藤田和日郎先生のコミックの、うしおととら。
アニメ化もされた人気作品で、人間と妖怪がタッグを組んで妖怪退治で大活躍。
名台詞などもいろいろあり、最終回では泣かされる感じ・・・。
1度読んでももう1度読みたくなる作品です。
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うしおととらのあらすじは?2人の出会いとは・・・
お寺の住職の息子である蒼月潮は、小さい頃から父に妖怪の存在と、妖怪を倒す槍の話を毎朝されます。
しかし、妖怪のことも槍のことも信じていない潮は、毎朝父とやり合いますが、強すぎる父に勝てません・・・。
ある日、蔵の作業を言いつけられしぶしぶ従う潮は、地面に扉を発見し開けてしまいます――。
うしおととら
そこには500年間閉じ込められていた妖怪が、獣の槍によって壁に縫いつけられていました。
妖怪を解放などする気のない潮は地上に戻るも、たまたま訪れた幼馴染みたちが、解放された妖怪の妖気に集まってきた小妖怪に襲われ、助けることを約束として槍を抜いてしまいます。
途端に潮を攻撃する妖怪でしたが、怒りとともに槍を握りしめると髪が伸び、物凄い力で妖怪を攻撃します。
槍に力が宿った事に恐れをなした妖怪は、小妖怪をやっつけ幼馴染みたちを救います。
そして、妖怪は逃げようとするも、潮はこのまま逃がしたら妖怪の妖気によって他の妖怪がやってくるし、それもお前の責任だと「とら」と名づけ、更にはいつかこの槍で滅ぼしてやると誓います。
一方、とらの方も仕方無く従順したふりをして、いつか潮を食べてやろうと心に誓います。
そこから2人の物語は始まります――。
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うしおととらのネタバレ!獣の槍とはどんなもの?
潮は父のメモによって蔵に行くのですが、そこで地面にあった扉に足を引っ掛け、扉の存在を知らなかった潮は、好奇心からその扉を開けてしまいます。
その出会いから、2人の妖怪退治が始まるのですが――。
潮は自分の母親が生きていることを妖怪に聞かされ、父に問い詰めます。
父は自分で確かめろと、潮を北海道の旭川を目指して旅へ出させます。
潮は色々な妖怪や人たちと戦ったり、分かり合ったりしていきます。
実は、父は光覇明宗という妖怪退治の組織で、「獣の槍」ととらを監視してきたのです。
しかし、今まで他の誰がやっても抜けなかった槍を潮が抜き、とらを解放したことで、光覇明宗からも妖怪からも追われる身となります。
うしおととら
もともと槍はその昔、中国でいくつもの国を滅ぼした残虐無道な妖怪、「白面の者」を倒すために作られた物でした。
槍は使う人間を選び、使ううちにその人の魂を喰らい、獣にしてしまいます。
やがて妖怪と人間が一体となり、白面の者を倒そうと追い詰めますが、9つある大きな尾を2本の柱にさし込みます。
これを抜けば日本国は沈没するため、先頭にいた人間が、白面のものを倒そうとしていた妖怪たちを攻撃せざるを得なくなり、妖怪たちからみたら白面の者を守るような形で、結界をはることになったのです。
その「お役目」が、代々色々な女性に受け継がれていくのです。
そして、現代のお役目が潮の母だったのです。
その後、槍に取りつかれて潮が獣になったり、槍の歴史やとらの歴史が出てきたりして、最終的に人間と妖怪で「白面の者」を倒しに向かい――・・・。
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うしおととらの感想は?結末はどうなるの?
うしおととらは以前から大好きな作品でした。
とにかく真っ直ぐな潮と、恐ろしい妖怪のとらの段々深くなっていく絆に、毎回感動させられました。
しかも、最初の頃はギャグも結構多くて、本当はとても恐ろしいはずのとらのテレビの話や、ハンバーガーのギャグには、可愛くて笑わせられました。
そして、潮が仲良くやれそうだと思ったところで、潮を殺そうと素に戻り攻撃したり裏切ったりしながらも、最後には心が通じる場面はかなり感動します。
「おれは、とらだ。」
と潮のつけた名前を自分で名乗った場面なんて、じんわりと涙が出ました。
作中の登場人物や妖怪たちは、とにかく絵がとても生々しくて良かったです。
特に、感情が絵の中にとても込められていて凄かったです。
うしおととら
個人的には、潮の父が普段はおちゃらけているのに、実際には滅茶苦茶強く凄い人なのも格好良かったし、出てくる女の子がどの子も可愛くて素敵で、潮が大好きなのも切なさありで良かったです。
最後に潮が消えていくとらにこう言い、とらが答え微笑むシーンは、バスタオルなしでは読めませんでした。
「俺を喰うんだろ。」
「もう喰ったさ。腹いっぱいだ。」
他にも獣の槍やとらや潮の母には、かなりのエピソードてんこ盛りで、文字も多くて歴史の勉強をしているようでした。
そして最後には、妖怪の雲外鏡の言葉で幕が降りるのですが・・・。
「人間は土に生まれて土に戻ればもう帰ってこない。
だが、そこから帰ってくる者がいる それが妖怪!!」
この期待たっぷりの台詞に、ウキウキしながら終われました。
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