木内たつや先生の作品の男水!
同好会落ち寸前の男子水泳部。
なんとしても同好会落ちだけは阻止したいと
部長の秀平と部員の大樹や春美は部員確保を目指します。
しかし部員確保のための新入生歓迎会での
部活動の紹介のアピールでは予想外の出来事が・・・。
前途多難な感じの男子水泳部ですが新入部員2名を確保し
同好会落ちのピンチは免れるのか――。
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男水のあらすじは?
うららかな春。
新入生歓迎会に続き部活動の紹介が始まり
いろいろな部が紹介をする中
男子水泳部だけは紹介で話す内容を練習。
なぜそんなに必死なのかというと男子水泳部は
現在部員が3名で最低2人の新入部員を確保しないと
同好会落ちしてしまうという危機なのです。
そんな男子水泳部をよそに女子水泳部の部員は12名おり
活動の成果も目覚ましく個人においても
素晴らしい成果を残していて更にはこの部活動紹介でも
上手にアピールするのでした。
そんな中、男子水泳部の部活動の紹介が始まるのですが・・・。
男子水泳部は練習の甲斐もなく普通な感じで
部員である大樹や春美は他の部に負けてしまうと心配な様子。
すると大樹が任せろとバトンタッチをして紹介。
背も高くカッコいいと1年生の様子もまんざらじゃない様子。
男水!
しかしアピールポイントとして言い出したのはなんと――。
「女子部員の水着姿は中々ですよ、今入部したら眺め放題です」
部長である秀平にもこれにはビックリ!
これでは自分たちまで下心で部活をやっているみたいじゃないかと
もっと健全なアピールをしてくれと頼むのですが
今度はいきなり上半身裸の状態になり出して――。
どうしても存続条件の部員5名にしたい男子水泳部。
部活動の紹介のアピールでは予想外の出来事になり
前途多難な感じですが新入部員2名を確保し
同好会落ちのピンチは免れるのか――・・・。
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男水のネタバレ!
上半身裸になりこのくらいには腹が割れるからと
リア充目指して頑張りましょうと紹介したことで
女子生徒の歓声。
先生には何をやっているのかと怒られて
大変な感じのアピールになってしまった男子水泳部。
しかしそのアピールを笑顔で見つめている生徒が・・・。
そして入部希望者を待つ男子水泳部ですが
やってくるのは女子水泳部への仮入部希望者。
入部届はどこで受け付けてもらえるのかと
大樹目当てにわざわざ男子水泳部にやってくるのです。
今年も女子部は安泰そうな感じですが
男子部はというと誰1人もやってこなく
部長の秀平はため息を・・・。
そんな秀平に大樹は別に部にこだわらなくてもと言います。
しかし同好会落ちするのはダメだと言うのです。
それには訳がありました。
同好会落ちをすると部費も満足に出なくなるため
オフの時に大樹がどこで練習するのかと
大樹に負担をかけるのだけはと頑張っていました。
そんな2人に春美は入部起源はまだ先だし
絶対何とかなっちゃうんだから大丈夫だと言う感じで
なんだかんだ言いながらも仲の良い3人なわけで・・・。
そんな男子水泳部に1人の生徒がやってきます。
彼の名は滝結太。
水泳は学校の授業でやったぐらいな感じ
運動はあまり得意ではないものの
運動部に入ろうと決めていたというのです。
そして結太は仮入部期間が始まったばかりだというのに水泳部に即決。
春美は即決しちゃっていいのかと結太に聞きますが
新歓での3人の様子がとても楽しそうだったから
入部しようと決めたと言うのでした。
男水!
大樹は練習は厳しいと水を差したりもしますが
それでも頑張ると入部者1名をGET。
そんな結太に秀平はお願いをするのです。
そのお願いというのはクラスの子とかに
水泳部に入らないかと声をかけること。
興味がありそうな子がいたら後は3人が何とかするから
声をかけてほしいと頼まれたのです。
しかし声をかけてみるもみんな他の部に決めていたり
ブーメランのあの水着が嫌だとか言っていて
誰も興味を示してくれません・・・。
同好会落ちしないためにはあと1人と
誰かいないかなと思っていたところに
同じクラスの男子に声をかけられたのです。
彼の名は原田ダニエル。
ハーフだという彼は金髪でどの部にしようか悩んでいる様子。
というよりも自分が1つの部に決めたら
他の部は困ると言うのです。
原田は自分はスポーツは得意で2つはかけもちすると・・・。
結太は原田のことをちょっと変な人と思うものの
部活をかけもちしていいなら1人くらいは
入ってくれる子もいるんではないかと考えます。
そんなとき結太のクラスに大樹が
連絡先交換を忘れたとやってきますが
なぜが原田が現れ
自分を勧誘しに来たのかと言い出します。
原田が何を言っても冷静に対応する大樹は
部活をかけもちするという原田に対し
水泳部に入ることを断ります。
運動部の人たちは何kmと走りこむのと同じで
水泳部も数kmは泳ぎます。
だから初心者にかけもちで入部されて
リレーもまともに組めないなら意味がないと・・・。
厚意だけはもらっていくという大樹でしたが
原田はなぜかこんなに自分の才能を欲しがっているなんてと
仮入部を決意するのでした。
現在、部員4名に仮入部員1人で始まった男子水泳部。
果たして無事に部員5名になるのでしょうか・・・。
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男水のその後の展開は?
年間予定表を渡され説明を受ける部活初日。
みんなジャージ姿の中、1人だけ水着姿・・・。
ジャージでいいと言われたのに男は何事も
形からだと言い出します。
そして始まった練習では陸トレの毎日で
かなりのハードなトレーニングですが
それでも結太も原田も頑張ります。
なんだかんだ言いながらも原田の部活への出席は皆勤で
仮入部期間も残りわずかな感じの4月下旬。
結太はある日、サッカー部が見ないジャージで
練習しているところを見かけます。
他校の人かと思ったという結太に大樹は
部活用のジャージだと説明します。
数年前に学校指定のダサジャージで遠征したくないという
部が続出し部活用のジャージができたと。
もちろん水泳部にも部活用のジャージがあり
来月には注文する予定だと言います。
そして原田のサイズを測る大樹でしたが原田はまだ
仮入部で入部するとは決めていないと・・・。
男水!
そんな原田に秀平はもしまだ迷っているなら
他の部も覗いてみるといいと言い出し
水泳部に入ってくれるなら嬉しいけど
仮入部期間はGWまでだから前向きに考えてと・・・。
そしてサッカー部やバスケ部などを見に行く原田ですが
部活専用ジャージの芋ジャー戦争について大樹から聞くのです。
それは脱芋ジャーしたいと言ったのはある男子水泳部の部員で
その男子部員が脱芋ジャーを決意し念願叶ったと・・・。
誰から見ても無敵の高校生スイマーになったことで
水泳部のジャージは強さの象徴。
今は見る影もない弱小部だけどことしはそういうすごい奴が
来てくれるのを期待していると言います。
その内容はすべて原田を水泳部に入れるためのもの・・・。
芋ジャー戦争の話を聞いた原田は水泳部ジャージの
最強の名に恥じない活躍をしてみせると入部を決めたのです。
ついに部員数5人となった男子水泳部。
これで部として存続できることになったのです。
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男水の感想は?
気になってはいたもののそのままになっていた本作。
ドラマ化されるとのことで気になって読んでみました。
最初は同好会落ちへのピンチという設定から
ウォーターボーイズっぽい感じ?とも思いましたが
絵もきれいで結構面白かったです。
特に私的には大樹と原田のキャラが面白くて好きです。
大樹は冷静で天然な感じで面白いことを言ったり
やったりもし思わず笑ってしまうことも。
男水!
原田に関してはナルシスト?自意識過剰?って感じの
そんな感じのところもありますが
決して憎めない感じのいい奴です。
ただこの原田はドラマの方には出てこないかもという噂があり
私的にはちょっと残念な感じです・・・。
個性的なキャラなので誰が演じるのだろうと
ちょっと気になっていた感じでもあったので・・・。
原作とドラマでは設定など少しずつ違うので
原田も含めて原作は読んでみてほしい感じです。
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