刑部真芯先生の作品の囚 愛玩少女。
明治時代の異人との混血児して生まれた少女は
女衒の市で売られていたところを貴族の青年の紫蓮に買われます。
少女は“真珠”と名付けられると紫蓮の調教や愛撫により
その幼い身体や心さえも徐々に囚われていくようになるのでした。
無垢で愛らしい少女と彼女を溺愛する青年とが織り成す
陵辱とエロスに満ちた愛の形。
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囚 愛玩少女のあらすじ!少女は美しい檻に囚われる
舞台は明治時代の日本。
子爵の家柄である高間原紫蓮は
度重なる見合いの話に辟易していました。
そんな折り友人である伯爵家の黒栖聖に
気分転換として市場に誘われます。
そこでは刀剣など雑多な物と一緒に違法とされた
女衒の競りも行われており年端もいかない娘たちに混じりながら
薄汚れた混血少女も売られていました。
紫蓮は衝動的に少女を高額で競り落とすと
黒栖の制止を振り切り屋敷へ連れ帰えるのです。
そして汚れていたその身体や身なりを整えると
美しい姿となった名もない少女へ“真珠”と名付けます。
囚 愛玩少女
さらに高価な洋服や贅沢な生活を与えると紫蓮は幼い真珠を
“しつけ”や“愛撫”により自分の思い通りに育てるのでした。
5年後、紫蓮の手により真珠は美しい少女へと育ちます。
その間も毎夜繰り返される紫蓮の愛撫により
幼い身体は従順に男の手に応えるようになっていました。
ですが屋敷の奥にある部屋で
真珠は自分とよく似た人形を見つけます。
その人形の正体を知りたい真珠は
黒栖に誘われるまま彼の屋敷を訪ねるのでした。
ですが美しさと魅力を備え持つようになった真珠に
興味を抱く黒栖は自分が与える愛撫に反応しながらも
まだ汚されてはいない無垢な身体であることに驚きます。
その時、真珠を救いに紫蓮が現れるのでした。
嫉妬に狂った紫蓮は彼女を罵りながら今まで抑えていた
その劣情のままに真珠を犯してしまいます。
調教という名の愛の“檻”に閉じ込められてしまった真珠と
その真珠に溺れている自分を認められず彼女を“玩具”と貶め抗う紫蓮。
多くのすれ違いや思いの届かなさで紫蓮と真珠は互いに思い合いながらも
自身の本当の感情に気付かぬまま傷付け合ってしまいます。
さらに時代や運命にさえ翻弄されてしまう
そんな切なく不器用な2人の狂おしいほどの愛の物語。
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囚 愛玩少女のネタバレ!愛と言う名の調教
紫蓮に買われ屋敷に連れて行かれた真珠でしたが
そこで幼い彼女は愛撫と言う名の調教を受けます。
そうした行為を何度も繰り返しているうちに
真珠はその行為を悪いものではなく自分も気持ちがよくなれ
紫蓮も喜ぶ良いものだと思っていたのです。
なので黒栖に犯されそうになった時にも素直に感じ
奉仕をしていましたがそれ以上の行為を知らないでいた真珠は
身体の奥を暴かれそうになり怯えてしまうのでした。
ですが助けに来た紫蓮は自分が真珠の身体を
そうさせてしまいながらも他人の手により
感じてしまった真珠に苛立ち咎めさえします。
そうして真珠を慰み者にするつもりのなかった紫蓮でしたが
黒栖への嫉妬を抑えることが出来なくなると
ついに真珠の処女を奪ってしまうのでした。
囚 愛玩少女
真珠は屋敷の奥にある人形と自身が似ていることで
紫蓮は自分を愛しているわけではなく人形の代わりなのだと悲しみます。
一方紫蓮は何度真珠と身体を繋げようとも
心は繋がれていないのだと思い悩むのです。
真珠は紫蓮のもとから逃げ出し行き倒れていたところを
廓の女郎に拾われますが紫蓮が大金を払い真珠を連れ戻します。
その後も紫蓮による真珠への“調教”は続き
紫蓮の仕打ちや優しさに一喜一憂を繰り返す真珠でした。
そんなレイプまがいの調教の日々の中
母親を亡くしながらも心は紫蓮で満たされていた真珠は
初潮を迎え大人の身体になるのです。
そんな真珠を自分の傍に居ては不幸にすると
紫蓮は彼女を手放すことにします。
ですが社交界にデビューした真珠の姿を見た紫蓮は
真珠への思いを断ち切れずにいた自分に気付くのです。
また真珠も自身の紫蓮への思いを募らせていました。
真珠への思いを断ち切るためしいては貴族である家のためにと
紫蓮は幼馴染でもあった菱沼まどかとの婚約を決心します。
そのことにショックを受け自殺未遂をした真珠に
紫蓮はようやく自身の気持ちを伝えると
まどかとの婚約を破棄してしまうのでした。
ですが家柄のしがらみや父親からそして
真珠から離れるためにと突如紫蓮は出征してしまいます。
こうして今生では共に有ることが叶わなかった真珠と紫蓮でしたが
2人の物語は「禁断シリーズ」の萌子と毬也へと引き継がれるのです。
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囚 愛玩少女の感想!真珠と紫蓮
女衒で売られていたり廓で女郎にされた時も
何時も真珠を救ってくれたのは紫蓮でした。
また異国人の血が流れる真珠は無頼者により攫われかけたりもし
彼女は自身の姿や境遇の所為で何度も翻弄されてしまいます。
またそんな真珠にとって唯一の心の支えである紫蓮でしたが
彼も彼なりに真珠の思いや幸せは自分ではないと思っていたようです。
とはいえこの2人の感情のすれ違いは
多分にその育った境遇に関係するのかもしれません。
囚 愛玩少女
異人との間に産まれた真珠は母親に愛されず女衒で売られてしまいます。
裕福な家庭で育った紫蓮も母親は男の自分ではなく
女の子どもが欲しかったのだと“真珠に似た”人形だけを愛し
父親も紫蓮を愛そうとはしませんでした。
こうして愛されずに育った子どもたちは互いに愛し合いながらも
「自分は相手に愛されていない」と相手の思いを
信じることが出来ずにいたのかもしれません。
時代や家柄さらに互いの立場の所為もあり愛し合いながらも
本当の意味で結ばれることの無かった真珠と紫蓮。
『囚 愛玩少女』はそんな不器用な2人の
だけれども純粋な愛が描かれた作品なのです。
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