藤田麻貴先生の作品のコハルノオト。
働き者の小春にはその性分ゆえに
職場の人を解雇に追い込んでしまう
苦い失敗を経験していました。
しかし新しい雇い主の南方慧は小春に非はないといいます。
その言葉で救われた小春なのですが
慧には不思議な雰囲気があって・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
【コハルノオト】を無料で読む方法!
U-NEXTに登録するともらえる600円分のポイントを使えば
コハルノオトや最新作などが無料で読めちゃいます!
①70誌以上の雑誌や映画やドラマにアニメが31日間無料で見放題!
②最新作など電子書籍に使えるポイントが600円分プレゼント!
③さらに電子書籍や映像作品に使えるポイントが毎月1,200円分ももらえちゃう!
コハルノオトのあらすじは?
バイト希望の連絡を入れその場所に向かった室田小春は
南方慧に即決採用されその日から働くことになります。
履歴書を見ることなく人を見る目はあると豪語する慧。
その言葉を受けた小春は喜ぶべきなのか悩みましたが
案内された仕事場の現状を目の当たりにすると
そんなことを悩んでいられる場合ではありませんでした。
小春は働くことが好きでした。
コハルノオト
雇用主は小春のことを前面に信じ任せ
小春にとってもやりがいを感じられる
仕事内容だったのです。
この現状は小春にとって天国のようにも思えたのでした。
そんな小春の働きぶりを見ていた慧は
彼女が片付けてくれたキッチンで
自らお茶の用意をします。
雇用主が雇人に対しお茶を入れるという状況に
恐縮してしまった小春は熱い茶をほぼ一気飲みし
そして休む間もなく仕事に戻ろうとします。
すると慧は小春を引き留め話をしようと誘うのでした。
サイト内より【コハルノオト】と検索。
コハルノオトのネタバレとその後の展開は?
雇用主に話があるといわれた小春は
なにかヘマでもしたのかと
マイナス的な思考に陥ります。
仕事の速さを褒められても雑なところがあったのかと疑い
それを聞いた慧は満足しているから
もう少しゆとりをもってくれてもいいくらいだと
彼女の働きぶりを改めて褒めます。
しかし小春には以前もこれと似たような経験をしており
それで失敗をしていました。
小春の仕事ぶりが良すぎたおかげで
ほかの従業員全員がクビになってしまった・・・
ということがありました。
それがきっかけとなり居づらくなった小春は
その仕事を辞めてしまいます。
その話を慧にすると凄いことだと褒めますが
クビにしてしまったほかの従業員のことを思うと
喜べない小春です。
ところが慧の考えは違っていました。
楽することを優先してしまった
結果の解雇なのだというのです。
働き者の小春に非はないときっぱり。
言われた小春は慧の言葉に
救われたような気持になります。
コハルノオト
それはまるで小春が求めていた
答えを言ってくれたような心の中を読まれたような
そんな感じにも捉えることができる感覚・・・。
そんな感覚を抱かせてしまったことを
不快に思うだろうかと疑心する慧の言葉ですが
小春はそんなことを思っていませんでした。
すると慧は鼻を近づけ小春の香りを嗅ぎます。
ある程度憶測をつけますが
断言できそうな決め手に欠けていたので
なんの香りをつけているのかと訊ねます。
その問いに何もつけていない小春は
汗臭いと思われたと焦ります。
慧はそんな小春にとても好ましいと返すので
小春はさらに困惑してしまうのでした。
サイト内より【コハルノオト】と検索。
コハルノオトの感想は?
仕事が早く働き者の小春は
彼女のこの性分のせいで数人の従業員を一度に
クビにしてしまうという経験をしてしまいます。
数人雇うより小春1人で十分との判断からでしたが
クビになった人のことを思うと
素直に喜ぶこともできず
次第に居づらくなって辞めてしまいます。
その後、職探しをして南方慧に雇われるのですが
数人分の仕事を1人で片付けてしまえる能力っていったい・・・。
コハルノオト
だからって全員解雇って?
――とやや非現実的な設定を持つ主人公です。
そのこともありやや気持ちがネガティブなので
主人公に感情移入するのは難しそうですが
その分、南方慧というとても不思議な男性の登場により
小春が成長していくだろうと予想できます。
2人の関係がどう変化していくのも気になるところ。
仕事や人間関係に悩んでいるときに読むと
慧の言葉に救われたような気持になると思います。
サイト内より【コハルノオト】と検索。