つかさき有先生の作品の女の心の闇~性-サガ-~。
ねぇ、ちょうだい?
人のものが欲しくて欲しくて堪らない。
そう、小夜子が欲しいのは妹の男・・・
それが小夜子の性・・・。
小夜子の心にある大きな闇。
妹から取った素敵な彼・・・。
いったいどんな結末が待っているのか・・・!?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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女の心の闇 性-サガ-のあらすじは?
手首を切りバスタブにつける女性・・・。
目をつぶり面倒だわ・・・と繰り返す。
もうすぐ美奈が帰ってくる。
私を見つけてあの人に連絡するいつものパターン
何度目のセレモニーかしら・・・。
死ぬ気なんてない、ただの行為・・・
なぜ彼女はこんなことをするのか・・・。
女の心の闇~性-サガ-~
今から1年前・・・。
今度の出張あんた行ってよねと妹の由実に
声をかけたのが姉の小夜子で
旦那とブティックを経営しているようです。
離婚したばかりの妹を煽るように
いい気晴らしになるんじゃないかと言う小夜子。
余計なお世話と言い返す由実に一度言い出したら
聞かないだろうとちょうど現れた小夜子の旦那。
そろそろ先方と顔つなぎしてもいい頃だし
気分転換にもなるだろうから・・・と優しく肩をたたきます。
そんな由実を見てどんくさいんだから・・・と思いながら
男に捨てられるなんてみっともないと冷たい視線を向ける小夜子。
そして学生のころを思い出しながら昔からそう
学習しないんだから・・・とクスリと笑う。
小夜子は人の物を好きになってしまう病気・・・。
そんな性を持っているそのことが招く結末とは――?
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女の心の闇 性-サガ-のネタバレとその後の展開は?
離婚したばかりの由実ですが
その離婚の原因となったのは姉の小夜子・・・。
小夜子は昔から妹の由実の男が好きなのだ・・・。
今回も小夜子から誘って由実の旦那と不倫しその結果
本気になってしまった旦那が離婚を切り出したのです。
今のところこの事はバレていない・・・。
そんな小夜子が娘の美奈を連れて
実家に帰ったとき出会ってしまったのです・・・。
由実の彼の橋口遼太に・・・。
女の心の闇~性-サガ-~
小夜子は一目見て遼太が欲しいと思い
そんな小夜子の気持ちを見透かすように
由実はするどい視線を向けるのでした。
「遼ちゃんは絶対渡さないんだから」
まるで由実の声が聞こえるよう・・・。
でも小夜子はそんなことお構い無しで
今まで滅多に行かなかった実家にその日を境に
毎日のように美奈を連れて帰るようになったのです。
そして遼太と二人きりになったとき
由実のことで相談したいことがあると連絡先を渡しました。
遼太は由実が離婚して実家に戻っていることについての
相談だと思い連絡先を受け取り二人で合う約束を・・・。
でも実際二人で会うと小夜子は初めて見た時から
頭から離れないと遼太に迫り最初は断っていた遼太でしたが
落ちるまで時間はかからなかった・・・。
一度関係を持ってしまうと
由実を裏切っているという罪悪感からの刺激で
二人はさらに燃え上がったのです。
そしていつしか本気になってしまった・・・。
その結果、日常の何もかもが面倒になった小夜子は
店にも顔を出さず美奈のご飯も作らなくなったのです。
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女の心の闇 性-サガ-の結末は?
小夜子の旦那はうすうす勘づきはじめ浮気を疑いました。
そして口喧嘩から暴力、さらには無理矢理のセックス・・・。
小夜子はそれでも遼太に会えることだけを支えにして
耐えていたのでした。
何日かぶりに会うとまるで何年も
会っていなかったかのようにお互いを貪り愛し合う。
そんな日々が2ヶ月ほど続いた頃、小夜子は妊娠したのです。
どちらの子かわからないし
返ってくる言葉は分かっていましたが遼太に相談。
そして中絶という決断をし
病院に付き添ってくれるよう頼むのです。
病院行く朝、小夜子は店に出ると旦那に告げ
店には顔だけ出しそのまま病院に向かいました。
旦那は店に小夜子がいないことに激怒し
由実もまさかと遼太に電話をする・・・。
その夜、小夜子が家に帰るといったいどこに行っていたと
鬼の形相の旦那はこの売女と小夜子を殴ります。
その時、スカートから血がにじむ・・・。
女の心の闇~性-サガ-~
小夜子はお腹の中で赤ちゃんが死んでいた・・・
けれど悲しくて美奈にもあなたにも
秘密にしておきたかったのと謝るのです。
信じた旦那は殴ってしまった頬を
何度も撫でながらごめんと繰り返す・・・。
けれど小夜子の頭のなかは遼太とのことが
バレていなくて良かったということでいっぱい。
体が回復するまで平和が続きましたが
その後はまた逢瀬を重ねる日々・・・。
ついに小夜子の旦那が本気で浮気相手探しを始めました。
見つかったらどんな目に遭わされるかわからないと
小夜子は30万を遼太に渡し身を隠すように言うのでした。
遼太は県外に仕事に行くと由実に告げ
遼太が姿を消してから1ヶ月。
小夜子への連絡はだんだんとなくなっていきます・・・。
逃げ惑う遼太とは対称的に何事もなかったように
平穏な生活を送る小夜子は
あんなに熱くなった気持ちは冷めていって・・・。
そう、いつもと同じ妹の男を摘まみ食いしただけ。
でもついにバレてしまったのです
旦那にも由実にも・・・。
泣きながら怒りをぶつける由実ですが
小夜子は何も反論せず黙って聞いている・・・。
面倒だと私にとってはどうでもいいことなのに。
そして小夜子の手首には傷が刻まれるのです。
もちろん死ぬつもりなんてなくフリだけで
これがこの二人を黙らせる方法・・・。
ただのセレモニー・・・。
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女の心の闇 性-サガ-の感想?
人の男が欲しい・・・それも身近な妹の男が・・・。
それはただ摘まみ食いが楽しいのか
妹を裏切る背徳間やスリルがいいのか。
それとも捨てられる妹を見たいのか・・・。
小夜子の欲望はどこにあったのかはわかりませんが
その結果が死ぬつもりのない自殺未遂を繰り返すということ・・・。
よく考えると怖い話です。
女の心の闇~性-サガ-~
巻頭のページのリストカットしている小夜子だけを見ると
タイトルとパッと結び付きませんでしたが最後まで読むと
納得してしまうようなストーリーでした。
人の男が欲しくなってしまうのは病気だと思います。
そう、小夜子の心にはとてつもなく
大きな闇があるのでしょうね・・・。
でも人のものを盗ると自分の元に
置いておくのはとても難しいんですよね・・・。
つい人の彼を好きになっちゃう人は読んでみてはいかがでしょう。
心にある闇の恐さと一時の感情で
すべてなくしてしまうという不貞の恐さ・・・。
いろいろな恐怖が味わえると思います。
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