外海良基先生の作品JUDGE。
さぁ、最低最悪のデスゲームをはじめよう。
古い裁判所で目を覚ました年も性別もバラバラな男女9人に
理不尽な死のゲームが襲い掛かります。
罪人は黒幕なのか処刑された者なのかそれとも・・・。
衝撃の展開から目が離せません。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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JUDGEのあらすじは?
冒頭はいきなり血と死にゆく人間の悲痛な叫びからはじまります。
しかし次のページから雰囲気は一転、仲良く買い物をするラブラブなカップル・・・と
それになぜか付き添っている少年の和気あいあいとした光景へと変わります。
少年の名前は桜井浩之・・・通称ヒロ
兄である敦也とその彼女である光とは幼馴染です。
光へ恋心を抱いていた浩之ですが二人のラブラブっぷりを見ていると
自身に勝算がないことは火を見るよりも明らか。
しかし光自身からの言動から彼はついにクリスマス当日に
光へ玉砕覚悟で告白をすることを決意します。
しかしその日、光と兄・敦也はクリスマスデートの約束を
していたことを知っていた浩之は敦也に待ち合わせ時間を
一時間ずらしてほしいと光が言っていたと嘘をつきます。
ほんのわずかなで些細な嘘。
それが彼らの運命を大きく変えることとなりました。
![JUDGE](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/EX007560.jpg)
JUDGE
クリスマス当日・・・敦也は長引いた仕事の最中に
交通事故に巻き込まれ死亡してしまいます。
自分が嘘をつかなければ敦也はすでに仕事を終えていたはずで
事故に巻き込まれることはなかった・・・
敦也の死は二年たってからもヒロの心を蝕み続けます。
そんなある日、また例の夢から目覚めたヒロは
自身が見知らぬ古い裁判所に拉致されていることに気が付きます。
その顔には場にそぐわない動物のかぶりもの。
そうして同じようなかぶりものをした人々がそろった時
裁判所内に声が響き渡ります。
「さぁ・・・JUDGE STARTだ」
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JUDGEのネタバレとその後の展開は?
他のかぶりものをした人々から手錠を外してもらうヒロ。
状況を把握する間もなく暗かった部屋にライトが点けられ
怪しいデジタル時計があらわれます。
正しくはそれは時計ではなく12時間からカウントダウンをしているタイマー。
わけのわからない状況の中、彼らは一本のビデオテープを発見します。
ビデオテープを流してみるとそこでようやく
かぶりものを脱ぐように指示される面々。
かぶりものの下からは性別も年齢も様々な8人の男女が現れます。
![JUDGE](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/EX007560.jpg)
JUDGE
さらにビデオではここにいる人物たちは七つの罪をもつものだということ
その人物に贖罪のチャンスを与えると続けます。
セットされているタイマーが0になる度、生贄を一人ささげよ
そうして生き残れるのは8人中4人だと淡々と告げるビデオの中のぬいぐるみ。
こうして互いの罪を裁き合うことを命じられた8人の死のゲームがスタートします。
連れてこられた同じ境遇の人間を互いに裁き合うというデスゲームから
彼らは逃れることができるのか、それとも・・・。
捧げられる生贄、黒幕の正体、デスゲームの目的・・・
衝撃の展開の連続に目が離せません。
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JUDGEの感想は?
書店で表紙をみた瞬間、ものすごく引き込まれたのがこの作品との出会いでした。
愛らしい動物のかぶりものにも関わらずコミックカバーのベースは黒一色で
おおよそほのぼのな内容とは思えない雰囲気。
中身は案の定というかどろどろのデスゲームものでした。
密室、限られた時間、面識のない人間・・・そんな中で毎日
投票により一人を生贄に捧げなければならないという
恐ろしいゲームの参加者にされてしまった主人公たち。
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JUDGE
主人公・ヒロは果敢にそのシステムの抜け道を探したりして奮闘しますが
メンバーの中には非協力的なものもいたり
疑心暗鬼になってしまったりとうまく事が運びません。
いきなりとんでもない状況に身を置かれてしまった人間の反応としては
残念ですがヒロ以外の行動の方がありふれた反応だと思います。
生死をかけたジャッジを迫られたとき人はいったいどうするのか。
このゲームの目的はなんなのかそして彼ら8人の罪とは・・・。
全てのキャラクターの行動、言葉にハラハラドキドキさせられる
最初から最後まで目の離せない作品となっております。
巻数は全6巻と少な目なので手軽に読めますが
実写映画化などもされておりその人気の高さが窺えます。
ただグロいシーンや残酷なシーンも多いのでその点だけお気を付けください。
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