楠みちはる先生・原作、 佐原ミズ先生・漫画の神様のジョーカー。
何をやってもうまくいかない男子大学生・希和は
年上の彼女・茉洋」に 自分は願いを叶える力を持っているが
代償を支払わなければならないという大きな秘密を打ち明けた。
秘密を知った茉洋は願いを叶えてほしいと懇願し
それが後々大きな事件に発展していくことに・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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神様のジョーカーのあらすじは?
小さな本屋でバイトをする傍ら就活に励んでいた
男子大学生・緒方希和はなかなか就職が決まらず苦戦していました。
希和には大学時代から付き合っている年上の彼女・茉洋がいます。
バイトが終わると外では茉洋が待っていました。
二人で彼女のアパートへ向かうことになりその道すがら
希和は「自分には願いを叶える力がある」と打ち明けます。
しかし願いが叶った後には代償を強いられるのでした。
神様のジョーカー
力のことをなんとなく自覚したのは小学5年生のときで足の遅かった希和は
「運動会のリレーでビリになりたくない」と願い3位入賞を果たします。
翌日、自転車を盗まれてしまったのです。
希和の話をくだらない話だと一蹴しながらも
茉洋は他に何を願ったことがあるのか尋ねます。
希和は茉洋に出会ったとき
「こいつを俺に下さい」と願ったこともあったのです。
その話を聞いた茉洋は自身が就職した
大手出版社の就職試験を受けてみるよう勧めてくるのでした。
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神様のジョーカーのネタバレとその後の展開は?
茉洋が会社で大きなストレスと戦いながら
必死に働いていることを知った希和は 彼女の助けになりたくて
会社の就職試験を受けることにします。
茉洋は結果がどうなろうと就職試験を
受けてくれただけで嬉しいと喜びます。
希和は「願ったから受かるよ」と話し本当に採用されてしまいます。
その代償は茉洋の大好きだった叔父さんの死という形で支払われ
今まで願いの代償は自分に返ってきていたため希和は混乱します。
茉広は叔父さんの死を忘れてしまうくらいこれから2人で
一緒に過ごせる時間が嬉しいと複雑な表情で話します。
後に希和の採用には彼にとって有利な状況が
重なっていたことも明らかになります。
神様のジョーカー
彼の願いを叶える力が本物だと確信しつつある茉洋は
「天罰を下してほしい上司がいるから力を貸してほしい」と頼むのですが
「怨恨で罰を願うのは自己満足にすぎない」と断られてしまいます。
しかし一度は拒否していた希和も茉洋に害を加えるような相手なら
罰が下ってもいいと願ってしまっていたのです。
結果、犯罪まがいのことをしていた上司は警察の
捜査対象になったことに動揺し勝手に階段から落ちてケガをします。
上司への罰を願った代償がどこに現れてくるのか
予測できず希和と茉洋は頭を抱えます。
そこで仕事の呼び出しがかかった茉洋は撮影立ち合いのため
慌ててタクシーに乗り込むのですが事故に巻き込まれてしまい・・・?
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神様のジョーカーの感想は?
『神様のジョーカー』は佐原ミズさん(作画)と楠みちはるさん(原作)の
タッグで描かれる人間の欲望をテーマに据えた内容です。
茉洋は願いを叶える為に代償を強いる希和の神様を「ジョーカー」と呼び
「本人次第でどんな人生にも成り代われる」と語ります。
いきなり物語の確信めいた発言のように聞こえます。
茉洋に力の秘密を明かすまで希和は
「出来るだけ何も望まない人生」を送っていました。
それは願いを叶える為の代償がどのような形で
現れるのかわからなくて危険だと思っていたからです。
作中で茉洋は力があれば自分の欲望の赴くままに
それを使っていたかもしれないと話しています。
神様のジョーカー
自分の思い通りになるなら使っちゃいたくなるのが人間ですよね。
力を持っていても極力望まないようにしていた希和の強さが伺えます。
強く自分を律していた希和でさえ何度か望んでしまいます。
希和の人生は茉洋に力の秘密を打ち明けたことから大きく狂い始めます。
過去数回しか使ったことのない力を
短期間で2度も使ってしまっているのです。
願いの行きつく先がどこなのかラストの予測が全くできません。
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