小山鹿梨子先生の作品の校舎のうらには天使が埋められている。
蜂屋あいとの戦いを終えた光本菜々芽。
あれから3年の月日が経ち中学生に。
優と一緒に入った中学にはあいそっくりの少女が・・・。
少女の正体とはいったい――?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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校舎のうらには天使が埋められているその後のあらすじは?
優と一緒に月見ヶ峰学園中等部の
1年生になった菜々芽。
そこにはあの蜂屋あいそっくりの華ヶ崎愛子という
クラスの人気者で清楚な美少女がいました。
愛子がいるからなのか菜々芽は今も
あいの夢を見て悩まされる日々。
そして愛子もまたクラスメイトを
自分の手は汚さずにいじめているのです。
その様子はまるであいそのもの・・・。
そんな中、学校ではリア充狩りの噂が流れます。
数か月前からこの辺の中学校で
カップルばかり襲われるもの。
女は恥ずかしい写真とか画像を撮られて
ネットで晒され男は殴られる・・・。
優は美術部に入部し美術部の先輩である
春日先輩に一緒に帰らないかと誘われ
一緒に帰った際にリア充狩りに遭うのでした。
校舎のうらには天使が埋められている
しかし菜々芽が助けに入ったことで無事に済んだ優。
学校の生徒でないと通らないところで襲われたことで
菜々芽は最初から優が狙われてたのではないかと・・・。
しかもクラスではなぜか優が
襲われたことを知っていて・・・。
更には愛子は何かを知っている感じの様子で
菜々芽は聞きたいことがあると放課後に
2人きりで会う約束をするのでした。
罠かもしれないけど早く決着をつけないと
あんなことが二度と起きないように
すべてが手遅れにならないうちにと・・・。
そんな中、菜々芽の机には愛子からだと思われる
1通の手紙が置かれておりそこには放課後
校舎のうらの森にあるモミの木にて
待っていると書かれていました。
約束の時間に指定された場所に行ってみると
そおには十字架と一緒に白いユリが・・・。
あんなところに花が咲いていると思う菜々芽ですが
よく見るとそれは花ではなく埋められた左手。
手の出ている場所を掘ってみると
埋められていたのはなんと愛子だったのです――。
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校舎のうらには天使が埋められているその後の最終回の結末は?
4年2組で一緒だった中西と理花が一緒に帰った際
リア充狩りに遭いますがなんとか近藤の助けで
事なきを得た2人。
しかし逃げていくリア充狩りは菜々芽たちが通う
月見ヶ峰学園の制服を着ていました。
嫌な予感がした近藤・・・。
またある一件で本性を出し菜々芽に襲い掛かる
一文字先生も何者かに殴られ最終的には
ナイフで喉を一突きにされ殺されてしまいます。
いろいろなことが起こっている中
近藤に中西は今度は自分たちが助ける番だと
優や菜々芽を助けに行くのです。
そしてすべては華ヶ崎愛子や蜂屋あいに関係し
結びついたのでした。
あのリア充狩りは愛子のクラスメイトで
望月景太をいじめていた5人。
愛子が死んだ後はある人物が命令をしていたのです。
その人物とは――・・・。
彼の父親は画家でした。
しかし結婚して子どもが生まれダメになったと
毎日子供や妻に暴力を振るっていました。
そしてある日、母親は亡くなってしまい
今度はお酒を飲む毎日・・・。
そんな彼の心の支えだったのが蜂屋あい。
あいは自分の家はいらない人を食べちゃうと言い
彼の父親をあの大きな穴に落として殺しました。
自分は味方だというあいに彼は天使だと言うのです。
そんな自分の天使であるあいがいなくなったことで
そっくりだった愛子を天使の代わりに・・・。
校舎のうらには天使が埋められている
しかし愛子は天使なんかではありませんでした。
愛子の本性を知り穢れた女と
あいとは違うと思います。
そして一文字先生と抱き合っているところを見てしまい
汚れた女に夢中になってしまったと
愛子も一文字先生も許せないと・・・。
更には本当の天使も奪って行ったすべての元凶の
菜々芽も許せないと思ったのです。
菜々芽を殺そうとした彼でしたが
近藤の助けにより助かった菜々芽。
そして彼はあいが3年前に落ちた深い穴に
落ちていくのでした――・・・。
その後の菜々芽たちはというと・・・。
菜々芽は以前よりも明るくなり悪い夢も
見ることがなくなりました。
そしてもともと美人で勉強も運動もダントツだったので
ミス月見ヶ峰として男子の憧れの的に。
菜々芽や優の辛かった物語は終わり
これからゆっくり歩いて行きます。
すべてを忘れることはできませんが
いつか心の底から笑いあえる日が来る
そう信じてみんな歩いて行くのです。
それから2年半後――。
菜々芽や優は近藤や中西に理花と同じ
高校に通うことにしたのです。
学校の中に入っていく5人。
学校の門の前に1台の車が停まり
1人の少女が降りてきます。
そして少女はこう言ってほほ笑むのです。
「わたしのことみんな覚えてるかな?
またいっぱい遊びたいな」
その姿はあの蜂屋あいに似ていて――。
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校舎のうらには天使が埋められているのその後の感想は?
実は本作は2度の結末を迎えています。
1度目は4年2組のときで2度目は中学生。
結末を迎えていたはずだったので
たまたま見ていたら続編入荷となっていて
あれ?と思って読んでみると
その後のお話が描かれていました。
華ヶ崎愛子を見たとき蜂屋あいにそっくりで
名前も似ているので双子か何かかと思ったのですが
その辺は触れられていませんでしたが
おそらくただ似ているだけ・・・。
あのあいちゃんは出てこなくて残念と思いましたが
それでも事件のきっかけとしてあいちゃんと
繋がっている感じでした。
校舎のうらには天使が埋められている
しかも最後にはあいちゃんらしき姿が・・・。
「ただいま菜々芽ちゃん」
この感じからしてやっぱりあいちゃん?って
思ってしまったのは私だけでしょうか・・・。
2度の結末を迎えた本作ですが3度目はないの?と
思ってしまった私です。(笑)
やっぱり高校生編ではあいちゃんが登場して
再度菜々芽ちゃんと戦ってほしいです。
何度読んでもハマってしまう本作を
ぜひ読んでみてはいかがですか?
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