渡辺航先生による自転車に賭けた男たちの熱き戦いを描いた作品『弱虫ペダル』。
オタクで気弱な主人公が自転車競技に出会い
多くのライバルたちと戦いながら成長を続ける本格ロードレース漫画。
少年漫画でありながら女性までも魅了し
アニメや演劇と展開し数多くのファンを獲得してきた作品です。
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弱虫ペダルのあらすじ!誰よりも多く、速く、ペダルを回す少年
主人公の小野田坂道は千葉県の総北高校に入学したばかりの高校1年生。
彼は何より秋葉原やアニメを愛するいわゆる“オタク”でしたが
中学時代には友達ができず毎日ひとり
ママチャリをこいでは秋葉原へと通っていました。
高校に入ったらアニメ・漫画研究部(アニ研)に入り自分と同じ趣味の
仲間と友達となり語り合うことを楽しみにしていましたが
部員が少ないため活動停止と知りガッカリしてしまいます。
そんなある日、小野田は同級生の今泉俊輔から自転車でのレースを挑まれます。
今泉は中学の頃から自転車レースで活躍した有名人で
一方の小野田は未経験なうえママチャリで戦うことになってしまうのです。
弱虫ペダル
今泉がこんな無茶とも思えるレースを自転車レース未経験の
小野田に申し込んだのには理由がありました。
実は今泉は以前、小野田が学校裏の傾斜が20%もある
坂道をママチャリに乗ったまま鼻歌まじりに
苦もなくこぎながら登っていく姿を見かけたからです。
今泉に「負けたらアニ研に入ってもいい」と約束された小野田は
部員集めとアニ研復活を賭け無簿運な自転車レースの申し出を受けるのでした。
自転車で坂を登る喜びを知った小野田が仲間と共に
ロードレースの楽しさにのめりこみ誰よりも多く
ペダルを踏み込みケイデンスを上げる学園スポーツ漫画。
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弱虫ペダルのネタバレ!ロードレースで得た大切な仲間たち
小学生の頃からオタクであった小野田は
大好きな秋葉原へ往復90km程もあるのに
電車代を浮かせるためママチャリで毎週通っていました。
さらに母親があまり遠くへ行けないよう自転車屋に細工を頼んだため
結果として小野田のママチャリは本体重量やギアが大変重い仕様となってしまいます。
ですがそんな母親の思惑に気づかぬまま小野田は毎日そのママチャリで通学し
毎週それに乗って秋葉原への往復を続けた結果
人並みはずれた高速ケイデンス(回転数)を身に付けます。
それはロードレースで“登り”を専門とする「クライマー」にとって大変優れた技能で
初心者かつ運動が得意ではない小野田でしたがその才能をメキメキと発揮していくのです。
弱虫ペダル
また今泉とのレース後、小野田は総北高校自転車競技部へと入部し
そこで自分と同じクライマーの3年生である先輩・巻島裕介と出会います。
巻島はその独特なダンシング(乗り方)から「ピークスパイダー」の異名を持ち
小野田へと多くの影響を与えることになるのです。
しかし3年生最後のインターハイ後、巻島は高校卒業前にイギリスへと旅立ってしまい
そのショックで小野田は今まで苦もなく登れた坂が登れなくなってしまいます。
ですが次期キャプテンの手嶋の走りに奮起しスランプから脱出。
新生・総北自転車部は新たなスタートを切るのでした。
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弱虫ペダルの感想!魅力溢れる登場人物たち
この『弱虫ペダル』には、多くの魅力的なキャラが登場し物語を彩ります。
主人公の小野田はどんなに苦しくとも笑いながらペダルを踏み
調子がのってくるとレース中でも大好きなアニメ「ラブヒメ」の主題歌を歌いながら
多くのライバルたちを抜き去ってゆくのです。
そして自転車強豪校・箱根学園には巻島と同じエースクライマーの東堂尽八がおり
最後のインターハイで2人が繰り広げた激闘は手に汗握る名勝負でした。
さらに総北・金城と箱學・福富の両主将や京都伏見高校の御堂筋と
今泉などそれぞれが事情や因縁を抱えながら戦い
その先にある「勝利」を目指し自転車を走られるのです。
弱虫ペダル
福富の言葉に「自転車は下を向いていては進まない」があります前を
遠くを見ないといけない乗り物なのだと。
一見あたりまえとも思える言葉ですが後に福富は自身の過ちを乗り越えるため
正に“前を向きながら”必死に足掻きそして開放されるのです。
皆さんもこの『弱虫ペダル』を読みながら
小野田と一緒に熱いケイデンスを上げてみませんか。
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