成瀬乙彦先生の作品のヒュプノス。
高校一年生の相模は変身し見知らぬ敵と戦うという
不思議な夢を高校に入学してから見ている・・・。
しかも同じ夢を見ているクラスメイトは
ある日、授業中に不自然な死を遂げることに・・・。
その夢とは人類の侵略者との戦いで
相模たちはその侵略者に勝つことができるのか――。
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ヒュプノスのあらすじは?
ある日の授業中、いきなり1人の生徒が
急にガタガタとし始め口や鼻から血を出し
仕舞いには身体中がバラバラになったのです。
死んだ生徒の名は青木。
青木の死について何かを知っている者たちは
記録にあったようなヤツが出たのかと
覚悟はしておいた方がいいと言うのです。
青木が死ぬ一週間前・・・。
相模はクラスメイトにもなじめず
教室を出ようとしたときに3年生の生徒が
相模とそして青木を探しに来たのでした。
そしてちょっとだけ付き合ってと連れて行かれたのは
不良のような生徒たちが集まっているところ。
その者たちは最近変な夢を見ないかと
夢の話について言い出したのです。
変な夢というのは戦いの夢で宇宙人の話で言えばと
説明をしてくれもし興味があるなら来週また
ここにきてくれないかと言われるのです。
興味がなければただの夢だと思ってくれればいいし
卒業するころには自然と見なくなると・・・。
ヒュプノス
相模はそのまま帰ろうとするのですが
青木は今からでも教えてほしいと
先輩たちとそこに残ることにしたのでした。
その様子に相模はちょっと羨ましかったりもするのです。
どうしてあんな風に簡単に人の話の中に
入って行けるのだろうと自分はいつも
こうなんだろうと・・。
そして眠りについた相模はまたあの夢を見るのです。
相模は変身し敵と戦う・・・。
いったいこの敵と戦う変な夢はなんなのか・・・。
そしてなぜ青木は亡くなってしまったのか――?
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ヒュプノスのネタバレやその後の展開は?
あれから青木は先輩たちの所に通っていました。
相模はというとあそこには行こうとはせず
そんな相模に青木は話しかけてきたのです。
一緒にご飯を食べても良いかと。
そしてあの夢は簡単に信じられるような話ではないけど
相模にも知っておいてもらいたいと言うのです。
先輩たちに見せられたノートなどには
夢の中に出てくる敵のことなどいろいろ書いてあり
相模たちだけではなく先輩たちも変身していたのです。
しかしやばい敵は自分たちの先輩たちが
あらかた倒しちゃったから心配ないと。
実はあの怪物は宇宙人で今から10年ほど前に
この地球に侵略してきたと言うのです。
そしてその宇宙人は地球の生物でいう
肉体というものがなく幽霊みたいなものだと。
宇宙人は土地や建物を破壊するわけではなく
人類の精神に対して害を及ぼす存在で
人の魂を食う怪物だともいうのです。
ヒュプノス
相模たちが変身する姿も先輩たちが残した
敵と戦うための手段でもあり先輩たちが倒しきれなかった
残りの敵を倒すのがこの学校の生徒たちに託したことだと・・・。
青木は相模に折角同じクラスになったし
一緒に来てくれたら楽しいと言うのでした。
そんな青木に対し相模はもうちょっと考えたいと・・・。
相模は青木に言われたことを授業中に考えていました。
そして今度は自分から話しかけようと決めた瞬間
青木は授業中にいきなり亡くなったのでした・・・。
そう、青木はその宇宙人に殺されたのです。
先輩たちが残した記録には青木を殺した敵のことは
どこにも載っていなくOBたちに会うことにしました。
そして先輩たちがOBに会いに行こうとしたとき
相模も一緒に行こうと決めたのです。
OBの人たちは敵に勝つためには強い感情
気持ちの力や想いの強さが大切だと。
勝ちたいならこの世界が本当に大事なら
友を愛する人たちを守りたいならそして
それを失ったとしてもそれすらを力に変えろと。
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ヒュプノスの結末とは?
実はこの戦いは眠っているときや
意識を失っているときに行われます。
夜でなくても学校の授業中に
居眠りしていても起こるのです。
青木も授業中に居眠りをしていて
敵に襲われたのでした・・・。
役目や事情を把握していない仲間を助けるため
命を落とす者もいました。
青木たちを殺したその敵は最初のリーダーである
敷島玲子と関係していました。
その敷島玲子は10年前の敵との戦いで重傷を負い
今も病院で昏睡状態にあるのですがなんと彼女は
ある敵に寄生されその精神を侵食されつつあったのです。
そして意識を完全に乗っ取られる前に
殺してくれと言われたメンバーたち。
ヒュプノス
しかし彼女を殺すことができず彼女は敵の浸食に耐えながら
その気力をすべて振り絞り遠く宇宙の彼方へ飛び去って行ったのでした。
青木たちを殺したのは戻ってきたその人だったのです。
敵の一部になっている彼女。
そしてその敵を倒そうとする相模たち・・・。
相模や先輩たちはその敵に飲みこまれ
一部となってしまい絶体絶命。
彼らは無事に敵に勝ち戻ることができるのか・・・。
そしてそこ先にある結末とは――?
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ヒュプノスの感想は?
物語の冒頭からクラスメイトが亡くなり
何が起こったのかと思いました。
そして敵のことなどとても難しくて
最初は理解するのに苦労しました。(笑)
夜だけじゃなく居眠りしても敵と遭遇なんて
ゆっくり休むこともできないですよね・・・。
でもこの敵との戦いがあったことで
相模は人と接することができるように。
ヒュプノス
この敵との戦いはすべてが終わっていませんが
それでも未来につながる戦いになりました。
これからは相模がリーダーとなり
皆を引っ張っていくことでしょう。
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