南ゆう子先生の作品の地獄を見た女たち~生きるために~。
生きるためには働かなくてはいけない・・・
でもその仕事のせいで私は・・・。
こんな職場ある!?酷過ぎる!!
職場で理不尽なパワハラを受けた女性の
体験手記を元に構成された壮絶ストーリー!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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地獄を見た女たち~生きるために~のあらすじは?
人生を頑張って生きている人へ
時には引くのも勇気かな・・・。
高校生の子どもが2人いる主婦の中原。
5年前に新規オープンの100円ショップに転職しましたが
この転職のせいでまさかうつ病を再発させてしまうとは――。
だから自分と同じように人生を頑張っている人に
時には引くことも勇気だということを伝えたいのです。
彼女の転職先は新規オープンの100円ショップで
しかも家からも近いという立地条件も最高でした。
実習1日目――。
実習に参加してみるとそこには30人近くもの人が集まっていました。
いくらなんでも多すぎるとは思ったものの
梶という仲のよい同僚もでき辛くキビシイ実習も乗り越えました。
地獄を見た女たち~生きるために~
そしてオープン!
ですがオープンを迎えて1週間後、中原や梶を含めた
半分近くのスタッフが移動となったのです。
この移動のための30人の採用だとしたら
詐欺のようなものだとは思いましたが
まだ高校生の息子をもつ中原は今辞めるわけにはいかないと
40キロも離れた店舗へ・・・。
出勤してみると建物は紳士服店を改装した古いもので
挨拶をしてもスタッフは元気がなさげ・・・。
理由は男性店長のパワハラ・・・。
中原さんが挨拶をしようとしても初対面から冷たい印象・・・。
「今日から入る人だな、報告は受けている」
え?それだけ・・・。
中原さんも巻き込まれていくパワハラ地獄・・・
いったいどんなことが待っているのか・・・。
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地獄を見た女たち~生きるために~のネタバレとその後の展開は?
中原の出勤初日からもともといるスタッフを
2階の部屋に呼び出し15分もの間怒鳴り付けているのです。
そんな酷いパワハラが続くため
スタッフの1人は耐えきれなくなり今月で退職予定・・・。
中原はこんなところでやっていけるのかと不安になりました。
しかもマイカー通勤していたため
朝夕の銀行入金まで任されてしまいます。
ガソリン代もでないし通勤だけでもヘトヘトなのにと思うものの
少ない給料でも無職になるよりマシだと頑張りました。
退職予定のスタッフが辞めさらに翌月もう1人辞めてしまい
そして応援スタッフとして実習を一緒に受けた梶がやって来ました。
中原に会うなり涙ぐむ梶。
前の店舗で店長からいじめを受け耐えられないと
今月いっぱいで退職するというのです。
それどころか同期として入社した人たちは
もう半分くらい辞めているそうなのです。
さて梶が退職し中原の店では店長を抜かすと
スタッフは西野という女性と2人だけに・・・。
そこへ以前、梶がいた店舗の
女性店長が手伝いとして入ってきました。
ニコニコしていていじめなんてするようには全く見えません。
ところがあるとき帰ろうとバックルームに行くと
荷物がたくさん・・・。
女性店長はニコニコしながら
荷物が一杯で通りにくいでしょうと言葉をかけます。
中原は大丈夫ですと言いながらタイムカードを押し
帰りの挨拶をすると・・・
ニコニコだった女性店長が般若のような顔に・・・!
「今日は棚卸しなのよ!!
人がいないんだから残業させて下さいぐらい言いなさいよ!
3ヶ月もいてそんなことも分からないの!!」
怒鳴り付ける女性店長・・・
棚卸しのことなど知らなかった中原は
ガクガクと手が震えました。
その後、女性店長からの執拗なパワハラが始まりました。
地獄を見た女たち~生きるために~
銀行の往復が遅いと怒られ掃除がなっていない
品出しが遅いと怒鳴られます。
毎日のように理不尽なことで怒られ
中原は女性店長の顔を見るだけで震え
動悸の症状が出るようになりました。
そしてとうとう不眠症に・・・。
次第に仕事にも支障をきたし笑顔が作れない
今までしなかったようなミスばかり・・・。
中原はやむ終えず以前かかっていた精神科の医師のもとを訪れました。
優しく無理しないで下さいと言ってくれる
医師の言葉にすこしは落ち着きを取り戻し
薬も処方してもらって仕事を頑張ってはいたのですが
いつ怒られるかと思うとミスは増えるばかり・・・。
そしてとうとう男性店長に呼び出されてしまいました。
「なんのためにいやがんだ!ミスばっかりしやがって!!
気合いいれてやってんのか、こらぁ!!」
中原はヤクザのような罵声を浴びせられ
体の震えが止まらず座り込んでしまいました。
その後も2日に一度怒鳴られ続けました。
そして2週間後、食事は喉を通らなくなり不眠症にめまいや頭痛
男性客の前だと動悸も激しくなり再び医師を訊ねました。
すべてを話すと医師は中原の目をまっすぐ見て
きっぱりと言いました。
「私が言うことではありませんが、出来ればその仕事を辞めなさい!」
この一言で中原さんは辞めることを決意することができました。
なぜあんな会社にしがみついていたんだろう
なんであんな理不尽なことに耐えていたのだろうと・・・
旦那にも相談すると後押ししてくれました。
翌日、店長に辞めることを伝えると
罵声を浴びせ退職を受理してくれません。
まさに権力を笠に来たパワーハラスメント・・・。
仕事を辞めるには1ヶ月前の申告が必要・・・
中原は絶望感にうちひしがれました。
こんなことがまだ1ヶ月も続くなんてと・・・。
翌日もうつ症状に苦しみながら出勤しまた店長たちに呼び出されます。
「辞めるのを撤回しねーとどーなっても知らねーぞ!!」
そして男性店長が拳を振り上げます。
「殴りたければ殴りなさいよ!そのまますぐに警察に行ってやる!!
そしたらアナタは傷害で前科者よ!」
中原の渾身の叫びでした。
こうして翌日は仕事には行かず今までのことを抗議して辞めました。
店長たちも上司から受けていたらしいパワーハラスメント・・・
最初から会社自体も詐欺まがいのことをする信用できないものでした。
中原はあれから5年経ちましたがいまだ通院を続けています。
ですが今は新しい会社で頑張って働いています。
働くことは生きることだから
仕事とは誰に強いられることではなく
自分の意思で行うものだから・・・。
中原は頑張っている人たちみんなが
いい会社に巡り会えるように願っているのです。
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地獄を見た女たち~生きるために~の感想は?
微妙なチェーン店ってパワハラ率高いですよね。(笑)
私もフリーターをしていた時代があるので経験があります。
私も髮の色やピアスなどしょうもないことで
チクチク文句を言われて素直に直したら嫌味を言われて・・・。
某洋服屋のオバサン店長さんに大変可愛がられました。(笑)
でも本作の主人公の中原のように
無理して頑張る必要ってないと思います。
きっと責任感が強い方なんだろうとは思いますが・・・。
地獄を見た女たち~生きるために~
自分自身が壊れてしまってはもともこもありませんし
働かないとお金が・・・って思っていても
病気になったらそっちの方がお金かかっちゃいますからね。
何をするにも自分の体が一番大切ですよ!
勇気を出して仕事を辞めた中原が
今笑顔で働けているということがとてもうれしいです。
もちろん私も可愛がってくれた
店長さんには会いに行っていますよ!
お・客・様として!!(笑)
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