賀東招二先生のライトノベルが原作のフルメタル・パニック!は
シリアス長編と学園コメディ短編の2種作品。
「フルメタル・パニック! COMIC MISSION」をはじめ
「フルメタル・パニック!∑」や「フルメタル・パニック!0(ゼロ)」など
様々なコミカライズも発売されておりアニメ第四期の登場!
第一期の短編アニメ「フルメタル・パニック!ふもっふ?」
第二期「フルメタル・パニック! The Second Raid」から
11年の年月を経ての待望のアニメ化です!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
サイト内より【フルメタル・パニック】と検索。
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フルメタルパニックのあらすじは?
舞台はブラックテクノロジー(存在しない技術)と呼ばれるものによって
ロボット工学や電子工学に飛躍的進歩が見られた世界・・・。
ブラックテクノロジーはウィスパード(囁かれる者)と呼ばれる
人物たちによってもたらされウィスパードはその貴重さ故に各国
各組織が喉から手が出るほどに(時には乱暴な手口で)求められています。
主人公の相良宗介はアーム・スレイブ(以下AS)と呼ばれる兵器に乗って戦う
対テロ極秘傭兵団「ミスリル」の最年少エージェント。
陣代高校の2年生・千鳥かなめにウィスパードの疑惑があり
謎の組織「アマルガム」に狙われていると危惧したミスリルは
宗介を含む3人の護衛を日本に送り込みます。
フルメタル・パニック!シグマ
転校生として潜入した宗介ですが生まれてこの方戦地を転々としてきたので
日本の平和さを知らずかなめに多大な迷惑をかけるなど前途多難。
一人空回る宗介でしたが敵が現れることもなくその間に敵の本拠地を
殲滅したことによってかなめの護衛は終了するかに見えました。
しかし敵は大胆にも修学旅行先に向かう飛行機をハイジャックするという手段に出て
ミスリルと連絡が取れず身動きがとれないままかなめは連れ去られてしまいます。
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フルメタルパニックのネタバレとその後の展開は?
フルメタル・パニック!で最も重要なのはこのブラックテクノロジーをもたらす
「ウィスパード」という存在です。
ウィスパードは実験中の事故の影響で生まれた
「知っているはずの無い、この世の誰にも知りえないはずのこと」を知っている人間であり
その実験事故の発生した瞬間(作中では1981年12月24日11時50分)から
約3分間の間に生まれた新生児に限られるという条件があります。
そのため世界に数10名しかいないと推測されるウィスパードは
その身を欲する組織たちに常に狙われています。
ウィスパードは幼いころは普通の人間だが成長するにつれ
囁き声が聞こえ知識が増え天才になっていくタイプと
生まれた頃から知識を持っている天才タイプの2種がいるとされます。
かなめは前者で宗介の上官テレサ・テスタロッサ(以下テッサ)は後者です。
戦うボーイ・ミーツ・ガールでは宗介とかなめが出会い
戦場しか知らずに育ってきた宗介が平和な日本で暮らしてきた
自由奔放なかなめによって心に変化をもたらしていく様が描かれています。
傭兵とは使い捨てのコマであり任務を全うすることが
何より最優先であると考えている宗介は敵の包囲網を命からがら
逃げようとしていた際、自分を見捨てて生きるようかなめに命令します。
しかし宗介を一人の人間として扱い平和な日本で過ごしてきたにもかかわらず
そんな危機的状況でも決して諦めずに一緒に帰りたいと願ったかなめに
宗介も足掻いてみようと新型AS・アーバレストに乗り無事に生還します。
そしてこのハイジャック事件でかなめがウィスパードということは確定してしまい
かなめはいつ敵に襲われるかわからない状況に陥ります。
かなめに自分のいる戦場ではなく平和な世界にいて欲しいと
宗介は自分が護衛することを条件にかなめを
今までどおりの生活ができるよう図らいテッサもそれを許可します。
しかし高校に戻ったところで元の平和が戻ってくるわけはなく
かなめは様々な敵に狙われることになります。
フルメタル・パニック!シグマ
時に夜の首都(疾るワン・ナイト・スタンド)時に
本拠地潜水艦トゥアハー・デ・ダナン(揺れるイントゥ・ザ・ブルー)。
どんな危機的状況でも乗り越えてきた二人ですが護衛とほか任務をこなしていた宗介は
「かなめの護衛終了」を言い渡されてしまいます。(終わるデイ・バイ・デイ)
ミスリルの命令にこのまま従っていいのかそして自分が操るアーバレストという
得体のしれない機体への不信感から自暴自棄なまま宗介は戦います。
一方かなめも時期を同じくして暗殺者に狙われていました。
かなめはこんな時に守るといったのに自分に別れも言わず
いなくなってしまった宗介になんと宗介の戦っていた
戦場(香港)まで文句を言いに行きます。
自分を見失いかけていた宗介ですがかなめに叱咤されたことで
自分と自分の置かれた状況に向き合います。
ミスリルの幹部たちにアーバレストを扱えるのは自分だけだ
だからこれまでと同じように任務はこなす。
だがかなめの護衛は自分の「したいこと」だから
放棄しないと啖呵を切りこれまでと同じ生活を約束させた宗介ですが
東京に帰ってもやはり事件に巻き込まれ続けてしまいます。
ハイジャックで潰れてしまった修学旅行の代わりに行ったクルーズでは
「シージャック」に巻き込まれ(踊るベリー・メリー・クリスマス)
そして東京で最後に待ち受けていたのはかなめを狙う
「アマルガム」による一般人をも巻き込んだ大規模な戦闘でした。
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フルメタルパニックの感想は?
基本的にシリアス長編は1シリーズ完結物ですが
踊るベリー・メリー・クリスマス以降はその名の通りシリアス展開が続き
ところどころ心折れてしまうような展開もありました。
しかし作りこまれた世界観にウィスパードの謎、宗介の頑張りに
どんどん引きこまれ最後まで見届けないとという気持ちになってしまいます。
またジャンルはSFアクションと少し堅苦しい印象を受けますが
長編でも随所にギャグが散りばめられており短編学園コメディは
ほぼギャグで構成されていていつもの戦場とは違うギャップ
新鮮さを味わえる作品となっています。
フルメタル・パニック!シグマ
短編をアニメ化した「フルメタル・パニック!ふもっふ?」は
今でも根強い人気を誇っていて様々な名シーンが挙げられています。
そんな戦場しか知らず生きてきた宗介がかなめに出会って成長していく物語
平和しか知らず生きてきたかなめが戦いに巻き込まれながらも奮闘していく・・・
最後は感動まちがいなしのおすすめ作品です!
是非チェックしてみてください!
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