外海良基先生の作品のDoubt。
密室で目を覚ました男女
その目の前にあったのは吊るされた謎の死体。
なぜこのような目に自分たちがあっているのか
それすらわからないまま
無情にもゲームは始まってしまいます。
謎のゲーム「ラビット・ダウト」に巻き込まれた
彼らの運命は・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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Doubtのあらすじは?
相川裕は素直でまっすぐな性格のごく平凡な男の子。
幼馴染の美月の尻に敷かれ気味ですが
ありふれた日常を送っています。
そんな彼がある日待ち合わせをしていた相手
それは幼馴染の美月・・・ではなくソーシャルゲーム
「ラビット・ダウト」でいつも遊んでいるメンバーでした。
いわゆるオフ会というものでヤンキーのような雰囲気の栄治
姉御肌のはるかなど続々と目印である
うさぎのストラップを付けたメンバーが集まり始めます。
ウサギの中に紛れたオオカミを探すという
ゲームに夢中になっている彼らですが
裕についてきた美月はそのゲーム自体を知らないようです。
Doubt
正義感の塊のような美月が未成年喫煙をしようとする英治を咎めたり
英治とはるかが険悪な雰囲気になりかけたりする中
この日くる予定の最後のメンバーの一人であるレイもその場に現れます。
うさぎの大きなぬいぐるみに車イス姿で現れたレイ・・・
彼女はどうやら足が不自由なようです。
ストラップをなくしたのでぬいぐるみをもってきたというレイ
一同は遅れてきた彼女を歓迎し和気あいあいとした雰囲気に。
裕はレイの姿に見覚えがあるようで
どこかであったことあったっけ?と問いかけますが
レイはやや間をあけて「いいえ」と一言返します。
その場に居合わせた美月も人数が多い方が楽しいからと
そのまま一緒にそのままカラオケへと向かいます。
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Doubtのネタバレとその後の展開は?
カラオケに来た一同ですが場は一度マイクを持ったら
離さないはるかの独壇場に。
楽しそうだしいいかと考える裕でしたがトイレに行った帰りに
英治とレイがなにやら廊下で話し込んでいる場面に遭遇します。
裕が着たことにほっとした様子のレイ。
どうやら英治にこのあと二人で抜け出そうと迫られていたようです。
図らずともレイと二人きりになった裕は彼女から
「催眠少女」という子を覚えているかと問われます。
数年前、巷で大ブームとなった催眠術使いの美少女・・・
レイは実は催眠少女は自分なのだと裕に告白します。
最初にレイに抱いた既視感に納得がいく裕
当時催眠少女はテレビに引っ張りだことなっており
とても有名な存在だったのです。
しかしレイは催眠少女時代になにやらトラウマがあるようで・・・
しかし「すごいな」と無邪気に笑う裕の姿に
安心した様子を見せその後も楽しそうに過ごします。
しかしそれを見ていた英治は
二人がいい雰囲気になったことが面白くなかったのか
レイが催眠少女であったことを全員の前で暴露。
おまけに裕や美月は知りませんでしたが
催眠少女はインチキがバレて
蒸発した存在なのだということまでバラしてしまいます。
Doubt
一気に険悪な雰囲気になる一同でしたが
裕の気遣いにより再び場は楽しい雰囲気に。
泣いていたレイもこんなに楽しい日は
生まれて初めてだと笑顔になります。
しかしその時は着々と近づいてきていました。
飲み過ぎてトイレに行った英治の様子を見に行った裕
その背後に謎のうさぎの着ぐるみが現れ裕の頭をレンチで殴打。
裕はそのまま意識を失い
気が付くと謎の廃墟のような空間にいました。
その場にいたのは美月と黒髪に眼鏡姿という
風貌の見知らぬ男・・・
部屋の多くにはかぎが掛かっていましたが
唯一開いている部屋がありました。
そこにあったのはレイが持っていたうさぎのぬいぐるみ
そして両手と胸を杭で穿たれ死んでいるレイでした。
英治やはるかとも合流し彼らは協力して密室から
脱出しようとしますが徐々に疑心暗鬼に苛まれていき・・・。
犯人はこの中にいるのかそれともいないのか
目的は何なのか・・・。
何一つわからないまま理不尽なゲームに巻き込まれてしまった
五人の男女のデスゲームが幕を開けます――。
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Doubtの感想は?
表紙のインパクトに惹かれて購入してみた本作。
デスゲームものだろうなと思い読み始めましたが
どちらかというとホラー、スリラー漫画という感じでしょうか。
こういったタイプの作品にしては日常パートが非常に長く
謎の伏線が張り巡らされそれがぼんやりと
解決したような状態から本編がスタートする感じです。
いまのところ一話のあのパートは必要だったのか?という感じですが
今後鍵となってくるのでしょうか・・・。
レイが催眠少女であったということが
かなり大きく取り上げられてたので
恐らく今後物語に関わってくるのでしょう。
しかし当のレイは一話で早速死んでしまったわけですが・・・
ここからどのように物語が動いていくのか
最初の伏線はいったいなんだったのか非常に気になります。
Doubt
やや残酷な描写はありますが絵柄が比較的可愛らしい雰囲気ですし
デスゲームもののようにたくさんの人間が
血みどろでばたばた死んでいく・・・という感じではないので
そこまでグロい漫画だという印象は受けませんでした。
どちらかというと疑心暗鬼に苛まれながら
じわじわと恐怖に侵食されていく感じです。
全4巻で完結している作品なので
さくっと手軽に読めるところも魅力ですね。
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