古味直志先生の作品のニセコイ。
喧嘩は弱いがヤクザの元締め(2代目)になる予定の一条楽は
10年前に初恋の女の子と再会したら結婚する約束をしていた。
約束の証は鍵のかかったペンダントとペンダントの鍵。
だけど1つだと思っていた鍵の持ち主はなぜか複数いた!?
何人もの美少女に囲まれる今時珍しいベタな王道ハーレム!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ニセコイのあらすじは?
10年前に初恋の女の子と結婚する約束をしている
ヤクザの元締め(2代目予定)の一条楽。
約束の証に楽は鍵のかかったペンダントを持ち
女の子はそれを開ける鍵を持つことに。
10年前の約束をはっきりと覚えている楽は
高校生になってもペンダントを肌身離さず持っているのですが
彼には現在片思いの相手・小野寺小春がいます。
約束の相手が小野寺だったらいいのにと淡い期待を持っている楽。
ある日、季節外れの転校生で金髪美少女・桐崎千棘が現れるのですが
千棘と出会ったときの事故が原因で楽のペンダントは紛失してしまいます。
責任を持って一緒にペンダントを探していた千棘は
なかなかペンダントが見つからないことに腹を立て
それに固執する楽のことを女々しいと馬鹿にするのです。
大切な思い出を踏みにじられた楽は
千棘に本気で怒り1人でペンダントを探し続けます。
![ニセコイ](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/RR013260.jpg)
ニセコイ
しかし見つからずあきらめかけていたところ
小野寺を介してペンダントが返ってきたのです。
見つけてくれたのは千棘だと教えられ楽は彼女に感謝します。
しかしいけ好かないのはお互い様。
今後は深い付き合いをすることもないだろうと思っていた2人なのですが
親の都合で高校3年間恋人同士のふりをするように命じられてしまいます。
実は千棘はマフィアのボスの娘で楽の家(ヤクザ)と何かと揉めていたのです。
部下同士の小競り合いを見かねた両家のボスたちは
ヤクザの元締め2代目予定・楽とマフィアのボスの娘・千棘が恋仲であれば
部下たちも無駄な小競り合いをしなくなるだろうと踏んだのです。
こうして2人は恋人同士のふりをすることに・・・。
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ニセコイのネタバレとその後の展開は?
恋人同士のふりを親のごり押しで命じられた楽と千棘は
ダーリン・ハニーと呼び合い仲睦まじいふりをして高校生活を送ります。
しかし2人は反発しあうことが多く意見も合わないため
かなり無理のある恋人同士でカンの良い友人たちには
偽物の恋人同士だと見破られていました。
小野寺に片思い中の楽にしてみれば非常に困った状況でもあります。
天然で鈍感な小野寺は不自然な楽と千棘のやり取りを見ても
本当に仲の良い恋人同士だと誤解してしまうほど激ニブだったのです。
小野寺には勘違いされたまま楽と千棘は
反発しあいながらもお互いを認め合う仲になっていきます。
楽と付き合っていくうちに千棘のほうは恋心も芽生えていきますが
楽は千棘のことを親友のように思っていました。
偽物の恋人同士を続けていく過程で10年前の約束の女の子の
正体にも迫っていくことになりますが
なぜかペンダントの鍵を持っている女の子が複数現れてきます。
![ニセコイ](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/RR013260.jpg)
ニセコイ
楽の偽物の恋人・千棘、楽の想い人・小野寺、楽の許嫁・万理花
楽の幼馴染・羽と鍵を持っている女の子が4人いて
約束の女の子が誰なのか混迷を極めていきます。
様々なイベントや事件を通して楽は美少女たちに好意を寄せられ
多くの方面からアプローチを受けていきます。
楽はずっと小野寺一筋で突き進んでいくのですが
千棘のこともかけがえのない存在になっていきます。
やがて自分は千棘と小野寺の両方を
好きだと気付いてしまい戸惑うことに。
そして50年に一度の流星群が訪れる日
それを一緒に見た人に告白すると恋が成就するという
言い伝えの日がやってきます。
小野寺と千棘はその日、楽に告白することを決意し
そのことが原因で千棘は小野寺が楽のことを好きだったと知ることに。
大切な友人である小野寺と同じ人を好きになってしまった千棘は
何を思ったのか何も告げずアメリカに旅立ってしまい!?
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ニセコイの感想は?
いやー長かったですね。
連載がスタートしたのは2011年で約5年と時を経て
一条楽とその周囲を取り巻く美少女たちの恋に結末が訪れました。
この作品は今時珍しすぎるベタな王道ハーレムストーリーでしたが
人気を博していましたね。
出てくる女の子たちがみんな魅力的です。
しかも性格の悪い子がいないので
ついどの子も応援したくなってしまいました。
美少女にモテまくっていた一条楽は当然学校内では嫉妬と羨望の的で
その他大勢の男どもからそれはもう妬まれています。(笑)
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ニセコイ
女の子はたくさん出てくるのですが楽はずっと小野寺と千棘の間にいたので
ラストでどちらを選ぶのかずっと注目していました。
千棘ルートか小野寺ルートか終盤までわからない展開になっています。
ハーレムものを読んでいて悲しいのが
恋の戦争に敗れてしまう女の子が絶対にいることですね。
みんないい子だからみんな幸せになってほしい。
だけど全員選ぶというのは納得いかない・・・
モテる主人公って罪作りだよなぁと痛感してしまいます。
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