この星のぬくもりのネタバレや結末!感想やあらすじのまとめ

konohoshinonukumori

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曽根富美子先生のコミックである
この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界。

 

可愛い題名とは裏腹に内容は結構ハード…。

 

自閉症の作者の実体験なのですが
いじめや周囲の無理解に晒される辛い少女時代。

 

自閉症の方が見ている景色が具体的に書かれているのが新鮮です。

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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この星のぬくもりのあらすじ!愛里は自閉症?

 

赤ちゃんの頃は手のかからない子と思われており
オムツが濡れてもおなかが空いても泣く事もなく
目は遠くを見つめるばかり…。

 

おっぱいの吸い付きが悪い事だけが
悩みの種くらいに思われてきたのでした。

 

35歳で初産だった母は特に不思議にも思わずに育てるのですが
周囲の同年代の赤ちゃんが母親を求めて甘えたり
泣いたり騒いだりと自己主張をするのを目の当たりにして
さすがにこれはおかしいと感じ始めます。

 

特に母親を認識していないかのような素振りに
耳の障害を疑ったりもするのですが結果は異常なし。

 

やがてハイハイから独り歩きができるようになると
とたんに手がつけられなくなる愛里。

 

家じゅうに落書きをしたかと思えば突然走りだすは
家の障子や新聞、本等を片っ端から破りまくったり。

 

そうかと思えば座ってぼうっとしていたり。

 

そんな時は軽く触れるだけで大声で叫び怒って暴れだすので
母親は何故怒っているのかも判らず途方にくれるのでした。

 

この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界
この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界

 

愛里にしてみれば癇癪を起こす理由はちゃんとあるのです。

 

自閉症は視覚、聴覚等の情報を脳で処理する事に障害がある為
人と物の区別さえできません。

 

まして母親などという認識もありません。

 

全ては自分の前を通り過ぎる景色の一部なのでした。

 

そんな中、愛里がお気に入りの「私の世界」がありました。

 

自分の周りをお気に入りの物でいっぱいにして
ぼんやりしていると物の色がユラユラと溶けあって
自分の身体も一緒になるような感覚。

 

それが「私の世界」。

 

そこはとても心地よくて一番リラックスできる時なのです。

 

それを不意に触れられたり声をかけたりされると
せっかくの「わたしの世界」が粉々に壊されてしまいます。

 

だからそれに対して怒りと恐怖を感じて暴れてしまうのでした。

 

集団生活に溶け込めずルールがある事さえ
認識できていない愛里は問題児でした。

 

愛里にとって子どもたちの中で過ごす時間はただ騒がしく
いきなり背中を叩かれたり目の前に顔が現れたりと驚く事ばかりで
酷く苦痛だったのでいつも逃げ出しては職員を困らせていました。

 

その反面ローマ字をいち早く覚えたりと
抜群の記憶力で周囲を驚かせる一面もありました。

 

その後ようやく自閉症と診断されるのですが
当時は世間ではまだ自閉症に対する認識は低く教育者でさえ
対応には試行錯誤している時代でしたから
適切な対応をしてくれる場所もほとんどなく
そんな中で愛里はずっと彷徨う事になります。

 

愛里の特性を理解して導いてくれた
療育所のヒラメ先生とは転勤に伴ってお別れ。

 

転勤先の幼稚園では集団行動を強要する事によって
自閉症児を治療していると豪語していて力づくで強制的に走らせ
行進させ抵抗しなくなるまで抱きしめる事を勧めます。

 

愛里は自由を奪われ強制され逃げられない恐怖を味わい
力づくではかなわないと諦める事だけを覚えます。

 

そしてパニックを起こさないように常に緊張して
モヤモヤを抱えながら徐々に憔悴していきます。

 

そんな中、他の園児にからかわれついにパニックを起こしてしまい
そばにあった石を手当たり次第投げて園児に怪我をさせてしまいます。

 

そんな時、母親は初めて愛里の辛さを知り
「ママに全部ぶつけなさい」と愛里を抱きしめます。

 

愛里はこの時初めて母のぬくもりを知るのでした。

 

小学生になった愛里は相変わらず「変な子」と呼ばれますが
成績は飛びぬけて良いので障害があるとは誰も気づきません。

 

子どもたちは皆、愛里をいじめるようになります。

 

それも教師に見つからないように巧妙に。

 

教師が見かけるのは愛里がやられた仕返しをしているところばかりで
愛里が訳もなく暴れてみんなをいじめているとみなされてしまいます。

 

「理由を説明しなさい」と言われても
人間関係の機微を知らない愛里にはできません。

 

いじめは中学や高校まで続きついには精魂尽き果てて
高校を中退し引きこもり疲れ切った愛里は毎日眠り続けるのです。

 

でもその後、愛里に思いがけない転機が訪れる事になるのでした――。

 

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この星のぬくもりのネタバレやその後の展開は?

 

愛里が引きこもり今までの疲れを癒すかのように眠っていた間
両親も疲れきっていましたが焦る事はしませんでした。

 

やがて「いじめ」が社会問題となり
多くの報道がされるようになります。

 

自閉症に関しても研究が進んで施設が増え
学校の対応も柔軟なものになってきました。

 

いつしか愛里はいじめなどの記事に出会うと
自分の考えを投書するようになりました。

 

この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界
この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界

 

そんなとき書店である本に出会います。

 

「自閉症だったわたしへ」

 

その本を読んだ愛里は同じ境遇のその作者に共感し
感銘をうけるのですがあるとき新聞の書評欄に
「自閉症は母親の虐待の結果」という
間違った内容が書かれているのを見て愕然とします。

 

間違った認識が世間に広がるのを恐れた愛里は
反論を新聞社に送ります。

 

それはすぐに新聞に掲載され読者から多くの手紙が寄せられます。

 

「自閉症だったわたしへ」の作者とも手紙のやりとりができるようになり
そしてついには愛里にも本を書いて欲しいとの依頼が舞い込みます。

 

それは自身の少女時代の回想を一冊の本として出版され
それによって医療や療育関係者や他の自閉症の人や家族
自閉症の特性を生かして活躍している人々とも交流が始まります。

 

もう愛里も愛里の両親も孤独ではありません。

 

いろいろな人が自閉症を理解してくれようとしています。

 

愛里も自分の道を歩き出そうとしています。

 

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この星のぬくもりの感想は?

 

暖かな内容を連想させる題名とは裏腹にかなりハードな内容。

 

少女時代から高校中退までいじめがやむ事は無く
無理解な大人が更に拍車をかけます。

 

いじめられていても説明できないもどかしさ
なまじ成績が良い為に障害を持っていると
理解して貰えない切なさに胸が痛くなります。

 

この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界
この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界

 

現在では自閉症の研究も進んでおり
施設も増えて世間の理解も高くなっていますが
作者が少女時代を過ごした頃はまだ無理解な人が大半でした。

 

自閉症への正しい知識があれば
決して犯さなかったであろう間違いの数々。

 

集団行動を勧めた幼稚園も決して悪意は無く
正しいと信じての対応だったのでしょう。

 

不幸な結果に終わってしまいましたが責める事はできません。

 

全ては無理解からくる事だったのですが
無理解からきたとはいえ子どもたちのいじめの陰湿な事。

 

人ってここまで残酷になれるのだと思うと恐ろしくなります。

 

自閉症の障害を持つ本人が口を開く事によって
初めて明かされる真実がここにあります。

 

今まで知られる事の無かった自閉症児本人の言葉。

 

それだけに彼女の存在は貴重です。

 

自閉症の方ってこんな風に景色が
見えるのだという事が判ってとても新鮮でした。

 

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