カルロ・ゼン先生・原作、東條チカ先生先生・漫画の作品の幼女戦記。
2つの世界大戦が混在したかのような状況下。
どこかヨーロッパにも似た異世界へ神と名乗る「存在X」により
幼女へと転生させられた日本のサラリーマン。
その幼女ことターニャ・デグレチャフとは
白い肌と金髪碧眼を併せ持つ美しい少女の姿をしているも
わずか9歳で帝国軍の航空魔導師士官の少尉。
どの兵士らよりも勇猛果敢に戦場を駆けるその姿は
「戦場の妖精」と讃えられると共に
「ラインの悪魔」とも称されてもいたのです。
硝煙と魔道が交差する世界でその才を用いて
自身のためだけに戦う“幼女の皮をかぶった化物”の物語。
アニメ化もされ話題をさらった
斬新かつ魅力あふれる戦記ファンタジー。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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幼女戦記のあらすじ!人間性の狂ったサラリーマンの転生と末路
舞台は大戦下のヨーロッパにも似た異世界。
帝国軍人と戦いに身を投じていた幼女は自身の過去を語ります。
――西暦2013年。
東京のエリートサラリーマンとして働いていた“彼”は
会社でリストラ担当をしながら
相手を見下す歪んだ性格の人物でした。
そんなサラリーマンの彼はある日、リストラした相手に
線路に落とされ轢死してしまいます。
ところが次の瞬間、彼は不思議な空間で自身を
「創造主=神」と名乗る「存在X」と対峙していたのです。
幼女戦記
人間性に難があり解脱や涅槃さえ望まないどころか神を前にしても
信仰心のかけらすらない示さないサラリーマンの彼。
神は怒り、彼を今までとは真逆の非科学的な世界で
女に生まれ戦争を知り
追い詰められる人生を与えたのでした。
こうして異世界に女の赤ん坊として“転生”した彼は
ターニャ・デグレチャフと名付けられ孤児として育ちます。
ターニャは転生前に否定していた“奇跡の力”である
魔法の才能に優れそのため幼いながら
軍人として最前線で戦うことになるのです。
元・エリートサラリーマンが転生し幼女の姿を借りながら
その才能を遺憾なく発揮する新感覚異世界戦記。
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幼女戦記のネタバレ!苦難な境遇に転生してようと考えや生き方を改めず
天才と並べず努力は秀才に及ばずそして人格は歪んだ主人公は
自分より劣る者を見下し生きてきました。
それでもレール通りに生きられ
人生はまずまず順風満帆だと思っていた矢先
リストラを言い渡した社員から恨みを買い
殺されてしまうのです。
こうした酷く人間性の腐った主人公に対し
創造主だと名乗る存在Xは悔い改める道を示唆します。
ですが主である存在と悪魔かと返し
全ての説得を自身のルールを用いて反論。
そのため主人公である彼は主である
神の力により「悔い改める」ため
今までの生き方や倫理観とは真逆の
性と境遇を与えられてしまうのです。
幼女戦記
大人のサラリーマンであった彼は小さく美しい幼女に
安全が約束された日本から戦争真っ只中の異世界に。
そして奇跡である“神”の存在を信じない彼を
奇跡の形である魔法使いに。
ところが魔力を持つ幼女として生きることになった彼は
劣悪な戦場の中にあってもその考えを改めるどころか
反対にその場所で徐々に頭角を現しても行くのです。
神の力を行使する愛らしい少女の皮を被ったその下は
信仰心など微塵も持たない男の腐った魂が隠れているのでした。
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幼女戦記の感想!異色のサラリーマン転生物語
今までの異世界転生ものは平凡な少年が
事故か何かに巻き込まれ転生し辿り着いた異世界で活躍し
人々を救うパターンが主流でした。
ところがこの『幼女戦記』の主人公は
世界や人々などどうでもよくただ自分が生き残り
快適な生活がしたいがために戦っているのです。
その故味方が死のうが生きようがどうでもよく
ただ昇進に係わるからと部下を“死なせない”ようにするのみ。
強い魔力を与えられますがその力を発動する際にも
主への祈りを口にしながらそれは恩恵への感謝ではなく
ただ自分へと与えられた力への手続きでしかありません。
幼女戦記
つまり幼女へと転生させられても全く悔い改めるどころか
反対にサラリーマンとしての勤勉性や
以前は持たなかった上昇思考そして趣味であった
戦術知識を結果として存分に生かせるようにもなったのです。
凛々しく可憐な幼女の姿でありながら
その内に秘められた主人公のゲスさとのギャップには
いっそ清々しくも感じてしまうことでしょう。
そんな娯楽性の高い『幼女戦記』。
皆さんも可愛くゲスな幼女・ターニャの活躍を楽しんでください。
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