員室をのぞくと、そこにはタバコを吸う伊藤先生の姿。
響は事情を説明して伊藤先生からラブレターを返してもらいます。
でもラブレターはもう読まれたあとで
しかも採点までされているというオマケつき。
先生!
ショックを受ける千草をよそに浩介は
話わかるじゃんと大ウケするのでした。
千草から見た響は伊藤先生が苦手な様子なのですが
本当は少なからず意識をしているようで――
先生が年上好きだと知って胸がちくっとするのです。
ある日の帰宅途中、響は不審者に追いかけられ怖い思いをします。
そこへやってきたのは伊藤先生で、すんでのところで
助かった響は思わず先生に抱き着いてしまいます。
頭をなでてくれる先生の大きな手。
その手に守ってもらえる人はいいなと思うのでした。
隣のクラスの担任である伊藤先生とはあまり接点はないものの
響は先生のちょっとした仕草や行動
言葉にどんどん惹かれていってしまいます。
自分でも気持ちをコントロールできなくなってしまった響は
伊藤先生が学校に泊まり込んでいるのを知ると
深夜にもかかわらず先生のもとへ――・・・。
ソファに寝転んでびっくりした様子の伊藤先生。
「好きになってもいい?」
響はその想いのままにまっすぐ先生を見つめるのでした。
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先生!のネタバレとその後の展開は?
響の告白に、伊藤先生は静かに首を振ります。
「オレはやめとけ」
教師と生徒という立場である以上
それを破ることはできないと言うのです。
さらに貴重な高校生活を自分への片思いでムダにすることはないと・・・。
フラれても諦めきれない響は何度も先生にアプローチを続けます。
受け止めてもらえなくても貴重な高校時代をムダにすると言われても
今だからこそ本当に好きな人を好きでいたいのだと響は思うのです。
伊藤先生は頑なに教師と生徒の線を引き続けますが
次第に響のまっすぐすぎる想いに心を動かされていって――。
誕生日の夜にサプライズをしてくれた響を
思わず抱きしめてしまいます。
「魔がさした」
弁明する先生は今まで以上に響を突き放そうとするのですが
失う怖さを知らない響は決して引き下がろうとしないのです。
そして文化祭の日。
響はウェディング姿を見せるために伊藤先生を探していました。
屋上でひとり本を読んでいた彼のもとに歩み寄ると
目の前に座り込んで頭を垂れます。
「・・・私、島田響は病める時も健やかなる時も、
卒業しても就職してもずっとずっと伊藤先生を一生愛する事を誓います」
先生の本に手を置いて誓いの言葉を唱えながら
響はもう自分の気持ちに区切りをつけようとしていました。
先生!
先生のことが好きだからこそ
迷惑をかける前に自分の気持ちを忘れようと。
冗談めかして笑う響のベールをめくり
伊藤先生は静かにキスをしたのです。
その後いろいろあったものの響と先生は付き合うことに。
もちろん教師と生徒という関係がある以上
公になにかをすることはできないのですが
想いが通じ合っただけでも
響は嬉しくてたまらなかったのです。
恋人になった2人にはライバルが現れたり
気持ちのすれ違いがあったり・・・
と数々の困難が待ち受けています。
何度も別れ話になっても響は
先生への一途な想いを貫いていくのです。
そして、いよいよ高校3年生の受験シーズン。
伊藤先生との交際が始まってから成績ダウンしがちな響でしたが
さすがに危機感を感じて頑張るように。
そんな響に先生からまさかのプロポーズ。
「俺は別に、おまえと結婚してもかまわないよ」
突然のことでびっくりする響でしたが甘える気持ちを
セーブしてなんとか志望校に合格するのでした。
そして卒業式を終えた夜――
響は伊藤先生と2人っきりの卒業式をします。
ただひたすら純粋に気持ちを育んできた2人の結末とは?
高校生活を振り返った響はなにを思うのでしょうか?
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先生!の感想は?
ずいぶん懐かしいマンガですよね。
連載されていたのはもう10年以上前のことで
コミックを読んでいた当時は響に感情移入していました。
先生との恋愛だって好きという気持ちさえあれば成立するもの。
先生と生徒の恋というだけで批判されるなんて
間違ってる・・・とさえ思っていました。
映画化されると聞いて読み直した今
私はもう伊藤先生よりも年上。
目線は当然、先生寄りになりますよね。
先生!
この年になってやっぱり高校生との恋愛に
臆する先生の気持ちがリアルにわかります。
そもそも自分が彼らの恋愛対象になるとは思えませんし
待ち受けるであろう困難を思えば迂闊なことなんてとてもできません。
仮に本当に好きになってしまったとしても
生徒の未来を思えばこそ行動は慎重になるかも・・・。
あの頃のように向こう見ずな想いを貫くことなんて
もうできないのでしょうね。
響の一途な視線に羨ましさとこわさを感じてしまいました。
先生!は全20巻。
長さを感じさせない2人の恋愛を楽しんでみてくださいね。
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