おいしい銀座のネタバレや感想は？気になる結末はどうなるの？

酒川郁子先生のコミックのおいしい銀座。

 

主人公の斐馬真理は、笑顔だけが取り柄の銀行レディーでしたが、銀行の合併に伴いリストラされてしまった――。

 

再就職先に選んだのはカドヤ百貨店。

 

試し読みしてみるとついつい読み進めたくなり、デパ地下に行きたくなってしまうような作品です。

 

 

 

おいしい銀座のあらすじは？リストラでデパートに就職？

 

火事で父親を失い、母親と生活苦でも明るい真理は、どうにか銀行に勤めることが出来るも、病気で母親も亡くしてしまいました。

 

笑顔だけが唯一の取柄だった真理は、仕事でリストラにあい、目の前にあったカドヤのデパ地下へと行き、子どもの頃の知り合いのパン屋のおじさんの宇野に再会します。

 

カドヤの中途採用の試験の話をきいた真理は、ちょっと変な面接ではあるものの、どうにか採用となりますが――。

 

おいしい銀座

 

しかし、配属された食品売場は売上減少のため、ゼネラルマネージャーの榎木田に、売場の縮小を言い渡されてしまうのです。

 

そして、真理は榎木田に食ってかかるも、2週間以内に有名店舗を出店させられなければ、係長は他部門へ異動させるとも言い渡され・・・。。

 

とにかく皆でやってやろうと立ち上がる真理ですが――。

 

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おいしい銀座のネタバレ！結末はどうなる？

 

銀座の中央通りに面して建つ大型百貨店カドヤは、創業百年を誇る老舗です。

 

周りは経験者の中、全くの未経験の真理は、エレベーターで途中でドアを開けてしまったり、店内放送でマイクが入ったまま雑談してしまったりと、失敗を繰り返します。

 

しかし、そんな真理も食品部門では、ウインナーを子どもの喜ぶように、興味をひくようにうまく手間をかけます。

 

そんな様子をみて指導員も、宇野が真理を推薦した意味がわかってきます。

 

そんな中、フードディレクターの「榎木田 純一」が、食品部の統括責任者(ゼネラルマネージャー)となります。

 

目標4割の売上増加に伴い全面改装をし、不採算部門の生鮮売り場を全面的に無くし、勤務者は異動させ嫌なら辞めてもらうように決めます。

 

それを聞いた真理は榎木田に対して、長い間勤めてくれた人たちに、その言いぐさはないと詰め寄るのです。

 

真理の名札を見て一瞬、榎木田は止まりますが、2週間以内に名店「サンドリアン」の出店ができれば、係長は総務部へ異動させずに残してくれると――。

 

おいしい銀座

 

帰り道、真理は花束を持って歩く榎木田を見つけ追跡すると、着いた場所は病院でした。

 

病室では寝たきりの父親に、自分の命の恩人の娘に出会ったことを報告します。

 

実は20年以上前に、火事の中で榎木田を命懸けで助けたのは、真理の父親だったのです。

 

そして、真理と榎木田は幼なじみでした。

 

次の日から真理は、名店サンドリアンの出店交渉に行きますが、フランス菓子界のワールドカップ「クープ・ド・モンド」賞で、最高金賞を取ったイチゴシューの井口に、今は手一杯だと断られます。

 

イチゴの旬ではないので、イチゴが無いと言うのです。

 

もし、夏のイチゴを見つければOKすると言われて、探すものの見つからず悩んでいた真理ですが、宇野のイチゴ入りのあんパンにヒントを貰い、宇野が使っている宮城の「雷峰」というイチゴを見つけます。

 

サンドリアンの井口は、生産量が少なく手に入りづらい雷峰を、土下座して手に入れた事を見抜きますが、呆れて出店を了承します。

 

そこからどんどん経験を重ねて真理はスキルアップし、カドヤの社長や役員を振ったりするも、バイヤーにまで成長します。

 

バイヤーとは仕入れ担当者のことで、売り場に並ぶものはすべて、バイヤーの手にかかってます。

 

カドヤの実行部隊でもあり、誰もが憧れる仕事。

 

最終的には、榎木田と結婚し婚姻届けにサインをするも、仕事でフランスへと旅立つのです。

 

ただ、おいしい銀座には続編となる、「おいしい銀座 バイヤー真理」があります。

 

バイヤーとして成長した姿や、フランスへ旅立つのはそちらで描かれている感じになります。

 

おいしい銀座を読んだ方はぜひ、続編ともいえるバイヤー真理も読んでほしいですね。

 

別作品となっているので、バイヤー真理から読んでも楽しめる感じになっていますよ。

 

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おいしい銀座の感想は？メロンパンやイチゴシューがおいしそう！

 

文字が多くて読むのが大変でしたが、真理の明るく元気で前向きな姿勢に元気を貰いました。

 

銀行でリストラというのが、不況の世の中に添っていてかなり切なかったです。

 

それでも元気を出そうとする真理の勇気は、凄いなと思いました。

 

おいしい銀座

 

生い立ちが、両親共に死別しているというなんともヘビーで、しかも最初は敵？な榎木田を、父親が命懸けで助けていたのはとてもびっくりでした。

 

しかも、最終的には榎木田と結婚してハッピーエンドだけど、真理だけフランスに行くというのも驚きましたね。

 

他には最初のメロンパンやイチゴシューなどの、食べ物絡みの話が美味しそうでとても好きでした。

 

おいしい銀座に登場のメロンパンやイチゴシューを、食べてみたいと思ったのは私だけでしょうか・・・。

 

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