戸籍のない子に収録されている
私にふさわしい結婚。
本当にあった読者の体験談を漫画化した作品。
自分にふさわしい男だと不倫の末
奪った男性と結婚した女性。
彼女がつかんだ幸せの結末はいかに――?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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戸籍のない子 私にふさわしい結婚のネタバレ!
大手食品会社の営業課長の妻となった榊美穂子。
彼女は派遣先で夫である隆幸と出会ったのですが
隆幸には実は妻子がおりそれを無視して迫り
奪ってまで結婚したのです。
しかも結婚式まであげかなりの派手な結婚式を・・・。
美穂子は隆幸にふさわしいのは自分であり
また自分にふさわしいのも隆幸だと思っていました。
そして自分たちは少し出会うのが遅すぎただけで
自分たちはやっとふさわしい相手に巡り合えたんだと・・・。
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結婚式に出席した美穂子の知り合いも
よくやると略奪婚って本当なのかと
結婚式で言うほど・・。
隆幸の親族も隆幸の両親が生きていたら
反対しただろうと言うのです。
隆幸の前妻は母親が選んだも同然で
良くできた人だったそうです。
実は美穂子は隆幸の前妻の里美に会ったことがあり
この人になら絶対勝てると思ったのでした。
そして里美に離婚を迫り隆幸が美穂子を選んだのならと
すんなり離婚を承諾したのです。
美穂子はやっと自分にふさわしい男と結ばれて
ふさわしい生活が待っていると思っていました。
結婚式をしたときまでは――。
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戸籍のない子 私にふさわしい結婚のその後の展開は?
美穂子と隆幸が結婚して4年――。
街でばったり美穂子の同僚に会いました。
その同僚たちは隆幸の対応などに相変わらず素敵と言い
2人でデートなのかとあんな特別な結婚をしたのだから
うまくいってなきゃと言うのです。
この日は隆幸と前妻の間に生まれた娘の
高校入学のお祝いのプレゼントを選びに来てました。
隆幸は決めていた予算以上のプレゼントを選び
しかも10代の子どもにはと思うようなもので・・・。
実は隆幸は外での見かけは良く会社でもできる男ですが
家ではそこら中に脱ぎ散らかしたりジャージ姿で
ビールを飲みながら漫才を見ながら爆笑しているような男性。
夕食を手抜きすると前妻はこんなものを
出したことはなかったと母親だって
いつも手作りだったと言うのです。
そんな生活に美穂子はこんなはずじゃなかったと・・・。
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それだけじゃなく歯磨き粉も付けてあげなきゃいけなく
髭剃りも剃り残しが合ったり趣味の悪いネクタイをしたり
ボタンのかけ違いもあったりで美穂子が見ていないと
ぐだぐだの格好で出かけちゃうのです。
自分と一緒になってからなんて言われたくなく
美穂子は頑張るのですが元の奥さんは
どれだけ大事大事にしまくってたのかと
そんな風に思ってしまい・・・。
更には自分は騙されたのだと
うんざりだと思ったりするのです。
しかも美穂子は家の片づけをしてから
パートに出かけます。
近所には友達が経営している画廊を
手伝っていると言っているのですが
実際は3駅ほど隣のスーパーで
人目につかない倉庫で働いています。
隆幸の収入はそこそこですがマンションのローンや
前妻との子どもの教育費そして何よりも
隆幸の金遣いがゆるい・・・。
だらだらいつの間にかお金がなくなっちゃう感じで
カードを回収しても街金でお金を借りちゃうほど・・・。
自分は騙されたとよくも騙したと思うのですが
そんなとき美穂子はカードの明細を見ていて
レストランの名前やバックと靴などの
購入履歴を見つけます。
携帯をチェックすると女性との履歴があり
こんな外面だけの男とも思うのですが
それでも妻だから速やかに排除しようと・・・。
これ以上無駄なお金を使われてたまるかと
女性を呼び出し話をするのですが――。
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戸籍のない子 私にふさわしい結婚の結末は?
隆幸の浮気相手は同じ会社の派遣社員でした。
不倫だなんて痛い目に遭うだけだと
訴えることだってできると話しますが
彼女は美穂子も不倫で略奪婚だったと・・・。
美穂子は略奪婚ではなく少しだけで会うのが
遅かっただけだと話しますが彼女も自分も
出会うのが遅すぎただけだと言い出すのです。
隆幸にも浮気のことで追い詰めるのですが
逆ギレされて叩かれ仕舞いには
彼女とやり直すんだと出て行ってしまったのでした。
荷物も持たずに出て行ったのでそのうち
帰ってくると思ったのですがパートから帰ると
荷物がすべて消えておりオーディオやパソコン
テレビなどもなくなっていました。
こんなことを思いつくのはあの女だと
電話をしてもつながらず女性の住所を調べて
訪ねてみるとそこは引っ越していて・・・。
更には弁護士が離婚届を持っていて
慰謝料としてこのマンションを譲渡するから
離婚してほしいと言い出すのです。
当の本人はというとベトナム支社に赴任していました。
戸籍のない子
もちろんあの女性も一緒に・・・。
何度か弁護士が離婚届を持ってきましたが
あの2人の望み通りになんかしてやらないと
離婚せずにいたのでした。
何年かしたころには弁護士も来なくなったのですが
このとき離婚しておけば良かったのです。
美穂子も年を取り腰痛やらで体がきつくなり
パートの条件も悪くなっていました。
それでもこのマンションで家賃なしだから
なんとか暮らせていたのですが
そこに隆幸の前妻から電話が来たのです。
その電話の内容は――。
そして電話を切った後、数年ぶりに
隆幸が帰ってきたのでした。
誰かもわからないそんな姿で・・・。
美穂子はこのとき自分は何をやっているんだろう
今まで何をやってたんだろうと思うのです。
これが私にふさわしい結婚だったのかと・・・。
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戸籍のない子 私にふさわしい結婚の感想は?
人の物を奪ったのですから
当然の報いなのかもしれません。
そして自分もしたのだから同じことをされる・・・。
隆幸の見た目や地位などしか見ていなく
本当の姿を見ていなかったから
結婚してからはこんなではなかったと
ずっと思いながら暮らしていましたね。
もしあのとき離婚をしていたのであれば
もっと違った人生もあったかもしれません。
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マンションをもらいパートをしていたとしても
数年後、変わり果てた隆幸と一緒に暮らすことは
決してなかったはずです。
プライドや意地で離婚しなかったのが
間違いだったのだと思います。
とはいえよくあんな男性と前妻の里美は
何年も暮していたなと思ってしまいます。
だらしがない分にはまだ良いですが
歯磨き粉も自分でつけられないなんて
よっぽどの男性だと思ってしまいました。(笑)
その後どうなったのかはわかりませんが
隆幸は無職のようですしきっと
美穂子のパート代で暮らしているんでしょうね・・・。
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