ノートに名前を書かれた人物は、死ぬ。
衝撃的な内容と個性的なキャラクターたち
息をのむ展開の連続で大人気となった「DEATH NOTE」。
大場つぐみ・原作、 小畑健・漫画のコンビでおくるキラとL
その意思をつぐものたちの戦いをぜひその目に焼き付けてください。
DEATH NOTEのあらすじは?
高校生の夜神月は、頭脳明晰で運動神経も抜群。
裕福な家庭に生まれ何一つない不自由のない生活を送っている彼は
ある日自身の通っている高校の校庭で一冊の黒いノートを拾います。
真っ黒な表紙に「DEATH NOTE」の文字だけが書かれたそのノートには
要約すると名前を書いた人物が死ぬという内容が綴られていました。
子供だましくだらないと吐き捨てる月。
しかしその数日後、彼の目の前に死神・リュークが現れます。
最初こそその容貌に驚いたもののリュークに「待っていた」と告げる月は
数日前に拾ったDEATH NOTEを差し出します。
DEATH NOTE
そこにはページいっぱいにびっしりと名前が書きこまれていたのです。
最初こそくだらないと考えていた月でしたが
好奇心に勝てずノートを使っていたのです。
二人の人間をノートにより殺したことで
DEATH NOTEの効力が本物であると確信した月。
最初こそ罪の意識に苛まれますが元来の性格により
すぐにこのノートにより自分が世の中を変えてやると考えるようになります。
「退屈だったから」という理由でノートを落としたリュークと
「退屈だったから」それを拾い「新世界の神」となることを選んだ月。
二人が出会ってしまったことで世界は緩やかに
しかし確実に月のキラの影響を受け変わっていくこととなります。
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DEATH NOTEのネタバレとその後の展開は?
その後も月は、世界中の凶悪犯や悪人など彼にとって
「死んで当然」である人間たちを次々と殺していきます。
意図的に悪人が殺されているという事実に
徐々に人々も気が付き始め
それは月の当初の予定通りの展開でした。
犯罪者を葬る存在として月は世の中で「キラ」と呼ばれはじめ
その中には「キラ」こそが神であるとし信仰するものもいました。
着々と犯罪者の抹殺を続けていく月
しかしそんな彼に宣戦布告をするものが現れます。
DEATH NOTE
その名も「L」。
キラの存在を危険視したICPOにより
この一連の事件の調査を依頼された探偵でした。
しかもLは並みの探偵ではなく手掛けた事件を必ず解決に導き
全世界の警察を動かせる唯一の存在だったのです。
後に明かされるその正体は月とは年齢もさほど変わらない
濃いクマが特徴の青年で頭脳明晰で悪を許さずおまけに負けず嫌い。
月と表面上はよく似た存在でありながらも
根本的な部分で大きく異なるLはキラを
連続殺人犯と言い切り日本に捜査本部を設けます。
この時点で既にキラが日本の関東地区にいると目星をつけていたL。
彼の策略によりキラの容疑者として浮上した月との
壮絶な頭脳戦が幕を開けることとなります。
しかし二人の天才によるそれぞれの正義を掲げた戦いの日々は
物語の本の序章にすぎなかったのです。
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DEATH NOTEの感想は?
アニメ化をはじめ実写映画化やドラマ化、舞台化など多くの展開がされ
社会現象ともいえるブームを巻き起こしたDEATH NOTE。
死神が落とした「死のノート」という非常に非現実的な物が発端となり
犯罪者への制裁という非常に現実的でもしかすると誰もが一度は
考えたことがあるかもしれない行為へと繋がっていきます。
週刊少年ジャンプにて連載されていた本作ですが
少年漫画特有の脳筋的な考えや仲間や友情などの要素は皆無。
とにかく月とLの二人の天才がお互い騙し騙されながら
一進一退の頭脳戦を繰り広げるといった内容です。
DEATH NOTE
文字数が非常に多いため読むのにとにかく時間がかかります。(笑)
月とLによるバトルは7巻で終わりを迎えます。
正義は必ず勝つ・・・少年漫画のテンプレートともいえるその考えが
大きく覆される展開に誰もが驚かされるはずです。
2006年に原作は完結したものの2016年に新たな新作映画
「デスノート Light up the NEW world」の公開が発表されるなど
未だ根強い人気を誇っているDEATH NOTE。
ぜひこの機会にその世界観を味わってみてください。
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