みずたまこと先生の作品のバウンサー。
仕事をクビになること26回。
許せないことは許せないとすぐに手が出てしまう
丈一郎が出会ったのは初めて心惹かれる仕事である
民間警備会社「東京フィスト」だった。
仕事を通して丈一郎は本当の男になることができるのか・・・?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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バウンサーのあらすじは?
「いいか丈一郎・・・男を磨いて生きろ。そして・・・強い男になれ・・・」
高架下・・・血まみれで倒れる男はバラしてやる・・・
と物騒な言葉を呟いていました。
その男の視線の先には胸に『security』のロゴが入った
Tシャツを着ている複数の人達が・・・。
Tシャツの人物の1人はこれが俺たちの仕事なんだと
倒れる男に応えるのでした。
株式会社東京アークリアクター。
獅子戸丈一郎はここで働く派遣社員です。
正社員である強面の三人組に何か言ってしまった丈一郎は
派遣社員なのになに言っちゃってんのかと絡まれていました。
髪型もからかわれイライラが最高潮に達した丈一郎は
三人組の1人を殴り飛ばしてしまいます。
鋭い眼差しで三人組を睨みつける丈一郎は
追い討ちの言葉をかけるつもりが
口から出たのは呂律の回らない不思議な言葉でした。
丈一郎は喧嘩が原因でクビが決定しており
黒髪にメガネの男性が
もう一度上に掛け合ってみるという言葉を遮り
丈一郎は怒ると呂律が回らなくなることが原因で
昔いじめられっ子だったことを告白。
そしてイジメの経験によってイジメてる奴を
目にするとイジメ殺したくなることも・・・。
これからどうするのかという男性の問いに
新たに受け入れてもらえる所を探すと前向きな丈一郎。
前に借りた2000円返しますと仕事も
普段の見た目とは裏腹にとても真面目なのでした。
現在の日本の雇用状態は最悪で
2人に 1人は働けていないという現実。
そんな時にクビになってしまった丈一郎は
クラブの隅で1人落ち込んでいました。
それもそのはず丈一郎は19歳にして
すでに26回目のクビだったのです。
バウンサー
すぐに手を出してしまう自分が悪いんだろうかと思いながらも
それでもどうしても許せないものは許せないんだ・・・と頭を抱える丈一郎。
こんな自分を受け入れてくれる所は
ないんだろうかと打ちひしがれていました。
そんなクラブの片隅、securityのロゴが入ったTシャツを着た男が2人。
そのうちの1人、黒いTの男は社長で
人員が足りないからと自ら現場に立っています。
もう1人は高島と呼ばれる男。
2人はクラブ内を見回しながら
セキュリティ会社の仕事をしているのです。
1人の男が若い女の腕を掴み女は嫌がっていて
それを見た丈一郎は我慢できず男を殴り飛ばします。
大丈夫かと女に声をかけるもののいきなり殴り飛ばした
丈一郎をヤバイ奴だと感じて女は逃げていきます。
またやっちまった・・・そう思っていると
丈一郎は手首をセキュリティ会社の男に掴まれ
外に連れていかれてしまいました。
外で丈一郎がセキュリティ会社の社長に言われたのは
またもや出入り禁止という言葉。
それを聞いた丈一郎はどこへ行っても
受け入れてもらえないことに嫌気がさし
意地でも入ってやるとセキュリティ会社の人達の
ど真ん中に突っ込んでいきました。
そして10人近くのセキュリティをなぎ倒した丈一郎。
社長の元へと突進している丈一郎は果たしてどうなる・・・?!
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バウンサーのネタバレとその後の展開は?
セキュリティ数人をなぎ倒し社長である男へと
突進した丈一郎は社長にボコボコにやられてしまいます。
突きが102発、蹴りが57発、投げが26回
それに加え左肩と右肘の脱臼・・・。
それでも立ち上がり続けた丈一郎をみて社長は
この男は心に牙がある・・・と感じていました。
そしてこの事件をきっかけに丈一郎は民間警備会社である
『東京フィスト』と繋がりを持つことになったのでした。
東京フィストの社長である顎淵による暴力事件の示談のため
丈一郎は東京フィストへと向かいます。
先日とは打って変わった紳士的な大人の対応をする
顎淵に尊敬の憧れの念を抱く丈一郎。
顎淵の会社で働いてみないかという誘いに
今までこんなにもやってみたいと思う仕事はなかったと
心踊る丈一郎はまずはアルバイトとして
東京フィストで働くことになったのでした。
丈一郎の研修期間中、担当となったのは
チームDのリーダーである蜂野慎也。
細身のチャラい印章なイケメンである蜂野は
仕事の有能さから信頼を置かれている人物ですが
蜂野は有能であるがゆえにが
人を見下している部分がありました。
嫌味で口の悪い性格で口癖は「偏差値低いな、おまえ」。
当然そんな蜂野に反発する丈一郎でしたが
仕事がクビになるかどうかは蜂野にかかっている・・・
となんとか耐え言うことを聞くことにしたのでした。
バウンサー
そして研修初日の夜、丈一郎と蜂野が配置されたのは
クラブの入り口で身体検査やID確認を行っていた2人でしたが
怪しげな男たちに気づいて彼らを呼び止めました。
実はこの男達は東京フィストをよく思っていない
裏会社の差し金で隠し持っていたスタンガンで
丈一郎は気絶させられてしまいます。
そして蜂野VS男4人の乱闘。
途中、目を覚ました丈一郎の助けもあり
結果は蜂野の圧勝でした。
翌日、丈一郎と蜂野は顎淵に呼び出されます。
部下の命を危険に晒してしまった罰にと
蜂野は減給と降格を命じられ丈一郎は自分の身を守る
センスがないからと不採用通知を受けました。
「このままではまたクビに・・・」
そう思い焦る丈一郎でしたが蜂野のフォローと
驚異のジャンピング土下寝、そして土下礼?によって
なんとか即不採用だけは逃れることが出来たのでした。
失敗すれば即クビの状況で幾つもの試験を
受けていくことになった丈一郎。
無事試験をクリアし本採用されることができるのか・・・?!
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バウンサーの感想は?
バトルシーン満載のこの作品。
考え方がまるで子どもで19歳という年齢にもかかわらず
幾つもの仕事をクビになってきた丈一郎は
運命ともいうべき仕事に巡り会います。
迫力のバトルシーンと許さないものは許せないと
すぐに暴力を行使してきた丈一郎が
徐々に大人になっていくところも見所です。
ドラマ化も近い作品ですのでドラマが始まる前に
読んでみるのもいいかもしれませんね。
バウンサー
暴力シーンが多いので苦手な方はご注意ください。
よくある不良系の漫画なのですが主人公が
仕事についてを考えるところはどこか新鮮な感じがします。
主人公だけでなく主人公を取り巻く他のキャラクター達も
個性的で魅力溢れるキャラクターです。
今まで不良系の漫画が苦手だった人でも
比較的読みやすい漫画だと思いますので気になった方は
ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?
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