松本光司先生の作品の彼岸島。
ある日、女の人を連れてやってきた明の兄は
彼女の実家に結婚の申し込みをすると言い残し
そのまま消息を絶ったのでした・・・。
それから2年もの間行方不明・・・。
明の兄がいたのは吸血鬼が棲む彼岸島におり
そこは踏み入れたら生きて還ることはできない
孤島だったのです。
明の兄は無事に還れるのか・・・
そして明の前に現れた謎の美女とはいったい――。
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彼岸島のあらすじは?
とある村の雨の中木の影にたたずむ丸メガネの男。
その前をスーツを着た男が息も荒く走り抜けて行きました。
古民家に入ったスーツの男は鎌を握りしめ何者かから逃げているようです。
休憩したのもつかの間、外から何者かが入り込み
スーツの男を床にたたきつけました。
もう殺られる‥そう思ったそのときです
丸メガネの男が現れ何者かを倒しました。
もう大丈夫だと安心したスーツの男でしたが
腹部に鎌が刺さっておりもう長くは持たないことがわかりました。
そして不思議と丸メガネの男が流す血が
おいしそうに思えることに気づいたのです。
「たぶんあなたは感染したんです。」丸メガネの男は
スーツの男にこの村で起きていることを語りました。
さっきの化け物の血を浴びて傷口から感染したことや
数分で死にその後化け物の仲間として復活すること。
そう、それはまるで吸血鬼のよう・・・。
彼岸島
スーツの男が息を引き取った後、丸メガネの男は
スーツの男の頭をつぶしました。
復活することのないように。
そしてふと地元に残っている弟を思い出します。
後ろに吸血鬼がせまっているとも知らずに‥。
一方丸メガネの弟である明はそれなりの大学に受かり
毎日をなんとなく過ごしていました。
兄が消えたことによって自分はいらない人間なんだと
周りに言われているように感じていたのです。
その日もいつもと同じようにいつものメンバーで遊んでいました。
家に帰り1人悶々としていると外から物音がきこえ
様子を見に行った明は綺麗な女性が倒れているのを見つけました。
彼女の首筋にあるキズを歯型ではないかと考えていると彼女は言いました。
「宮本 明ね。見つけた」
なぜ彼女は明の名前を知っているの・・・?!
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彼岸島のネタバレとその後の展開は?
1巻の始めの数ページは主人公宮本明の兄である
宮本篤の視点で描かれていきます。
その後、主人公である明の視点に切り替わります。
明は謎の女・青山怜に出会ったことによって行方不明の兄篤の消息を知り
篤を助けるために吸血鬼の潜む島である彼岸島へ向かうことをきめます。
彼岸島では吸血鬼達が蔓延り人間は食料として
島の外から連れてこられていました。
明達も食料にされる予定でしたがしぶとく逃げ回り
なんとか逃げ延びることができます。
彼岸島
兄と再会した明は吸血鬼の親玉である雅を倒そうとしますが
あと少しのところで倒すことができませんでした。
その後吸血鬼よりも強い邪鬼や亡者という存在がいることを知り
明はやはり親玉である雅を倒す決意をします。
数々のピンチに遭遇する明とその仲間たち。
果たして明は無事彼岸島を脱出することができるのでしょう・・・?
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彼岸島の感想は?
主人公である明は始めは本当にただの一般人でみんなと同じように
逃げ惑っていたり頼りがいのない男の子といった感じです。
そんな明が彼岸島で吸血鬼に出会ったり兄と再会することによって
徐々に心構えが変わりたくましくなっていきます。
今の自分では吸血鬼にとても敵わないと悟った明は
師匠に修行をさせてもらうことを決意します。
師匠に鍛えられた明は見違えるほどに強くなり心身ともに
立派な男性へと変貌していくのですが話し方にも自信が現れるようになり
もはや別人なのではないか?と思うくらいに変わります。
強くたくましくなった明は雅を倒し彼岸島から無事脱出することを目指すのですが
そこまでの道は険しく戦いの場面では何度もやられそうになります。
彼岸島
描写もなかなかに細かくてハラハラドキドキさせられる
そんなスリリングな戦闘シーンが楽しませてくれます。
サバイバル要素ありホラー要素ありと冒険物が好きな人にとっては
とても楽しめる内容なのではないでしょうか?
男の子が男性へと成長していくそんなところも含めて
読み進めていくにつれて楽しめる作品ですのでぜひ一度読んでみて下さい。
ただしホラーやグロいのが苦手な人には少々注意が必要かもしれません・・・。
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