東まゆみ先生の作品のEREMENTAR GERAD。
風の空賊団「紅山猫(レッドリンクス)」に所属する
少年・クーはある日盗んだお宝の中から女の子を見つけます。
レンと名乗るその少女の正体はエディルレイドと呼ばれる生きた武器。
彼女をエディルガーデンへ送り届けるためクーの長い旅が始まります。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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エレメンタルジェレイド(EREMENTAR GERAD)のあらすじは?
風の空賊団「紅山猫(レッドリンクス)」に所属する
15歳の少年・クード=ヴァン=ジルエット、通称クー。
この日もとある屋敷からしこたまお宝を
持ち出した彼らはご機嫌でその場を立ち去ります。
お調子者で身体能力も高く艇ではみんなの盛り立て役のクーですが
飛行艇の操縦が下手なためまだまだ半人前扱いされています。
その日もからかわれいじけたクーは
一人で戦利品を見ようと宝物庫へ向かいます。
明らかにお宝だとわかるものから珍妙なものまで
様々ならんでいる宝物庫を楽しそうに見て回るクー。
しかしその中にふと気になるものを発見します。
小汚いその箱はほこりだらけで鍵も錆びて腐食しています。
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EREMENTAR GERAD
興味本位でクーがその箱を開いてみると
そこには一人の少女が眠っていました。
最初こそ人形だろうと考えるクーでしたが愛らしい外見に魅かれクーが
身体に手を触れようとした瞬間、その彼女は目を覚まします。
起き上がった少女にクーは彼女が
人形ではないのだと気づき衝撃を受けます。
眠たそうにしながらクーにお礼を言った少女は
そのまま出ていこうとしますがそこは雲の上。
間一髪で彼女を助け事情を聞くと少女は
「エディルガーデン」という場所に行きたいのだと告げます。
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エレメンタルジェレイド(EREMENTAR GERAD)のネタバレは?
空賊であるクーですら知らない「エディルガーデン」という場所
それが少女の目指す場所でした。
理由を聞いても教えてくれないうえ
クーがそのエディルガーデンへ連れて行ってやるといっても
自分一人で大丈夫、あなたには関係ないと少女は頑なです。
ひとまずお頭に少女を下ろしてもらえるよう
頼もうとした矢先、艇が突然大きな揺れに襲われます。
紅山猫をの艇を攻撃し艇ごとつっこんできたのは
エディルレイド完全保護協会「アークエイル」でした。
状況が呑み込めない紅山猫の面々に対し
彼女たちはエディルレイドを保護しに来た
あなたたちの後ろにいるのがそうだと告げます。
高額の小切手と引き換えに少女の引き渡しを要求するアークエイルに
クーはそれを破り捨てながら「物みたいに取引できるか!」と激高します。
そんなクーにアークエイルの面々は武力行使だと攻撃を仕掛けてきます。
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戦いの最中に語られるエディルレイドの正体
それは彼女たちが人の形をした生きた武器と呼ばれる存在であること。
アークエイル側のエディルレイドによる
容赦のにない攻撃に紅山猫は大ピンチに陥ります。
そんな中少女は自分を守るために戦い武器ではない
扱いをしてくれたクーの行動と言葉により彼との契約を決意。
エディルレイドとの戦いには不慣れながらも
「七煌宝樹」と呼ばれるエディルレイドの中でも
特に秀でた存在である彼女の力によりなんとか窮地を脱します。
その後クーはレヴェリー=メザーランス・・・通称レンと共に一時艇を降り
二人とレンの意思を尊重し保護を先延ばしにすることを決めた
アークエイルの三人は、共にエディルガーデンを目指すこととなるのです。
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エレメンタルジェレイド(EREMENTAR GERAD)の感想は?
EREMENTAR GERADは数年前にアニメになっており
その際にぼんやりとみていた記憶があるんですが
原作が完結済みだということで気になって読んでみました。
まず驚いたのが絵が非常に綺麗です。
1巻は10年以上前に出ている漫画なんですが
絵柄の古臭さや絵の下手さが全然感じられません。
これには驚きました。
内容は盗賊団の少年・クーがエディルレイドという
生きた武器と呼ばれる種族の少女・レンと出会い
エディルガーデンへ向かうRPGのような世界観のストーリー。
ストーリー自体はギャグ要素も多く基本はコミカルに
話は進んでいくんですが世界観や他のエディルレイドの話では
結構重たかったり残酷だったりする描写も多いです。
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レンも一巻から敵キャラに服を派手に剥かれたりしていますし
だんだんとエディルレイドたちがおかれている状況や
陰鬱なバックグラウンドが見えてきます。
ただ基本的にはクーが底抜けに明るく前向きなので
主人公サイドがどろどろすることは少ないです。
ただ本作は敵サイドにも魅力的なキャラクターが多いんですが
そちらへ肩入れをすると結構辛いことになります。
EREMENTAR GERADはすでに完結している作品になるので
是非まとめてこの機会に読んでみてください。
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