山崎峰水先生の作品のマガユメ。
都市伝説的な黒い男の夢・・・。
しかしその黒い男の夢を実際に見たと言う者も現れ
黒い男は毎晩夢の中に現れ何やらカウントダウンをしていると・・・。
カウントダウンが終わった先に起きたこととは――。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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マガユメのあらすじは?
絶対に見たらヤバイ夢の話って知ってるかと
同じ学校の3人の男子が話をしていました。
そのうちの1人はまた都市伝説的なヤツかと言うと
言い出した男子はそうだけどマジだと言うのです。
全身真っ黒の男が出てくる夢ってヤバいと
その夢を見た奴は数日以内に死ぬと・・・。
その男子はネットなどでそういう都市伝説的なものを
調べたり信じたりしている感じのようでしたが
他の2人はくらだないとネットを信じすぎだと言いました。
そんな3人が話しているところにその夢をどうしたら
見ないようにできるかと聞いてきた男子がいました。
その男子の名前は西島と言い他の男子は西島って
そういうの信じちゃう系なのかとかオカルトが好きなのか
そんなことを聞く始末・・・。
しかし西島はそういうのではなく実はもう
その夢を見ているのだと答えるのでした――。
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マガユメのネタバレやその後の展開は?
西島はその夢について話し始めました。
最初は自分の部屋の隅に黒い男がただ立っていて
なにかをブツブツ言っていたと言うのです。
最初はただの変な夢だと思っていた西島。
しかしその黒い男は次の日もまた現れてやっぱり部屋の中におり
ブツブツと言っていると・・・。
「ア・・・とじゅう・・・」
それは数字で11,10と何かのカウントダウンのようで
しかもその黒い男は微妙に少しずつ近づいてくる・・・。
毎晩毎晩少しずつ近づいてきて昨日の晩はとうとう
枕元まできてこう言ったというのでした。
「あシたね・・」
西島はもしかしてボク明日・・・と言いかけるのですが
他の3人は大丈夫だとそんなことで死ぬわけがないと
西島を励ますのでした。
しかしその夜、西島は亡くなってしまったのでした・・・。
葬儀では西島が亡くなったときのことをウワサする者も・・・。
それは夜中に寝ていて突然亡くなり
医者に尋ねても原因がわからないというのです。
その話を聞いた3人はまさかと本当に黒い男がと言いますが
都市伝説的な話をし始めたあの青年だけはその話について
やめろと耳をふさぐのでした。
2人はその青年が最初に言い出したのではないかと言いますが
青年は昨日自分の夢にもあの黒い男が現れたと言うのでした。
「あト・・・じゅういち」
黒い男はそうカウントダウンを始めたのでした・・・。
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マガユメの感想は?
表紙のイラストやタイトルから夢が関係していると
すごく気になって読んでみたのがきっかけです。
本作は短編集で黒い男の夢の他にも
缶詰頭の夢という作品も収録されていましたが
私的には黒い男の夢がちょっと怖かったです。
西島が黒い男の夢を見たときはまだそれが本当のことか
わかっていないときだったので良かった気もしますが
西島が本当に亡くなってしまい自分も同じ夢を見てしまい
死へのカウントダウンが始まってしまったら
居ても立っても居られないですよね・・・。
自分は11日後に亡くなってしまうのですから・・・。
あの黒い男はいったい何なのか
何を理由に人を選んでいるのか
すごく気になってしまった感じです。
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