名づけそむ(漫画)のネタバレと結末!無料試し読みやあらすじも


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志村志保子先生の作品の名づけそむ。

 

だれもが当たり前のように持っている名前――
そこに込められた想いがストーリーとなって紡がれていきます。

 

10人の名前と10個のストーリーを詰め込んだ
オムニバスストーリーを通して
あなたも自分の名前について想いを巡らせてみませんか?

 

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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名づけそむを無料で立ち読み

 

名づけそむのあらすじは?

 

スーパーの文房具売り場でパートをしている坂野三津江は
時給830円を稼ぎながら風呂なしトイレ共同という
今どき慎ましやかな一人暮らしをしていました。

 

そんな彼女に声を掛けてきたひとりの女性。

 

「あの・・・お母さん・・・だよね・・・」

 

それは18年前に捨てた娘だったのです。

 

一時の恋心に我を見失い家庭を放り出した当時娘はたったの9歳。

 

すっかり大人になった娘と並んで座りながら
三津江は内心動揺していました。

 

言葉を探している三津江に娘はずっと母親を恨んでいたのだと言います。

 

「お母さんがすぐ男の人と別れたらしいって知った時もザマーミロって思ったし」

 

母親に捨てられた悲しみは忘れられるものではなく
もし声を掛けられたとしても無視してやると思っていたのだと。

 

それなのに彼女は自分から母親に声を掛けてしまったのです。

 

名づけそむ
名づけそむ

 

「・・・本当は、ずっと会いたかったのかな・・・」

 

うつむく娘の横顔を見ながら三津江は戸惑いを隠せませんでした。

 

母親であることよりも女であることを選んでしまった自分は
恨まれて当然だと思っていたのです。

 

「・・・私、今度、結婚するんだ・・・」

 

押し黙ったままの三津江に娘は言います。

 

夢だったイラストレーターの仕事を通して知り合った人と
3ヵ月後に式を挙げるそうなのです。

 

喜ぶ三津江でしたが娘は思いもよらないお願いをするのでした。

 

「もしよかったら・・・結婚式出てもらうって・・・だめかな?」

 

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コミックシーモア

 

名づけそむのネタバレとその後の展開は?

 

18年前に捨てた娘から結婚式に出て欲しいと言われた三津江。

 

当然断ったのですが娘は父親を説得するから
どうしても出席して欲しいのだと言うのです。

 

こうして偶然出会ったのもそういう巡り合わせなのだと・・・。

 

三津江は慌ててフォーマルスーツを新調しご祝儀も用意します。

 

人の道に外れた自分が娘の人生の晴れ舞台に
出席できるなんて――と心を弾ませながら。

 

そこへ別れた夫が訪ねてきます。

 

「まさか、本気で式に出るつもるじゃないだろうな」

 

夫はあのときのことを忘れていないこと
あのとき離婚にすぐに応じたのも慰謝料を請求すらしなかったのも
もう三津江に関わりたくなかったからだと言い放ちます。

 

浮かれていた心がズン・・・と
沈んでいくのを三津江は感じていました。

 

「あいつは俺が育てたんだ。俺だけが嫁に出す」

 

翌日、パート先に慌てた様子の娘がやって来ます。

 

父親から三津江は式に列席しないのだと言われましたが
なにか言われたんじゃないのかと。

 

三津江は淡々と会計レジを打ちながら答えるのです。

 

「私があまり行く気がしないだけだよ。
正直言うと再会するまであんたのことちょっと忘れてた位だし・・・」

 

部屋に飾ったままの入学式の写真を思い浮かべながら
三津江は嘘をつきます。

 

納得いかない様子の娘はあのころのまま――
大人しいように見えて頑固なままでした。

 

名づけそむ
名づけそむ

 

領収書が欲しいという彼女に三津江はフルネームを書き込んでいきます。

 

『本澤 優香』

 

娘はその領収書を受け取ると「・・・わかった」とだけ答えて
そのまま帰っていきました。

 

その後ろ姿を見ながら三津江はもう二度と娘に会うことはないと思うのです。

 

幼いころ庭の水やりをしている自分と娘の姿。

 

「優花」という名前は自分がつけたのだと娘に説明しています。

 

赤ちゃんのときに娘の顔を見ていたら
かわいい花が咲いたときのような気持になったから
優しい花という名前にしたのだと――。

 

あの領収書は三津江から娘への最後のプレゼントだったのです。

 

名づけそむにはほかにも「愛子」という名前にコンプレックスがある女性や
息子の結婚相手である「小春」という女性を
どうしても受け入れられない母親の話などが収録されています。

 

それぞれの名前に込められたそれぞれの人生――・・・。

 

『名づけ初む』とは、はじめて名付けるという意味があるのです。

 

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名づけそむの感想は?

 

考えてみれば名前というのは初めての贈り物であり
かけがえのない物語のタイトルでもあるのかもしれません。

 

同じ名前の人がいても同じ人生を歩むわけがないんですよね。

 

とても抒情的な作風が魅力の志村志保子先生の名づけそむは
当たり前の名前がとても大切な
意味のあるものだということを認識させてくれました。

 

どの作品にもじんわりとした切なさがこもっています。

 

名づけそむ
名づけそむ

 

特に1話目の三津江が名前をわざと間違えて
娘に差し出すシーンにはジンときてしまいましたね。

 

一度は大きな過ちを犯してしまった母親の最後のやさしさ・・・
いつか娘もその真意に気付く日がくるのでしょうか?

 

あとは4話目の淡い片思いのお話も素敵でしたよ。

 

樹木の名前とそれぞれの名前をなぞらえているのですが結末がほろ苦いんです。

 

ぜひ名づけそむを読んでみてくださいね。

 

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