最下層キャバ嬢のネタバレと結末!感想や試し読みのあらすじも


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美堂ひさ先生の作品の最下層キャバ嬢。

 

10歳以上もサバ読みながら六本木でキャバ嬢として
ぽっちゃり体系を売りにして頑張ってきたマリエ。

 

しかしなんの努力もせず食べてばかりいたマリエは
すっかりお荷物キャストになってしまい・・・。

 

そして他のキャバ嬢からの嫌がらせも受け
ついに枕営業が手っ取り早いと枕営業を仕掛けていき――?

 

 

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最下層キャバ嬢のあらすじは?

 

六本木にあるキャバクラで働くマリエ。

 

しかし六本木といっても高級キャバというわけではなく
高級キャバからはじかれたようなキャバ嬢で成り立っている
そんなとあるキャバクラなのです。

 

そして高級キャバからはじかれても六本木から離れられない
プライドだけは高くてミエっぱりなキャバ嬢たちが
毎日のようにその店で働いているのです。

 

そこで働いているマリエもそのうちのひとり・・・。

 

ボーイにお願いしますと言われ客につくマリエ。

 

当然、ご指名なのかと笑顔になるマリエでしたが
お店でナンバーワンのえりなのヘルプでした。

 

マリエは他のキャストと違いポチャなのを売りにしていて
ポチャ好みのお客はめったにこないため指名も少ない。

 

そのため他のキャストのヘルプをしないといけないのですが
その日のお客はマリエを見るなりすごい巨乳だと言って
触ってもいいかと次々に触ってくるのです。

 

当然、店内はおさわり禁止なためボーイの注意を待つのですが
ナンバーワンのえりながおさわりされるとお客に注意するのに
マリエがいくら触られても注意に来ないのです・・・。

 

仕方がなく自分でお客に店内でのおさわりは禁止だと伝えると
自分たちはえれな目当てできていてモノめずらしいから
触っているだけだと言い更にはこんなオバさんいらないと
ボーイまで呼ばれてしまうのでした・・・。

 

マリエはボーイにどうして自分には注意しに
きてくれないのかと話をしますがそれはセクハラというより
ただの興味本位で下心があって触ったわけでもないと・・・。

 

更にはえれなにヘルプも務まらないくせにと言われ
もう自分のヘルプにつけるのもやめてと言われるのです。

 

そんなこともありボーイには今月に入って指名もゼロで
先月もたいしてなく自分の売りを自覚して頑張ってもらわないと
給料も減らすと言われるのでした。

 

キャバ嬢の給料は基本給と指名料に
売上に貢献すれば手当てが付く感じで
ヘルプと待機ばかりでは基本給も下げられ
更には勤務時間も減らされていくのです。

 

そして追い打ちをかけるかのように控室では
キャバ嬢たちがマリエの悪口を言っているのです。

 

今28歳といってるけどあの顔は30はとっくに過ぎていて
下手すればアラフォーに近いんじゃないかと
どうしてもキャバ嬢がやりたいなら三流のお店か
ピンクキャバにいけばいいと言い更には
あんな人と同じ席に着きたくないとまで・・・。

 

マリエはキャバ嬢になりたくて東京にきたわけではありません。

 

最下層キャバ嬢
最下層キャバ嬢

 

マリエが小学生の頃、母親が離婚をし再婚をしたのですが
新しい父親が嫌というわけではありませんでしたが
妹や弟ができ新しい家族の中で居場所がなかったマリエ。

 

更には暗くてキライとかブスなどと妹弟たちに言われ
家族に気を使い団らんの中にも入れず浮いている感じで
大学入学を機に上京し独立したのです。

 

そして最初に入った会社は不景気で倒産し
その後の再就職もリストラにあい派遣で職に就くも
やがて仕事もこなくなり預金も底をつき
電気屋電話もとめられることもたびたびありました。

 

週に3~4日のアルバイトでは家賃を払うのが精いっぱいで
ジャンクな安い食べ物ばかりで体重も増え
何もやる気が起きなくなり家賃も払えなくなった頃
雑誌の求人欄でキャバ嬢の仕事を見つけたのです。

 

お給料はとても良く華やかそうで貧乏生活はイヤと
童顔だったこともあり10歳近くサバ読み面接を・・・。

 

最初のうちはポチャがめずらしく指名も入って楽しく
ハデなドレスにヘヤにメイクやアクセサリー
ブランド品も買いまくっていたマリエ。

 

マンションもお店から紹介され借りることもでき
実家に帰った際には妹や弟がマリエをまばゆそうに見て
かつて居場所がなかったマリエは気持ちが良かったのです。

 

売れっ子のキャバ嬢はエステにジム通いと
スタイル維持をしなければいけませんでしたが
マリエはポチャを守ればいいと好きな物を食べていました。

 

そんなマリエがよく食べに行っていた定食屋があり
そこではマリエの食べっぷりを見ていると
気持ちよくて自分まで嬉しくなると言ってくれていました。

 

そんなこともあり有頂天になっていたマリエは
自分磨きをしてこなかったのです。

 

そのため次第にあきられて常連客どころか
指名もほとんどなくなって給料も減り
着飾らなきゃいけないし電話代もすごくて
結局またセミアパート暮らしになっていました。

 

それでもまばゆそうに自分をみた妹弟のこともあり
キャバ嬢だけはやめたくなかったのです。

 

キャバ嬢は華やかに着飾りキラキラとした舞台で
お客様と恋愛ごっこをするところのため
出費はバカにならないため化粧品代も大変・・・。

 

マリエは100均で化粧品を買いそろえるのですが
同僚のキャバ嬢にはみすぼらしいとバカにされるのです。

 

それでもやめるわけにはと営業メールや電話をしていると
ボーイに今日はもう待機はいいから着替えてと
裏方の仕事を手伝わされたのでした。

 

忙しいときにスタッフが手伝うことはあるものの
キャバ嬢がさせられることはない仕事・・・。

 

1度だけではなく何回も手伝わされることがあり
屈辱でしたがそれでもやめるわけにはいかず
絶対に指名を取ってやると思うマリエに
ついに指名が入ったのです。

 

しかしそのお客は今日はツケにしてほしいと
ボーナスが入ったらまとめて支払うと
マリエが立て替えることになり自分が立て替えてでも
指名を取ろうとするマリエですが――?

 

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コミックシーモア

 

最下層キャバ嬢のネタバレとその後の展開は?

 

自分が立て替えても指名を取ろうとするマリエ。

 

なりふり構ってはいられないと頑張るマリエは
ついにお店にきたお客に触ってもいいよと胸を触らせ
セクキャバのような接客をし始めるのです。

 

当然、他のキャバ嬢は体を売るしか手がないと
落ち目だと悪口を言われるようにもなります。

 

それでもマリエはこれ以上のおさわりは店内では禁止だと
お店の外ならとアフターに誘い枕営業をするのでした。

 

キャバクラはお客とのおしゃべりがサービスの基本。

 

中には枕営業をする子もいて暗黙の了解ではあるものの
原則禁止となっている枕営業・・・。

 

ついにマリエも枕営業をするのでした。

 

枕営業でつかまえたお客は逃がしたくないと
ソープ嬢並みのサービスまでしてお客を捕まえます。

 

一度やってしまえばこんなサービスも平気と
指名が入ればお金も入るし家族にも自慢ができるような
生活も戻ってくると頑張り続けます。

 

マリエの指名は増えてきていたため
枕営業だとわかっていても他のキャバ嬢は
デブスが指名なんて許せないと思います。

 

そんなときポチャリが良いとマリエに指名が・・・。

 

それはえりなの常連でした。

 

いつもは連れのみんなのためにえりなを指名しているが
自分はポチャリな嬢が良いと指名をしてきたのです。

 

運がついてきたとアフターをし
ホテルにも行くマリエでしたが・・・。

 

最下層キャバ嬢
最下層キャバ嬢

 

そのお客はえりなが仕向けたものでした。

 

安っぽいキャバ嬢は股もゆるいと言われ
常連客の間でウワサにもなりますが
それ目当てに指名してくるお客もいません・・・。

 

更にはボーナスが出たら払うと言ってツケをしたお客も
またツケで飲みにきて仕舞いにはお店にも来なくなり
連絡も取れなくなってしまって・・・。

 

枕営業も後から入ってきた若いキャバ嬢が
ガンガンにやり始めたこともあり
すっかりマリエの居場所はなくなっていました。

 

それでも売れずに給料を減らされてもお店には
着飾って出勤しなくてはいけなくて
毎日毎日お金が消えていくのです・・・。

 

そんなときあの定食屋のおばさんに声を掛けられたのです。

 

おばさんはマリエの顔を見るなり疲れた顔をして
どうしたのかと聞き更には残り物しかないけどと
ご飯を用意してくれるのでした。

 

そのご飯を食べたマリエはこんなにあったかいご飯
生まれて初めて食べた気がすると美味しいと涙するのです。

 

泣きながらおばさんのご飯を食べるマリエ・・・。

 

家族だんらんにとけ込めなかった実家での生活や
お金に振り回されっぱなしだった東京での一人暮らし。

 

きらびやかな世界に惑わされバカを見たマリエ。

 

おばさんの出してくれた料理のあたたかさに
胸につかえていたものがいっきに溶けて
涙があふれ出して止まらなかったのです。

 

その後のマリエはというと・・・。

 

キャバ嬢を辞めおばさんのいる定食屋で
アルバイトをさせてもらうことになりました。

 

しかも看板娘になってくれと言われアルバイトから
定食屋の店員になり頑張っています。

 

更にはおばさんの息子と交際中でお金なんかより
心を許してくれる人とあたたかいご飯を
一緒に食べられることの方が幸せだと思いながら
幸せを手に入れられたマリエでした。

 

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最下層キャバ嬢の感想は?

 

私も昔キャバ嬢をやっていたので
キャバ嬢の大変さはわかります・・・。

 

ほんと衣装や化粧品などいろいろとお金がかかるんですよね・・・。

 

更には営業メールや電話もしなければいけなくて
指名を取らなければいけなかったりで大変でした。

 

私はお店の寮に入っていたので寮に入っているキャバ嬢は
週に6日とかお店で働かないといけなかった感じで
きらびやかな感じの世界ではありますが
中には嫌な客もいて精神的に結構くる仕事です。

 

週6で働いていたりもしたので
精神的にもかなり辛かったです。

 

マリエの場合には指名もなくて時間も減らされたりして
生活も大変そうだったので更に苦しかったでしょうね。

 

最下層キャバ嬢
最下層キャバ嬢

 

しかも裏方までやらされたなんて
ほんと屈辱だったことだと思います。

 

誰にも頼ることができず相談もできなかったマリエですが
それでもあの定食屋のおばさんがいたのが救いでした。

 

もしおばさんがあのとき声をかけていなかったら
マリエは今も辛い思いをしながら
キャバ嬢をしていたのかもしれません・・・。

 

場合によっては仕事もせずに家賃も払えなくなり
生活もできなくなっていたかもしれません。

 

そんなマリエですがおばさんがいてくれたことで
幸せを手にすることができ本当に良かったと思います。

 

他にもいろいろな投稿者の実体験などが描かれていて
楽しく読むことができました。

 

キャバ嬢などをしていた方はもしかしたら
こんなことあると共感しながら読めるかもしれません。

 

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