太田紫織先生・原作、水口十先生・漫画の作品の
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
櫻子とドライブに出かけた正太郎ですが
海岸にて骨を拾っています。
櫻子は大きな屋敷に住んでいるお嬢さまですが
骨を愛するちょっとした残念美人・・・。
骨格標本を作る標本士という櫻子ですが
骨や死体の状態などから真実を導くことができる。
櫻子の下に骨たちが集うのは彼女が彼らを
愛しているからか彼らが彼女を愛しているからか
正太郎は櫻子と出会ってから何度も事件と遭遇し
何度も死体を見てきている感じで・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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櫻子さんの足下には死体が埋まっているのあらすじは?
5月某日の北海道。
館脇正太郎は九条櫻子から新車の納車祝いに誘われ
ドライブを楽しんでいました。
その後、キャッチ―な名前の町の海岸にて
今、骨を拾っています――・・・。
櫻子がドライブに誘ったのは骨を拾うため。
心地良い日差しに潮風など絶好の骨拾い日和だと・・・。
櫻子が新車に買い替えたのには訳がありました。
それは鹿の死骸を運んで臭いが取れなくなり
怒られてしまったからなのです。
そのことを告げられても櫻子は悪いといった感じはなく
鹿の死骸のことを良い拾い物だったと言う始末。
更には骨になったら美しいとまで言うのです。
櫻子は大きな屋敷に住んでいるお嬢さまで
公安に勤める婚約者がいて育ちが良く頭も切れる
すらりとした長身の綺麗な女性。
しかし骨格標本を作る標本士をしており何よりも骨を愛する
ちょっとした残念な美人なのです・・・。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
そんな中、正太郎は骨を見つけました。
狐か何かの動物の骨だと思う正太郎でしたが
それは人間の頭蓋骨の一部だと笑顔で答える櫻子。
櫻子は持ち帰ったら早速リビングに飾ると言いますが
正太郎は警察に通報しないとと連絡。
数分後、パトカーに乗った巡査の山路がやってきます。
櫻子は山路に対し他のものは持って帰ってもいいのに
人間の骨はダメということが納得いかないと抗議・・・。
しかし山路は櫻子たちが見つけた骨が
本当に人の骨なのかと信じていません。
すると櫻子は頭蓋骨の一部から得た情報を
山路に話して聞かせるのです。
当然、山路はどうしてそんなに詳しいのかと思いますが
櫻子が標本士なことや櫻子の叔父が法医学教室の先生で
色々と知識があることを正太郎が説明。
すると山路は櫻子の叔父の名前を知っており
櫻子が骨に詳しいことを信じてくれたのです。
骨のことに詳しいなどハタから見たら
かなり怪しい感じの櫻子たちですが
櫻子は山路も怪しいと言います。
そう、正太郎が通報してから山路が到着するまで
たった数分しか経っていないのです。
通報を受けてから向かったにしては
いささか仕事熱心過ぎると・・・。
山路はあることを隠していました。
それはこの近くで水死体が見つかったこと――。
手首ががっちりと結ばれた男女で
心中として処理されると山路は言いますが
櫻子は山路はそれに納得していないと
山路のことを言い当てるのです。
しかし山路はそのことには触れずに2人をパトカーに乗せ
話を伺うと警察に連れて行こうと・・・。
パトカーの中では正太郎が見つけた骨の持ち主の特徴や
死因は撲殺だということなどを櫻子は話し出します。
骨にある数か所の陥没から凶器などについても・・・。
そんな話をしていると水死体が見つかった場所に通りかかり
櫻子は死体がまだあるなら見てみたいと言い出し――・・・。
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櫻子さんの足下には死体が埋まっているのネタバレとその後の展開は?
水死体を見せてもらうことになった櫻子。
少しだけ見せてもらっただけですが
櫻子は水死体を見て心中ではないと・・・
心中ではあり得ないと言い出したのでした。
現場にいた刑事は結ばれていた手首に
大した外相もないしどう見ても心中した遺体だと
2人で海に飛び込んで並で岸に打ち上げられたと言います。
ですが櫻子はだから心中ではないと言うのです。
少なくともこの男女の遺体は自らの意思で
互いの手首を結び海に身投げをしたわけではない
そのことは死体自身が語っていると・・・。
死者の声に耳を傾けない警察に対し櫻子は死体も見れたし
もう用はないと帰ろうとしますが
山路は死者の声に耳を傾けない者ばかりではないと
心中ではないという理由を聞かせて欲しいと言うのでした。
この死体には一見して不自然な部分がいくつかあり
それはどこだと思うか山路に聞く櫻子。
そう、手首に結ばれた紐・・・
そして遺体がきれいすぎること・・・。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
死体を溺死と判断するポイントは2つあり
1つは手の中だと言います。
そして2つ目のポイントは口元。
心中遺体の特徴を説明し始めさらに最もわかりやすい
不自然な点を言い出すのでした。
それは死体の手首はどう結ばれていたか――・・・。
実際に自分たちで紐を結んでみるのですが
紐の向きが遺体とは逆だったのでした。
そして片手で結ぶには無理があることも判明。
見つかった死体には不自然な点があまりにも多く
心中自殺ではなく殺人化もしれないということが判明しますが
櫻子には知ったことではないのです。
櫻子が愛しているのは骨だけ・・・。
山路は心中ではない可能性があること
事件の可能性も含めて捜査してもらえるよう
掛け合ってみると言いますが・・・
果たして死体は心中だったのか
それとも事件だったのか――・・・。
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櫻子さんの足下には死体が埋まっているの感想は?
正太郎が学校へ行くと鴻上という同級生が話かけてきて
正太郎にお礼を言ってきます。
どうやら正太郎が山の中で鴻上のおばあちゃんを
見つけたからのようです。
それは櫻子と登山に行った際に獣道なら獣の死骸があるかもと
登山ルートではない獣道を通ったときのこと。
悲鳴が聞こえてきて行ってみると
そこには白骨化した遺体が・・・。
鴻上のおばあちゃんは去年の秋から行方不明で
口座のお金も引き落とされていないし
死んでしまったとわかっていたけど諦められず
見つかって悲しいけどホッとした部分もあると
鴻上は悲しそうな笑顔で答えます。
ただどうして何も相談してくれなかったのか
どうして急に自殺なんてと・・・。
警察からはおじいちゃんの介護で疲れちゃって
自殺したのではと言われたようで
自殺するくらい大変だったら
一言相談してくれれば良かったのにと言う鴻上。
そんな鴻上の様子に正太郎は櫻子なら
どうして亡くなったのかわかるかもと――・・・。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
見つかったとき櫻子は遺体を見て
亡くなった時期や死因などを推測。
その時のことを正太郎に再度言いますが
正太郎は死因ではなく自殺した理由を知りたいと言いますが
櫻子は面倒だと・・・。
鴻上のおばあちゃんが自殺した理由は
一帯なんだったのだろうか――・・・。
本作がドラマ化するということで気になり
読んでみました。
タイトルからして気になる作品ですよね。
最初タイトルを見たときには
校舎裏には天使が埋められているを想像しましたが
骨を愛する女性だったとは。(笑)
小説が原作な感じですが漫画も発売されているので
小説が苦手な方や文章だけでは・・・という方には
漫画がおすすめな感じです。
イラストもとっても綺麗で読みやすいです。
ドラマとの違いなどをぜひ読み比べてみてください。
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