熊岡冬夕先生の作品の花君と恋する私。
真面目な委員長と停学男子との胸キュン物語。
クラス委員長の坂下七世は真面目で
しっかり者ではあるけれどちょっと抜けてる女子高生。
そんな彼女はある日、男子に告白され困っていたところを
停学中だったクラスメイトの男子・花大好に助けられます。
初めは怖いと思っていた花だったのに
徐々に彼へと惹かれてしまう七世。
すれ違い、かん違い、そして恋敵など様々なハードルを
乗り越えながら前に進む春と七世の胸キュン物語。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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花君と恋する私のあらすじ!気になる春君と七世の不器用だけどピュアな恋
高校1年の坂下七世は担任のこまりちゃんから
絶大な信頼を得るほど真面目なクラス委員長。
そんな七世のクラスメイトの男子・花君こと大好は
先日校内で他生徒への暴力をふるって停学となっていました。
とはいえ自宅謹慎ではなく停学中も校内の隔離部屋に呼出され
勉強や校庭での走り込みをさせられるのでした。
クラスでも浮いている花君を七世は何かとはなしに気にかけながらも
「コワイ」イメージが伴い関わらないようにと考えます。
ところが隔離部屋から脱走する花君とバッタリ出逢ってしまった七世。
花君と恋する私
「ちくったらコロス」と脅されびびりまくるも
七世は花が落としたであろう小さな箱を拾います。
しかし七世は何度フっても諦めず4度目もひつこく迫る男子に
困惑していた所を春に救われ何故か恋愛相談を受けるのです。
その時笑った春の笑顔の無邪気さに少しだけ心がざわめく七世。
教室に戻ると謹慎中の春の机がプリントでギッシリなのに気づき
七世が片付けていると担任のこまりから
もうじき戻る春を温かく迎えてくれと頼まれます。
春について話している中、七世はふと春が落としたであろう
箱の事を思い出し届けに行くと春は捨てといてと頼むのです。
どうやらその箱には春にとって大事な何かが入っているようですが・・・。
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花君と恋する私のネタバレ!春の初恋と七世の恋
昔から成績優秀な七世は高校もそれなりに
偏差値の高い今の学校へと入学しました。
一方の春はと言えば決して頭が悪い訳ではないようですが
あまり勉強をしない所為でさほど成績は優秀ではありません。
そんな彼がどうして七世と同じ偏差値の高校へと
入学出来たのかと言えばそれはひとえに
担任であるこまりのためだったのです。
実はこまりと花は従姉弟の関係で幼いころから
春はこまりへと淡い思いを抱いてもいました。
なので春はこまりが居る高校目指して必死で受験勉強をしたのです。
そして隔離部屋から花が脱走した際落とした箱は
こまりの誕生日プレゼントであり
それを誕生日の当日に渡そうとして脱走したのでした。
花君と恋する私
ですがこまりは結婚が決まっており
花の思いは届かぬ初恋として終わりを告げます。
ところで七世と春はお互い高校で初めて会ったと思っていましたが
実は幼い頃に2人は出逢っていたのです。
こちらは番外編となりますが幼いころにバーベキューで
こまりが来ると知った春でしたが周囲の大人の冷やかしに
意地を張りこまりと会えずに終わります。
思わず家出をしそうになる春でしたが
迷子になっていた幼い七世に道案内をしてあげたのです。
実が2人の出会いは運命的であった事が伺える
そんなほっこりするようなエピソードですね。
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花君と恋する私の感想!不器用で未熟な2人の等身大な恋愛
この『春君と恋する私』は等身大の高校生らが自分の気持ちや恋愛に
向き合おうと一生懸命に頑張る物語だと思います。
まだまだ恋愛経験が浅い2人なので何度でも間違ったり
距離を置いた利を繰り返すのですがそうしたミスや
経験を乗り越える度にその絆は強くなってゆくのです。
ちょっとコワくって不良っぽい春が七世のために自分を
変えようとしますし七世も春のために強くなろうと頑張ります。
とは言ってもやっぱり躓いて勘違いして
相手を信じ切れずに傷つけてしまう事もしばしば。
なので読んでいる私たちは思わず
漫画の未熟な2人に対してエールを送ってしまうでしょう。
花君と恋する私
また胸キュン要素も一杯です。
何時もそっけなく怖いイメージの春なのに
時折見せる可愛くやさしい笑顔や仕草に
女性なら思わずキュンとすること請け合い。
七世の三つ編みの片方がほどけた瞬間
勿体ないからと慌ててほどけそうな三つ編みを抑えるなど
教室でナチュラルにやってしまう春には
クラスメイト以上に読んでいる私たちが照れてしまいます。
そんな七世と春の物語を是非とも
コミックスで見守ってあげて下さいね。
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花君と恋する私の2巻のネタバレ!
クラスの問題児・花君のことを好きだと自覚した
委員長で優等生の坂下七世。
でも花君はこまり先生のことが好き。
ひょんなことから七世がこまり先生に
花君の落とし物である
こまり先生にあげるつもりだったプレゼントを
「私の好きな人の物」と説明しているところを
花君に聞かれてしまいます。
自分の気持ちが花君にばれてしまったかもと
そう焦る七世でしたが
花君の態度はいつもと変わらず安心する七世。
しかし後日、花君から七世が持っている
花君の落し物を返してほしいと言われます。
「オレこまりのこと好きなんだ」
そう七世に伝える花君。
花君が七世の気持ちに気づいていることに
七世もまた気づきますが
やはり花君への思いを止められないのでした。
体育祭で七世は花君をリレーの選手に推薦します。
見事1位を獲得しがんばった花君。
こまり先生にほめられて
嬉しそうに笑う花君を見て
七世は花君が本当にこまり先生のことが
好きだということを改めて感じ
そんな花君をまた好きになってしまうと
自分の気持ちを深くしていきます。
そんなときこまり先生が結婚するという噂が――。
七世は花君の気持ちが心配になり
放課後花君を探します。
一方、花君はこまり先生のもとへ。
結婚祝いだといって花君の落し物
以前渡せなかったプレゼントを
こまり先生へ渡します。
一度はおめでとうと伝えた花君でしたが
こう告げこまり先生を抱き寄せます。
「ごめん。嘘。そんなん思えねーよ」
しかしこまり先生はうろたえることなく
大きくなったと昔からそうしてきたように
花君を弟のようにまたあくまで
生徒として扱うのでした。
花君と恋する私
花君が帰ったあとこまり先生に会った七世。
七世はこまり先生にとっての花君は
どんな存在なのか聞きます。
こまり先生は自分にとって花君は
昔のいちばんかわいかった頃のままで
花君のこまり先生への気持ちは
知らないと答えました。
その帰り道、花君に偶然会った七世。
元気かと聞くと失恋中と答えた花君に
おそろいだと言う七世。
花君の自転車に二人乗りで2人で海を見に行きます。
楽しいひと時を過ごした後
花君が突然七世にこう言うのです。
「つきあう?」
この花君の態度に怒った七世は
自分が花君を好きなこと花君は花君の恋と
ちゃんと向き合ってという言葉とともに
好きだからこそ分かる
花君のこまり先生への気持ちを
ちゃんとこまり先生に伝えてほしいと訴え
ケンカ別れしてしまいます。
翌日から学校で気まずい雰囲気の七世と花君。
七世は花君に避けられていることが分かり
落ち込みますが
花君は七世に黒板のメッセージでこう伝えます。
「海でありがと」
そしてこまり先生に自分の気持ちを
思い切って伝えに行きます。
ずっと好きだったと
こまり先生が幸せでいることを願っていると
真摯に伝えた花君。
こまり先生はありがとうと答え去り
そのやりとりを立ち聞きしてしまった七世。
失恋に傷ついて座り込む花君を
つい抱きしめてしまいます。
いつか自分が花君の隣にいて
いい女の子になりたいと願い
花君への思いを一層強めるのでした。