皆川亮二先生の作品のARMS。
平凡な高校生だった高槻涼の右腕には
金属生命のARMSが目覚めます。
それは地上のどんな兵器も優れているもの・・・。
生きるために守るために戦う涼たち。
力が欲しいならくれてやると力を手に入れた
涼たちのラストとは・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ARMSのあらすじは?
主人公の高槻涼は幼稚園児だった頃に
右手を切断する寸前の大怪我を負います。
しかし奇跡的に無事だった右手は怪我をしても
すぐ治るという異常な回復力を見せるようになります。
高校生になったある日、転校生がやってきます。
新宮隼人というその転校生は左手をギプスで覆っており
涼の右手にしびれを起こさせます。
![ARMS](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/SHK69660.jpg)
ARMS
態度が悪いと屋上に呼び出された隼人を仲裁しようと
追って屋上に行くとそこは地獄絵図になっており
「やり過ぎなんじゃないのか?」と問いかける涼に
隼人はいきなり襲いかかってきます。
涼を特殊な訓練を受けた敵と勘違いした隼人は隠していた左手・・・
刃が生えている人間の手には見えない何かで涼を殺そうとしますが
教師や野次馬が集まって来たことにより逃走しました。
しかし隼人はその夜、幼なじみの赤木カツミをさらって行ってしまいます。
助けに行こうとする涼の前には謎の男たちが現れて・・・。
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ARMSのネタバレとその後の展開は?
カツミを助けに行った涼ですがそこで謎の組織
「エグリゴリ」部隊の男に襲われ
敵ではなかったと知った隼人は涼をかばいます。
そこで涼の右手(ジャバウォック)が覚醒し暴走を起こしますが
なんとか逃げ切ることに成功。
落ち着いた隼人は故郷の村をこのエグリゴリという部隊に
全滅させられており父を「キース」という男に殺されたといいます。
その際に左腕にARMS(ナイト)を移植されたという過去を持ち
涼をそのエグリゴリの一員だと思って殺そうとしたと打ち明けるのです。
![ARMS](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/SHK69660.jpg)
ARMS
また隼人や涼の腕の「ARMS」はナノマシンの集合体で兵器の総称。
ですがそれ以外の詳しいことは何もわかっていないという
情報もくれ同じ境遇のものとして仲間になります。
時を同じくして両手両足にARMSを
移植されたと思われる巴武士が転校してきます。
仲間に引き込もうとする2人でしたが武士は
巻き込まれることを恐れており
味方にすることはできませんでした。
しかしそこにエグリゴリからの刺客が送られてきます。
自ら天才と称する双子の兄弟は武士の妹を人質に取り2人を翻弄します。
なんとか妹を助けようとする2人を見て
武士は勇気を振り絞って戦いに参戦。
しかし騒ぎを大きくしすぎたとそこに「キース・レッド」が現れ
双子の弟のジェフを殺してしまいます。
父の仇のキースを殺そうとした隼人ですが呆気無く撃退され
更には自分にはそんな記憶はないと言われてしまいます。
「もう一度村に行ってみてみるといい」という
言葉により助けた双子の兄のアルやカツミたちと
隼人の故郷「鐙沢村」へと向かう一行でしたが・・・。
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ARMSの感想は?
特殊な能力を持った主人公たちが世界を救う!!
王道少年漫画ストーリーですが練りこまれた設定には驚くばかりです。
涼や隼人たちに移植されたオリジナルARMSと呼ばれる兵器には
それぞれ名前が付いていてまた役割も違います。
オリジナルARMSには「ジャバウォック」「ナイト」
「ホワイトラビット」「クイーンオブハート」など
不思議な国のアリスから取られた名前がつけられており
完全体となると見た目とのギャップがものすごいです。
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ARMS
物語としては幼なじみの赤木カツミがキーパーソンとなり
皆が日常に戻ることを目標として進んでいきます。
実は〇〇だった!!!という伏線・・・どんでん返しもさながら
今日の敵は明日の友ということも多く「兵器の器」「捨て駒」として
扱われがちなキャラクターたちもそれぞれ感情を持って
動いていることが多く描かれています。
また画力もとてもある方で特に戦闘シーンなどは本当に大迫力で
格闘術を使う人物も多いため体の動きが流れるように描かれていたり
見開きを大きく使ったページなど胸が熱くなるものばかりです。
またARMSといえば有名なのが人質に取られたお母さんは
実は超強い傭兵だった(!?)という話と
物語全てを表した簡潔なキャッチコピーですね。
前者についてはぜひ自分の目で確かめてほしいので割愛しますが
このキャッチコピーは本当にARMSの世界観とぴったりで個人的に大好きなものです。
「力が欲しいか?力が欲しいならくれてやる!」
作中でもジャバウォックが涼に対してそう問いかけていますが
この一言が出てきただけで興奮してしまいます。
この作品は読んで損はないと断言できます。
ぜひ読んでみてください!!
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