榎本由美先生の児童養護施設の子どもたち。
ご飯もロクに貰えず流しの生ごみを食べ
必死に生きていた恵子・・・。
自分でお金を作る方法を見つけ食べ物を買おうとしたとき
お母さんに見つかり監禁されついに――。
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児童養護施設の子どもたちのネタバレ!
お母さんの言うことを聞かないと何をされるかわからないと
家にやってきて保健の先生に嘘をついたことで
先生は気づいてくれずせっかく家庭訪問に来てくれたのに
帰って行ってしまうのでした・・・。
誰も助けてくれない――。
児童養護施設の子どもたち1~哀しみの現実~
そして先生が帰った後はいつもと同じで
お母さんは恵子にはご飯をくれないのです。
ある日、恵子はホームレスのおじさんに
小銭の稼ぎ方を教わり稼ぎました。
200円あればパンでも違うものも買える。
もっとお金を貯めたら靴も買えると・・・。
恵子は小さくなった靴の先を割ってはいており
小銭を稼いだことでそう考えていたのです。
しかし買おうとしたところをお母さんに見つかり
お前のものは私の物だと稼いだ小銭を
奪われようとしていました。
その瞬間がぶっとお母さんの手を噛みつくのです。
そして今まで溜めていたお母さんへの想いを
大勢の前で叫んでしまったことで恵子は
もう外には出せないと部屋に監禁されてしまったのでした――。
ランドセルは捨てられ窓には接着剤。
戸は閉じたままで食事も水も与えてもらえない・・・。
死んだら虚弱体質の上でと死亡診断書を書いてと
義父にお母さんは話していました。
殺すつもりだと感じた恵子は死ぬもんか負けたら終わりと
窓の結露を舐めたりトイレに行くと言って弟のミルクを
奪って飲んだりして生き延びていたのでした。
しかし恵子が学校に行かなくなったことで
保健の先生が家庭訪問にやってくるのです。
恵子に会わせてくれないのならこのままなら
警察にいかざるをえませんと・・・。
そのたびに恵子は縛られ口を封じられていました。
しかしお母さんは足を縛るのを忘れていました。
最後のチャンスと思った恵子は玄関は塞がれていると
窓に何度もぶつかりガラスを割って外に飛び出したのです。
失敗したら死ぬかもしれませんでしたがそれでも
お母さんに殺されるよりはと飛び降りたのでした。
恵子は骨折だけで命に関わるケガはせず
お母さんのいる家から逃げ出せたのです。
保健の先生ももう心配いらないとここは病院だから
安心していいと言いゆっくり治療する恵子。
お母さんはというと見舞いには来ませんでした。
保健の先生は恵子が通っていた幼稚園の先生から
報告を受けてずっと見守っていたのでした。
そして不登校になったとき法律に訴えてでも
なんとかしようとしてくれホームレスのおじさんも
証言をしてくれたことにより恵子は自由に。
その後、恵子は施設で暮らすことになり
暴力や飢えのない生活をすることができました。
そして自分と同じように虐待され親から逃げられない子を
少しでも救われることを祈るのでした。
しかし恵子の施設での暮らしもいろいろありました。
施設に行けば幸せになれるわけでもなかったのです・・・。
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児童養護施設の子どもたちのその後の展開は?
今日からここが家よと恵子が連れてこられたのは施設。
校舎みたいな教会みたいな不思議な建物。
そこの入口で睦夫という少年に出会いました。
睦夫は恵子を見てちびっこくて可愛いと言いました。
そのすぐ後には女子の間でボス的な存在の
サオリにも出会います。
サオリは女の子なんだから女子寮の方に来るべきだと言い
食事のときにはお母さんが恵子を見るときと同じ目をして
恵子のことを見るのです。
それはまるで恵子のことが嫌いだと言っているようで
やな予感がするのです・・・。
児童養護施設の子どもたち1~哀しみの現実~
その恵子の予感は当たっていました。
同室となった子たちはお風呂の場所を聞いても
サオリに話をするなと言われたからと答えてくれず
更には嫌がらせやいじわるもされるのです。
でも大人に言ったらつげ口したと言われると
黙っていたのでした・・・。
お母さんから逃げ出せたのにいじめられるなんてと
バカみたいとも思うのですがそれでも飢えることはないし
三角コーナーから食べ物を拾い出すことを思えば
なんだって耐えられると・・・。
しかし学校でも施設の子だとわかると疎遠にされ
恵子はどこでも孤独でした。
それでも友達がいないことなんてたいしたことないと・・・。
そんなある日、誕生日会も兼ねて施設では
バーベキューをすることになりました。
親睦をはかるために毎月誕生日会をしたり
季節に合わせた行事を行っていましたが
嫌われている恵子はそんなことをしたら
ますます何かされると思っていたのですが
そのバーベキューでは焼かれたお肉の間に
無数の青虫を入れられていました・・・。
先生は事を荒立てるのが嫌なのか
野菜にまじっている虫かしらと言います。
しかし恵子は誰かが入れたに決まっていると
先生たちだって日ごろから私のこと見ているはずだから
分かっているはずなのにやっぱり大人はわかってくれない
いじめにあってる子がいても見て見ないふりをすると
自分で解決するしかないと思うのですが・・・。
そこに施設にやってきたときに最初に案内してくれた
睦夫が大丈夫かと話しかけてきます。
睦夫が恵子に話しかけたことでなんでその子をかまうのかと
腹が立ち始めるサオリ・・・。
そうサオリは睦夫のことが好きだったのです。
だから恵子が気に入られたことでいじめていたのでした・・・。
そしてその夜、恵子はふと目を覚ますと声が聞こえてきます。
声のする方に行ってみるとなんとサオリと睦夫が
裸で話をしていたのでした。
睦夫は恵子のことを気に入っていたというより
体が小さいのは家でロクなものを食べていなく
それでかわいそうと思っていたと・・・。
睦夫もサオリも同じようだったこともあり
いじめに回ってどうするんだと言われ
サオリはもうしないと約束するのです。
睦夫がいなくなった後その様子を目撃していた恵子は
見つかってしまい誰にも言わないと言います。
また恵子をいじめるのかと思いましたが
睦夫と約束したからなのか誰にも言わないと
恵子が言われたからかサオリは恵子に
あんたもお母さんにいじめられていたのかと言います。
そして自分が育ってきた環境を話つまらないことで
いじわるしてごめんねと謝ってきて・・・。
それから2人は仲良くなりました。
周りのみんながびっくりするほど・・・。
サオリと仲良くなったことで恵子のいじめはなくなり
施設での生活は変わるのでした。
しかしその生活も・・・。
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児童養護施設の子どもたちの結末は?
それからも恵子にいろいろなことが起こります。
捨てられた猫を拾ったり施設に5歳の女の子がやってきたりと・・・。
それでも恵子は施設で友達と仲良く暮らし
自分の居場所を見つけていたのですが・・・。
ある日、知らん大人が施設にやってきました。
恵子は新しい先生かと思ったりしていましたが
それは里親になりたい人たちでした。
施設には養子や里親になりたいと
求めてやってくる夫婦もいたのです。
そしてやってきた夫婦は恵子を気に入りました。
児童養護施設の子どもたち1~哀しみの現実~
外で何度か会ってみたりするのですが施設の先生は
仲良くできるみたいだからと学校も変わらなくていいからと
恵子の気持ちは関係なしにその夫婦の家に行くことが
決められてしまいました・・・。
なんでも買ってくれていろいろなところへも
連れて行ってくれる山田さん。
でも恵子は施設での生活にやっと慣れた感じで
本当は施設にいたかったのでした。
しかし山田さんの家に行ってみるとコドモコドモした
かわいらしい感じの恵子の部屋が用意されていました。
恵子のためにご馳走やケーキも作ってくれたりして
可愛がってくれているのはわかるけど疲れると思いながらも
半年だけの約束だからと頑張るのです。
学校に行くときにはフリフリの洋服を着せられたりしますが
学校から帰るといつも焼きたてのドーナツやクッキーを
出してくれたりして幸せな日々。
しかしそんな日々もある日突然失うのです――。
いつものように学校から帰ってきた恵子。
いつもならエプロン姿で出迎えてくれる
おばさんがいなくおやつもない・・・。
どうしたんだろうと思ったときおばさんは
おじさんと一緒に帰ってきました。
そして赤ちゃんができたと言うのです。
恵子は赤ちゃんができたなら自分はいらないと思うのですが
おばさんは恵子の面倒は約束通りちゃんと見ると・・・。
しかし恵子はお母さんとの生活を思い出します。
お母さんが変わったのは義父との間に
弟や妹を産んでからだと――。
それからおばさんはつわりがひどくなり
気持ち悪そうにしている日々。
おじさんは流産したらどうするんだと安静にしてろと言いますが
それでもおばさんはご飯を作らなきゃと・・・。
そんなやりとりを見ていた恵子は自分でなんでもできると
辛そうにしているおばさんを見て寮に帰ると言いますが
おばさんはなんてこと言うのと怒り出しました。
可愛そうに思って良くしてあげたのに
恩を仇で返すつもりなのかと・・・。
そのおばさんの顔はとても怖くまるでお母さんのよう・・・。
おばさんは事情のある子はやっぱりダメなのかと言い出したり
おじさんも半年だけ我慢すればいいと言い出し
いつも笑っていたおばさんは笑わなくなって変わってしまいました。
邪魔なら帰してくれればいいのにと思い恵子は
学校帰りに施設に行こうとしました。
ですがおばさんが待ち伏せしていたのでした――。
すごい怖い顔をしていたおばさんは恵子の手を取り
家に連れ帰りました。
そして素直でいい子だと思っていたのに施設で育った子は
やっぱり違うとかお腹の子は望まれて生まれてくるし
良い子に育つと恵子と比べ始めたのです。
更に恵子の部屋にあったベットがなくなっていました。
ベットはレンタルをしていたから返したと言うのです。
そしてさっさと食べてと言われたご飯は
ご飯と缶詰だけ・・・。
ご飯を見つめているとせっかく用意したのにと
ご飯や缶詰の上に顔を押し込まれ――。
恵子は傷は残らないとのことでしたが
ひどい怪我をしました。
それも缶を開けようとして自分でやったと言えと言わされ
お母さんに怪我をさせられたときと同じ・・・。
ここを出ていかなければと思いどうしたらおばさんたちが
自分を放り出してくれると恵子が考え起こした行動とは――。
その恵子が起こした行動からおばさんは更に怒り出し
もみ合ったことから足を滑らせて倒れ出血を・・・。
赤ちゃんは無事でしたが部屋にはおばさんと恵子の
2人しかいなかったことから恵子がおばさんを
ひっくり返したことになってしまいました・・・。
それでもやっと施設に帰れた恵子。
そこにはあの施設の友達が待っていました。
そして私には仲間がいることだけが頼りだと思うのでした。
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児童養護施設の子どもたちの感想は?
恵子ちゃんはお母さんから離れてやっと幸せになれると
そう思っていたのですがそれからもひどかったです・・・。
特にひどかったのは養子や里子をもらいたいと
やってきたときのこと・・・。
優しい感じのおばさんたちで慣れるまでは大変かもしれないけど
やっと恵子ちゃんも幸せになれるんだと思いました。
しかし実の子を妊娠すると態度が急変――。
児童養護施設の子どもたち1~哀しみの現実~
実の子がかわいいと思うのは誰でも一緒。
でもあそこまで態度が変わってしまうなんて・・・。
缶詰が顔に刺さってしまったときは
読んでいる私もびっくりしました。
最期は施設に戻れて良かったという感じでしたが
セカンド・マザーという作品があるのですが
その作品は養子や里子のお話を描いているのですが
まったく違うなぁと思ってしまったり・・・。
みんながみんなあの夫婦のように態度が変わるわけではないですが
子どもが欲しいと施設の子どもを引き取ると決めたなら
その子が大きくなるまできちんと育ててほしいです。
その子たちが心をそれ以上痛めないために・・・。
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