鈴木央先生の作品の剣と魔法の冒険ファンタジー『七つの大罪』。
「アーサー王伝説」を髣髴とさせる世界の中で強大な力を秘めた
主人公が王国の姫の願いを受け仲間たちとともに
王国の強いては人類の存亡をかけた戦いをするバトルアクションの登場です。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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七つの大罪のあらすじ! 伝説の英雄「七つの大罪」
物語はブリタニアの大国・リオネス王国では
「聖戦」を掲げた聖騎士たちによるクーデターで国土は荒らされ
多くの市井の人々は苦しめられていました。
そうした国の現状を憂いた第三王女のエリザベスは
聖騎士らの追っ手から逃れながら単身で『七つの大罪』を探す旅に出るのです。
『七つの大罪』とは7人の団員それぞれが強大な力を持つ
「伝説の騎士団」でしたが十年前に聖騎士団長・ザラトラス殺害の罪により
国をあげての重要指名手配犯となっていたのです。
ですが聖騎士たちの暴走や謀反の鎮圧を
強いてはブリタニアの人々を救うには
七つの大罪の力が必要だと考えたエリザベスは
彼らを探すあてどのないたびを続けるのでした。
![七つの大罪](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/KD926460.jpg)
七つの大罪
ですが追っ手から逃れるため甲冑に身を隠しさまようなか
「豚の帽子亭」という名の酒場で意識を失い倒れこんでしまいます。
その酒場には不思議な少年・メリオダスと人の言葉を話す
ブタ・ホークとで店をきりもりしており
わけありなエリザベスを介抱したうえ話を聞いてもくれました。
ところが再び聖騎士による追っ手が迫り来ることでエリザベスは
メリオダスらに迷惑を掛けるからと酒場から逃げるのですが
結果として彼らを巻き込んでしまいます。
ですが国のそして関係の無い者をを守るため命を賭すエルザベスの姿に
心を動かされたメリオダスは自分こそが七つの大罪の団長
“憤怒の罪(ドラゴン・シン)”のメリオダスであることを告げると
圧倒的な力を用いて追っ手を払いのけてしまいます。
こうして王女・エリザベルはメリオダスらとともに
七つの大罪の仲間を探しながら
王国転覆を図る敵と戦いながら旅を続けるのでした。
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七つの大罪のネタバレ!多くの秘密を持つ第三王女・エリザベス
本作のヒロインと言っても間違いないリオネス王国第三王女
エリザベスには多くの秘密が隠されています。
まずエリザベスはリオネス王の実子ではなく
伝説とされている女神族の一翼を担う存在のようです。
それゆえ彼女の真の能力は一部の古い人々に信仰されているドルイドの物であり
彼女の持つ力とは治癒と再生や促進といった類の物でした。
さらに力が発現した際は彼女の髪に隠された右目に
その紋章が浮き上がりその存在能力はまだまだ未知数なようです。
さらに彼女はメリオダスが愛した女性・リズの生まれ変わりでもあり
そのためメリオダスはエリザベスを命がけで守ろうとします。
そして彼女をリズの生まれ変わりであるというだけでなく
エリザベス自身をも大切にするのでした。
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七つの大罪
他にも七つの大罪のひとり怠惰の罪(グリズリー・シン)のキングの正体は
妖精王・ハーレクインで普段は小柄で愛らしい少年の姿をしている彼は
緊張すると何故か“おっさん”の姿に変身してしまいます。
そしてキングは巨人族のディアンヌを愛しており
その思いは彼女の記憶を消しさるほどの深く強い物でした。
また強欲の罪(フォックス・シン)のバンは“不死身の(アンデッド)バン”と呼ばれており
彼はキングの妹で泉の聖女・エレインにより「生命の泉」を飲み不死となります。
ふたりは短い間でしたが愛し合っておりバンは魔人により殺された
エレインの復活を願いその方法をさがしていたのでした。
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七つの大罪の感想!新しい英雄伝説物語
この『七つの大罪』は世界観及び何人かのキャラクター名に
“アーサー”や“マーリン”に“ヴィヴィアン”そして“キャメロット”などといった
「アーサー王伝説」で聞き及んだ名前が登場します。
実は作者である鈴木先生は自身の他作品でもアーサー王に由来した
名前のキャラを何度も登場させており多くの作品でアーサー王を意識した
ファンタジー要素溢れるキャラや設定が盛り込まれているのです。
とはいえこの『七つの大罪』はアーサー王の焼き直しなどではなく
全く新しい冒険活劇漫画に仕上げられています。
![七つの大罪](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/KD926460.jpg)
七つの大罪
それはこの物語に登場するキャラクターたちの誰もが魅力的であり
人間味溢れた愛するべき人々であることに起因するからです。
元聖騎士見習いの少女・ジェリコは
バンに命を救われてから彼を愛するようになります。
ですが彼が自分など目もくれず最愛の女性・エレインを
愛していると分かっていながらそれでもバンを愛し
それどころかエレインさえも守ろうと奮闘する姿には
読んでいて思わず彼女を応援したくなるのは間違いないでしょう。
そんなどこかなつかしくそれでいて全く新しい物語『七つの大罪』。
皆さんもこの作品で新しい冒険を楽しまれては如何でしょうか。
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