かつて神だった獣たちへのネタバレと感想!無料試し読みやあらすじもあり


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めいびい先生の作品のかつて神だった獣たちへ。

 

禁忌の力で作り出された「擬神兵」と呼ばれる異形の兵士。

 

圧倒的な力をもって戦を制した彼らは
神として崇められていました・・・
そう、平和な世が訪れるまでは。

 

”獣狩り”により殺されていく「擬神兵」たち
少女は彼らに父を屠られた一人でした。

 

 

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かつて神だった獣たちへのあらすじは?

 

「擬神兵」と呼ばれる異形の兵士がいました。

 

国土を南北に分けた内戦が長く続いていた時代
劣勢となっていた北部側の地域が近畿の技術で作り出したそれらは
圧倒的な力によって「神」と崇められる存在でした。

 

その力は人の姿と引き換えであり
「擬神兵」はすべて異形の姿をしていましたが
彼らの部隊の活躍により戦争は終結
世の中には平和が訪れました。

 

しかしそのあまりに強大すぎる力は平和となった世では
人々の畏怖を産み内線から数十年の時が経った頃には
「神」は「獣」と呼ばれ狩られる存在へと変化していました。

 

シャール・シャール・バンクロフトは
獣狩りと呼ばれる存在によって
「擬神兵」である実の父親を殺された少女でした。

 

かつて神だった獣たちへ
かつて神だった獣たちへ

 

その復讐のために白いコートの男を追っていた彼女は
ある街の酒場でようやく仇をみつけます。

 

しかしその男は銃で何発も撃ったにもかかわらず無傷で・・・
シャールはそのまま男によって連れていかれてしまいます。

 

男の正体は彼女の父を殺した張本人、ハンク。

 

彼に復讐をするべく追いかけてきた彼女でしたがそこで再び
彼が「擬神兵」を屠ろうとする場面に遭遇することとなります。

 

父親と同じ立場である「擬神兵」のダニーを庇うシャールでしたが
ダニーはそんなシャールを殺そうと
彼女の小さな身体へと手を伸ばすのでした。

 

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かつて神だった獣たちへのネタバレとその後の展開は?

 

ダニーに殺されかけたシャールを助けたのはハンクでした。

 

ハンクは彼ら「擬神兵」の部隊の隊長であり
彼らと「心を無くした者は仲間の手で葬る」という
約束を守るためにこの街へ来ていたのです。

 

圧倒的なハンクの力により瀕死となるダニーは
ハンクへ向けてこう問いかけます。

 

「あの戦場で英雄として、神として死ぬべきだったのか」

 

ハンクは歯を噛みしめその問いに答えることはできないまま
一言すまないとだけ告げ銃の引き金を引きます。

 

そうやって父のことも殺したのかというシャールの問いに
それが舞台の約束だと答えるハンク。

 

その髪は黒髪から白髪へと変化していました。

 

自分も「擬神兵」だとシャールに告げたハンクは
自分についてきて父親が本当に殺されるべきだったか
自分の目で確かめるように告げます。

 

彼に同行することにしたシャールは
次の「擬神兵」のいる場所へと向かいます。

 

かつて神だった獣たちへ
かつて神だった獣たちへ

 

ライザ・ルネキャッスルというサポート役の女性と
合流したハンクとシャールは次の「擬神兵」セオドア・シャーマン
”ミノタウロス”に会うために砦へと向かいます。

 

見えない敵に対して怯え続けるセオに自らも「擬神兵」の姿となり
応戦したハンクは彼を瀕死の状態にまで追い詰めます。

 

「何も怖くなくなっていく、
もう作り続けなくていい、怯えなくていいんですね」

 

銃口を向けられながらも笑うセオに
ハンクはそうだと頷き引き金を引きます。

 

シャールはその姿を見ながら何か言おうとするも
結局何も言うことはできずに、ただハンクが
かつての仲間を撃つところを見ているしかありませんでした。

 

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かつて神だった獣たちへの感想は?

 

テレビCMが放送されており気になっていた本作。

 

暗い内容なんだろうなと思いながら読み始めましたが
案の定一話から鬱全開でした。

 

国のため家族のために見かけも中身も
化け物となった「擬神兵」たち。

 

彼らによって戦争は終結を迎えましたが
平和な世で「擬神兵」たちに待っていたのは
「獣」と呼ばれ化け物として恐れられる日々でした。

 

一話の段階ではハンクもシャールもわけありながらも
比較的明るく振る舞っているため気にならなかったんですが
二話以降も話は軽くなるどころかどんどん重たくなっていきます。

 

かつての部隊長が部下を殺して回るための旅という
かなりハードな内容が続きます。

 

かつて神だった獣たちへ
かつて神だった獣たちへ

 

父親を殺されたシャールも辛い立場ではありますが
それ以上にハンクがこれまでどのような覚悟で部下たちを葬ってきたのか
そして自身も「擬神兵」である彼はどこに向かうのか・・・
正直明るい未来が全く見えない作品です。

 

個人的にはシャールもハンクもいいキャラなので
幸せになってほしいんですけど・・・
少なくともハンクはいまのところかなり厳しそうです。

 

人の心を失い獣となった神たちがどのような末路を辿るのか
ハンクとシャールの旅の先にあるものは・・・
まだまだ連載が始まったばかりの作品なので
今後に期待をしながら読み続けようと思います。

 

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