なかのゆみ先生の難病について描かれている
難病が教えてくれたこと2 ~あの芸能人が発症した病気~。
「もやもや病」や「若年性パーキンソン病」に
「多発性硬化症」や「ベーチェット病」などの数々。
誰もが発症する可能性のある難病・・・。
泣くと死んでしまうかもしれないという
もやもや病の恐怖・・・。
もしあなたの家族が難病になったらどうしますか?
難病を発症してしまった人たちの感動のストーリー。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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難病が教えてくれたこと2のあらすじは?
小学生の心美は家でリコーダーの練習をしますが
息が苦しくなってしまい上手に吹くことができません。
弟の修人にはへたくそと言われてしまいお母さんにも
息継ぎが下手とかもっとフーッと息を吹いてみたらと
そんな風に言われてしまうのです。
分かっていても上手に吹くことができない心美。
その日の夕飯は五目ラーメンだったのですが
心美は熱い物が苦手だったのです。
ラーメンを食べようとしても熱くてフーフーすると
疲れてしまいボーっとして頭が痛くなって
更にはフラフラしてしまう・・・。
気分が悪くなって大切なウサちゃんのぬいぐるみと一緒に
横になるのですが修人がふざけていてジュースを
ウサちゃんにかけてしまうのでした・・・。
そのウサちゃんはきのうの誕生日に
お父さんからプレゼントしてもらった
大切なぬいぐるみでした。
なのに修人が転んでジュースをかけてしまったことで
ウサちゃんのほっぺにはシミができてしまったのです。
大切な物を汚されてしまい泣きそうになる心美。
更には修人をなぐってしまったことで
お父さんにも怒られて涙が止まらないのです。
泣いたことで頭が痛く声が出なくて苦しい・・・。
そして心美は倒れてしまったのでした――。
顔色がおかしいと履いてよだれもたらしていると
異変を感じて救急車で運ばれますがMRIをして
心美の身体に起きていることが分かったのです。
心美はやっかいな難病を発症していました。
それはもやもや病という不足した血流を確保しようと
周囲の細い血管が発達する病気・・・。
太い血管が徐々に細くなってしまい
タバコの煙のように見えることから
もやもや病と言われているそうです。
もやもや病は日本で初めてみつかった病気で
アジア系民族に多い病気。
原因不明の脳血管の病気で個人差があり
泣くと死んでしまうことも・・・。
全力で走ったりすると苦しくなって立っていられず
熱いラーメンを食べるときにフーフーと大きな息を吹きかけて
失明した子もいると言います。
更にはハーモニカを吹いたりすることで
一時的に手足の動きが悪くなったりすることもあり
ひどい場合は障害が後まで残るものもあると・・・。
そう、心美がリコーダーを吹けなかったのも
熱いラーメンを食べられなかったのも
すべて病気のせいだったのです。
そしてもやもや病を直す薬は存在していません。
子どもでも脳梗塞と同じ症状が出て
命を落とすこともあり興奮すると
かなり重篤な後遺症を残してしまうため
目を離してはいけないと・・・。
心美が普通に生活するためには手術しかありませんが
手術できる医者もすくないと言います。
それからというもの手術をして元気になるまで
音楽も笛やハーモニカはダメで体育も休みに・・・。
音楽も体育も大好きなのに死んじゃうからと
我慢の日々が続くのでした――。
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難病が教えてくれたこと2のネタバレと結末は?
泣いたら死んじゃうと言い苦しくなったら
ビニール袋に口をあてて呼吸することを
お母さんに教えてもらいました。
そしてお母さんに言われた通りに吹く楽器はせずに
タンバリンをやったりマラソンなどは見学し
木陰で本を読んだりしていました。
しかしそんな心美のことをクラスメイト達は
やらなくていいなんてずるいと思うようになるのです。
そして王女様みたいだと消しゴムのカスや
髪の毛などを給食に入れられあまりのひどさに
泣いてしまう心美。
苦しくてビニール袋を口にあてると
気持ち悪いなどと言われ心美は頭が痛く苦しくて
保健室に向かおうとするのですがそのまま倒れてしまい・・・。
倒れた心美を見て本当に病気だったのだと
やっと思ってもらえたのですが心美の病気は
かなり状態が悪くなっていました。
なるべく早く手術をした方がいいと・・・。
夏休み中に手術ができるように腕のいいドクターに
お願いすることになりました。
そして手術の前にクラスメイトに作文を書いた心美。
泣くと死んでしまうことや頭の皮をはいで
頭皮の欠陥を脳の血管につなぐことなど
病気のことや手術のことなど詳しく説明します。
心美の病気のことを理解してくれた友達。
ある日、担任の先生がお休みをし代わりの先生が
音楽の授業を見てくれることになりました。
病気のことを知らなかった先生は
楽器を忘れてきたのかと怒りますがクラスメイトたちは
みんなで心美の病気について先生に説明をしてくれるのです。
夏休みに入ってからの手術も手術をしてくれる先生に
笑顔でよろしくお願いしますと言いました。
そして行われた手術。
8時間もかかった手術でしたが無事に成功し
退院後家に帰ると友たちからのお手紙の山に
たくさんのお花が届いていました。
更には大切にしていたウサちゃんのほっぺにあった
シミがなくなっていたのです。
そう、弟の修人がお小遣いで
クリーニングに出してくれたのです。
そして2学期からはウィッグを付け登校です。
手術によりボーズにしてしまったので
ウィッグを付けていたのです。
でも心美はそんなこと気にしません。
ウィッグを外してボーズ頭を見せ
手術の跡もみんなに見せるのです。
これからも手術をしないといけなくなる日が
来るかもしれませんが心美は大きく成長したのでした。
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難病が教えてくれたこと2の感想は?
弟の修人が心美が大事にしていた
ウサちゃんにシミを付けてしまったことで
難病を発症していることに気が付いた心美。
このことがなければずっと難病を発症していることに
気が付かなかったかもしれません・・・。
もやもや病という病名は聞いたことがありましたが
こんな大変な病気だとは知りませんでした。
子どもなら絶対に授業で行うリコーダーや
ハーモニカが命取りなんて・・・。
熱いものを食べるときにフーフーするのもダメ。
泣いてもダメなんてかわいそすぎです。
心美は後遺症などがでることなく
ほんとラッキーだったと思います。
そして手術も成功してみんなと一緒に
遊ぶこともできるようになって良かったと思います。
まだまだ難病について知らない人が多く
病気とは知らずにしてはいけないことを
させてしまう人もいるでしょう。
この作品を読んで難病について理解してくれる人が増え
更にはこの作品の中で紹介されているような症状があれば
少しでも早く病院に行ってみてほしいと思います。
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