大森藤ノ先生の人気ラノベ小説
『ダンジョンに出合いを求めるのは間違っているだろうか』の外伝作
ソード・オラトリア。
本編でも人気の美しき剣姫アイズを主人公にした物語。
第一級冒険者の中でも最強とされるアイズですが
彼女がなおも強さを求める理由とは?
迷宮都市オラリオを舞台に、剣姫の神聖譚が今、紡がれます。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ソードオラトリアのあらすじ!美しくも最強の一角と誉れ高い少女
迷宮都市オラリオには「第一級冒険者」と呼ばれる
いわゆる腕に覚えのある“つわもの”らが居ます。
彼らは剣技、魔術、体力、統率力などに優れており
何度も迷宮を探索し下の階まで
足を踏み入れ成果を上げた熟練者でした。
しかしそれゆえ冒険者としては数少ない存在でもあったのです。
そうした「第一級冒険者」の中にありながらも
弱冠16歳のアイズ・ヴァレンシュタインは
“最強の一角”と称されていました。
彼女は剣士でありながら物静かな性格で
金色に輝く長い金髪と白磁の肌に黄金の瞳
さらには神秘的な容貌を兼ね備えた美しい少女です。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
また剣技の見事さやその美しい容姿もあいまって
人々からは「剣姫」や「戦姫」とさえ讃えられていました。
そんなアイズはオラリオでも屈指とされる
探索系ファミリア「ロキ・ファミリア」に所属しており
団長のフィン・ディムナと共に
その中核を担うほどの実力者でもありました。
冒険者内外でもアイズの強さと美貌に憧れる者は多く
本編『ダンまち』の主人公である少年ベル・クラネルも
彼女に憧れを持つそんな1人だったのです。
しかし強さに対し何処までも貪欲な彼女は
放っておけば何時までもダンジョンへと潜り続けるうえ
性格はかなり天然かつ世間知らずでもありました。
この物語は最強と名高い女剣士アイズと
同じロキ神の眷族である仲間との冒険が描かれています。
また本編以上に魅力的な女の子が多数登場しますので
薄暗いダンジョンを華やかに彩り見せてもくれる作品です。
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ソードオラトリアのネタバレ!強さを求めるアイズ
最強との呼び名も高いアイズでしたが今の自分の力には
満足を覚えず貪欲なまでに“強さ”を求め続けます。
時にそれはロキ・ファミリアでの先頭陣形を崩し
団長であるフィンや団員らの母親的存在でもある
副団長リヴェリア・リヨス・アールヴにとっては
頭痛の種でもありました。
何故なら最強を誇るアイズは強さを求めるあまり周囲を
そして自分自身さえも見えなくなっていたからです。
しかし団員の1人であるエルフのレフィーヤ・ウィリディスは
危ないところをアイズに救われた事を切っ掛けに憧れを抱き
一途に彼女を慕うようになります。
また同じく仲間の狼人ことベート・ローガもアイズに対し
気になる素振りも見せますが
鈍感な彼女には全く気付いて貰えていません。
こうして自分の事を気遣う仲間らに囲まれていながら
それでもアイズの強さを求める衝動は
自身でも抑え切る事が出来ないでいたのです。
そのため無茶な戦い方をしては大切な剣を壊し
鍛冶屋から多くの文句と高い支払いを求められてしまうアイズ。
多額の支払額を賄うため仕方がないので
暫くダンジョンに潜ってお金を稼ごうと考えます。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
そんな彼女を放ってはおけない
双子のティオナとティオネのヒリュテ姉妹
そしてレフィーヤ。
以前「カドモスの泉」のクエストを経験した4人の少女は
共に“強くなること”を求める仲間でもあったのです。
ところでアイズは人から自身の両親について
聞かれることを嫌がるふしがあります。
自身の出自と共に両親に何かしらの秘密があるようです。
母親のアリアはアイズと同じ美しい女性で
父親は強く逞しい戦士の姿をした男性でした。
その父親はアイズへ自分はお母さん(妻)がいるから
お前の英雄になれないのだと伝えます。
と同時にこう語りかけてもくれたのです。
「いつか お前だけの英雄にめぐり逢えるといいな」
エアリアルの風を操る彼女はどうやら
精霊の血が流れてもいるようですがその正体は・・・。
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ソードオラトリアの感想!謎と冒険のファンタジー作品
本作は本編『タンまち』の人気キャラことアイズを主人公とし
別の側面からダンジョン探求や迷宮都市オラリオなど
シリーズ作品の世界観を見せてもくれます。
美しく強いアイズはどこか天然が入っていますが
それでも不器用ながらも心やさしい少女です。
そんな彼女は無意識に人々に憧れられ
そして大切にもされています。
ですが身の内に沸き立つ「強さを求める」思い。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
抑える事の出来ないその思いと葛藤する中
彼女は一人の新米冒険者と出会うのです。
それが本編の主人公ベル。
彼に剣技を教えその成長を見守るアイズ。
何時の日か彼女が“自分だけの英雄”に
めぐり逢える事を楽しみにしながら
この『ソードオラトリア』を読んで頂ければと思います。
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