原作を漫画家でもある附田祐斗先生が作画を佐伯俊先生が担当された
学園料理バトル漫画の『食戟のソーマ』。
定食屋の息子・創真が料理の名門校である遠月学園で
幾人もの料理の天才ライバルたちと“食”をかけた
熱いバトルを繰り広げるいわば“学園グルメ・バトル”。
作中で登場する数々の料理はTVやラジオなどに
出演されている料理研究家・森崎友紀さんが
監修されているのでどの品も本当においしそうです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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食戟のソーマのあらすじ!大衆食堂“ゆきひら”の跡取り・幸平創真
主人公の少年・幸平創真は子供のころから
下町の大衆食堂「食事処 ゆきひら」を天才料理人でもある
父・城一郎と二人できり盛りしていた料理人です。
高校へは進学せず食堂を継ぐつもりでいた創真でしたが
ある日のこと父親はしばらくの間“ゆきひら”を閉め
自分は海外へと渡るので創真には料理学校の高校へ行くよう言い残します。
よくあるお料理学校をイメージしていた創真でしたが
受験する先は卒業到達率10%以下の超絶エリート校こと
「遠月茶寮(とおつきさりょう)料理學園」。
そこは日本中のあらゆる料亭や一流レストランの子息
または有名料理人を目指す者が入学を切望するも真の才ある
わずかな者しか入学を許さないまさに超難関校だったのです。
学園の巨大なスケールに驚く創真でしたが
高等部への編入試験に挑むことになりました。
食戟のソーマ
試験のテーマは卵を使った料理でしたが
その審査をする者が薙切(なきり)えりなと知るや
多くの受験生は試験会場から逃げ出してしまいます。
なぜならえりなは“神の舌(ゴットタン)”を持つ者と言われており
彼女に「不味い」と言われてしまうという事は
この先料理人として生きてはいけなくなるからです。
ところがただ一人その場に残った創真は
卵で作った最高のふりかけごはんをえりなへと提供し
彼女を唸らせることに成功するのでした。
ところが何故か創真は「不合格」となり
遠月学園への入学が絶望的となってしまったのですが・・・。
多くのライバルたちと共に新しい料理と味を求めて
悪戦苦闘する料理人・創真が「食戟」という
料理対決を繰り広げてゆく
新感覚グルメ漫画がこの『食戟のソーマ』なのです。
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食戟のソーマのネタバレ!極星寮と遠月十傑評議会
えりなを料理の味で陥落させた創真でしたが彼女の一存により
遠月学園への編入を不合格とされてしまいます。
ところが遠月学園総長でありえりなの祖父・仙左衛門により
創真は遠月学園への編入することが出来たのです。
そして入学式の際に創真は全校生徒の前でこの学園の事を
「踏み台としか思っていない」と発言したことで
多くの敵を作る事になるのでした。
食戟のソーマ
遠月に入学した創真は昔は食に長けた生徒たちにより
栄華を誇った“極星寮”へと入寮します。
そこでは才能がありながらも本番で力を発揮できない少女・田所恵や
何故か事あるごとにフンドシ姿となる美形の先輩・一色彗など
多くの仲間たちと出逢い料理人としての研鑽を重ねる事になるのです。
そして後に創真は父・城一郎が遠月学園の卒業生であることや
自身が使っている寮の部屋が父親が以前使っていた部屋である事
さらに父親が遠月十傑であった事も知る事になります。
遠月十傑とは正式名を“遠月十傑評議会”と言い
学園内における最も高位の料理人である事を示す生徒の階級です。
神の舌を持つとされる1年生の薙切えりなは第十席
極星寮の先輩である2年生の一色彗は第七席であり
後にこの十傑らは物語に大きく係わるようになるのでした。
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食戟のソーマの感想!若き料理人たちが目指す大いなる食の地平
この『食戟のソーマ』は料理や食材のウンチクを兼ねながらも
その一番の魅力は何と言っても料理バトルでの“大逆転”劇ではないでしょうか。
圧倒的に不利な状況で例えば相手がAランクの霜降り牛肉を
材料として使うのに対し創真はスーパーの特売で半額となった牛肉を使い
それを新しい発想や卓越した技術により最高の料理へと昇華させてしまうのです。
また作中では登場人物による創作料理の他にも
元からある郷土料理を新しい一品として高めてみたり
他国の伝統料理なども多数登場しますので
“食”の概念を新しい方向から見直す楽しみ方も出来るでしょう。
食戟のソーマ
そして登場人物も皆が個性的で彼らの生い立ちやその背景を知ると
作品の楽しみ方がより深くなるかと思います。
遠月学園の中で若き料理人らがしのぎを削りあう『食戟のソーマ』。
皆さんもこの作品を読んで創真の料理に舌鼓を打ってみませんか。
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