藤崎竜先生の作品の封神演義。
仙人妲己によって支配されている人間界は
民が貧困に苦しめられていました。
仙界は妲己を人間界から追い払うことに決めますが
仙界に戻すつもりもありません。
新たな神界に閉じ込めることにしたのですが
封神の書に記された365人を倒す任を
太公望にさせようと元始天尊は企みます。
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封神演義のあらすじは?
天空に仙人が住み地上には人間が住んでいます。
このお話の人間界の時代は
紀元前16世紀から11世紀まで続いた殷
中国最古の王朝です。
第30代の皇帝は文武両道に長けた名君でしたが
絶世の美女妲己を娶ってから変わり果ててしまいました。
妲己は邪心を持つ仙人で
瞬く間に術をかけ操り人形にしてしまいます。
王朝を手に入れた妲己は仲間を呼び寄せ
悪しき仙人たちによって支配されてしまったのです。
封神演義
ある日のこと。
食べるものをなくした民の中から
餓死する者たちが続出しはじめます。
見かねた家臣が皇帝に意を決して進言しますが
妲己はその家臣の言葉を鼻で笑ってしまいます。
すべての根源はこの女、妲己が王朝に来てから・・・
家臣は渾身の力で妲己を始末しようとしますが
返り討ちにあってしまいます。
ますます国は衰退し民は重い税を課せられ
貧困のどん底を強いられてしまうのです。
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封神演義のネタバレとその後の展開は?
一方、そのころの仙界では
太公望が元始天尊に呼ばれていました。
太公望は天尊の一番弟子に修業はどうかと訊ねますが
太公望はシレッと嘘をつきます。
当然、その嘘はすぐにバレてしまい
修業の瞑想といいながら居眠りをしていることなどを
指摘されてしまいます。
そんな説教中にも太公望は居眠りをしてしまい
天尊に仙人になりたくはないのかと意思確認をされます。
太公望は仙人になることが
第一希望であることを告げますが
その返答に天尊は大きな溜息を吐きます。
天尊は太公望に仙人としての質を認めていたのですが
当の本人にその意思を感じることができずにいたのです。
嘆く天尊・・・。
しかし太公望はそんな師匠の愁いなど気にすることなく
人間界が悪化していく様を
このままにしていてよいのかと疑問をなげかけます。
そのことが気になって
修行に身が入らないと彼は言うのです。
それならばと天尊は太公望のための
特別メニューを用意します。
封神演義
天尊は太公望に封神の書を預けます。
天尊とて妲己の素行を放っておいてよいとは
思っていませんでした。
三千年ぶりに三大仙人会の会議を開き
妲己の件をどうするかを話し合ってばかりでした。
人間界から追放するが仙界に戻すこともしない
それが会議で決定されたのでした。
仙界と人間界の間に神界を新たに作り
そこに封じ込めるということになりました。
封神の書にはその神界に封じ込める者たちの
名前が書かれており
太公望にはそこに記されている365人を
倒してきてほしいというのです。
ところが太公望は即答でこの依頼を断ります。
あれこれ理由をつけて断る太公望に
もし断るというなら破門にすると宣言。
さすがの太公望も破門は想定外の展開・・・
数日考えさせてほしいと
この話は一旦ここまでとなります。
去っていく太公望を見送る天尊は
太公望はこの依頼を受けると確信しているのです。
太公望にはそうしなくてはならない因縁があるからなのです。
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封神演義の感想は?
悪行の限りを尽くし人々を苦しめる仙人の妲己。
彼女を封じ込めるため太公望は
封神の書に記された365人を倒す旅にでます。
仙界には三大仙人と呼ばれる方々おり
太公望の師匠はその三大仙人の1人、元始天尊です。
偉い仙人がサクッと妲己を封じ込めてしまえばいい・・・
太公望も同じ趣旨を作品の中で言っていますが
それをしてしまっては漫画が続かないと呟く元始天尊。
封神演義
仙人になりきっていない太公望に
その仕事をさせることで
漫画を続けようという趣向のようです。
――となると手っ取り早くサクッと
365人を倒すことなんて無理でしょう。
太公望の苦難もきっとあるでしょう。
太公望の成長がそのまま物語の展開になる本作は
冒険とファンタジーが好きな方ならきっと楽しめると思います。
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