アニメ化に舞台化そして今度は映画化と人気の
唐々煙先生の作品の曇天に笑う。
時は明治――。
幕末が終わり、文明開化が幕を開けた。
世の中は活気で満ちあふれていたがその裏では
士族反乱などにより多くの犯罪者を抱えるようになっており
送り込まれた監獄からの脱走も後を絶たなかった。
そんな問題に対処するため政府はある策を講じるが・・・。
日本最大の湖・琵琶湖を舞台に繰り広げられる
激動の時代を生きた三兄弟の物語がここに開幕!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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曇天に笑うのあらすじは?
明治11年、明治維新以降、多くの犯罪者を
抱えるようになってしまった日本政府は罪人の多さと
送り込まれた監獄からの脱獄などに頭を悩ませていました。
今日も護送中に逃走した罪人を追って右往左往する警官たち。
その罪人は以外にもすばしこくなかなか
捕まえることができずにいた彼らの前に現れた一人の男。
その男はいともたやすくその罪人を捕まえてしまったのです。
目が覚めたとき罪人は自分が船の上にいることに気が付きます。
次第に自分がどこに連れて行かれるのか察し此処にだけは
いたくないとうろたえる罪人に橋渡し役の青年は容赦なく
「いっぱい苦しんで罪を償って来い」と言い放つのです。
![曇天に笑う](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/MGG51660.jpg)
曇天に笑う
増え続ける囚人対策に日本政府はひとつの案を立てました。
それは琵琶湖の中心に脱獄不可能な監獄を作り
重罪人を容赦なく送り込むというシステムを作りました。
「獄門処」と呼ばれるその監獄への護送の最終段階となる
「橋渡し」を担当するのは湖畔の大津にある「雲神社」の雲(くもう)三兄弟。
先ほど逃げた罪人をいともたやすく捕まえたのが
雲家長男・天火、橋渡しをしていたのは次男の空丸と三男の宙太郎。
彼らは長男の天火を中心に日夜鍛錬し
罪人の取り締まりを行っていたのですが・・・。
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曇天に笑うのネタバレとその後の展開は?
主人公は日本最大の監獄である獄門処の橋渡し人である雲三兄弟。
そして彼らが住む雲神社で居候をする
風魔の忍び・金城白子も絡みながら物語は進んでいきます。
雲三兄弟は早くに両親を亡くしそれからというもの長男の天火を中心に
稼業を行っているのですがおりしもこの時、彼らが住む
大津の空は300年に一度という長期の曇天が続いていました。
その時に現れ人々に災いをもたらすという
オロチという存在がこの物語において重要になってきます。
オロチは敵対する家系の身体を乗っ取り精神をも蝕んでいくといいます。
雲家は600年も前からオロチと戦っており
果たしてオロチの「器」となるのは誰なのか?
というところも見どころとなっています。
オロチの器を追って天火がかつて
所属していた部隊「犲(やまいぬ)」も動き始めます。
さらに雲家の居候である金城白子の正体や
獄門処内での不穏な動きなど様々なことが発覚していきます。
兄の天火に追いつこうと空丸は
犲の隊長・蒼世に弟子入りするという場面も。
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曇天に笑う
そんな中、オロチの器が長男の天火であることが
政府にばれてしまい天火は処刑されてしまいます。
物語の核であったオロチ・・・
オロチの器である天火がいなくなったことで
オロチの復活は阻止できたはずでしたが・・・。
処刑されたと思っていた天火は生きていたのです。
しかも、天火はオロチの器ではなかったことが分かります。
亡くなった両親と天火たちの身に何が起きたのか・・・
天火たちの過去も明らかになっていきます。
そして物語はクライマックスへ。
本当のオロチの器が誰なのかオロチを倒す方法とは何なのか
復活を遂げてしまったオロチとの戦いも見どころです。
風魔一族の復活を目論む白子がとった行動にも注目。
細かい内容はぜひご自身の目で確かめてみて下さい!
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曇天に笑うの感想は?
抗えない宿命を持って生きる三兄弟の戦いを描いた
この作品はこれまでもアニメ化、舞台化などで人気を博し
今後実写映画化も決定するなどますます注目度が高まっています。
舞台は明治時代ですが時代背景はしっかりと残しつつも
斬新なストーリーは読みやすく面白いです。
主人公である三兄弟のキャラクターも個性的です。
絶対的な長男・天火の背中を追いかけている空丸と
宙太郎の姿は微笑ましく特に空丸の天火に対する嫉妬とも
憧れとも言える感情は共感できるところだと思います。
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曇天に笑う
他にも素性の知れない同居人の金城白子や犲のメンバーなど
彼らと三兄弟がどう関わってくるのかも見どころです。
獄門処やオロチ、三兄弟の過去など様々な要素が絡むこの作品は
作画も丁寧で綺麗なので読みやすいので
男女問わず幅広い世代の方に読んでもらえる作品だと思います。
これぞ理想の兄弟愛、深い絆で結ばれた
彼らの物語をぜひ堪能してみてください。
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