相葉キョウコ先生の作品の恋するランジェリー。
大手下着メーカーを舞台にした短編4作品からなる作品集。
BLでも大活躍中の作者相葉キョウコ先生による
ちょっとエッチでかわいい大人の恋が描かれています。
表題作は入社5年目の有田恵が異動先で
オネエな美咲に徐々に惹かれていくストーリー。
脈云々以前にそもそも彼の性癖がわからないのに
ランジェリーチェックのためにあちこち触れられてドキドキしちゃいます。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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恋するランジェリーのあらすじ!おかまかホモか新しい同僚
入社5年目の有田恵が婦人下着部門という名のいわゆる
おばさん向け下着部門から華やかなランジェリー部門に異動した有田恵。
仕事のペアになったのはオネエキャラの美咲でした。
美咲から春物の新作デザインを出せと言われ恵が描いたデザイン画は
おばさん向けで美咲からはあきれられてしまいます。
男性のはずの美咲の方がよほど女性らしい感性の持ち主で
しかもデザイナーとしてのセンスも抜群。
恋するランジェリー
オネエキャラにドン引きしていた恵ですが
美咲の仕事に対する姿勢やさりげないやさしさそして
二人きりのブラのフィッティングに徐々に心惹かれていきます。
美咲はゲイだという噂を聞きやっぱりと思う反面
どこか寂しさを感じた矢先美咲が「彼女」と別れたと聞いて
混乱する恵。美咲は結局ゲイなの!?
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恋するランジェリーのネタバレ!ゲイだと思ったらノーマルで!?
「あなたブラのサイズ合ってないわね」
出会った直後の一言がこれだった美咲は
見た目はかっこいい男性社員ですが口調はオネエ。
しかもランジェリーの知識なんてなかったけれど
フリフリでセクシーでかわいいから気が付いたら誰よりも
詳しくなっていたというほどのかわいいものが大好き。
恵が描いたランジェリーデザインがあまりにおばさん臭いので
恵の下着をチェックされてしまいます。
抵抗する気持ちはあるものの美咲のオネエ口調に流されて
恵はついすんなりブラウスを脱いでしまう。
恋するランジェリー
その時の恵のブラがあまりにおばさんすぎて美咲の乙女心?に火が付きます。
あれこれとかわいいランジェリーをもってきては
付けてみろと勧め正しい着用方法を指南します。
恵はといえば勢いに押されていただけですが
気が付けば付け心地のいいかわいいランジェリーに感動し
しかもそれが美咲のデザインだというのでびっくり。
美咲に尊敬の念を抱きついていきますと誓うのでした。
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恋するランジェリーの結末は?
そんなこんなで始まった2人のプロジェクト。
新作の試作ができるたびに2人きりで
フィッティングをするのが通例になります。
恵がブラを試着し美咲はブラの中に
手を入れたりしてフィット具合を確認するのです。
美咲はゲイだという噂を聞いて安心はしていても
恵はどうしてもこの作業にドキドキ。
平気だけど何も感じないわけじゃない
意識しないように努力が必要になっていきます。
美咲はゲイなのだから大丈夫、美咲はゲイなんだから意識しちゃだめ・・・。
そしてある日、通勤してきた美咲の頬が真っ赤に腫れていました。
聞けば「彼女と別れてきた」と。
驚いてゲイじゃないのかと尋ねればれっきとしたノーマルだと回答されます。
恋するランジェリー
姉が3人の母子家庭で会社も女ばかりなのでオネエ口調に
慣れてしまっただけだというのでびっくり。
その後のフィッティングでは意識しまくってしまい最終フィッティング後は
美咲から触れてくることもなくなりそれが寂しく感じる恵。
このままプロジェクトが終わればただの同僚に戻ってしまいます。
そうこうするうちに完成品が出来上がってきました。
二人で作ったかわいい下着、最後のフィッティングです。
試着した恵を見て満足げな美咲ですが
今までのように触れてフィット感の確認などはしません。
「じゃあこれで出来上がり」となったとき
恵は「まだです」と申し出ます。
男性がホックを外しやすいように背後のホックを選び抜いた
外れやすいか確認してほしいと必死な顔の恵に
美咲はとうとう男の顔を見せます。
彼女と別れたのも美咲が恵に惹かれたからだと言い
二人はめでたく結ばれランジェリーは大ヒットするのでした。
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恋するランジェリーの感想は?
とにかく絵が美しいです。
しっかりした線で迷いなく描かれている絵
出てくる登場人物は美男美女ぞろい。
少女漫画と少年漫画を足して美で割ったような絵柄は見ているだけでも満足です。
1カット1カットが出来上がったイラストのようです。
その上ストーリーも面白いしキャラクターも立っているのだから言うことなし。
恋するランジェリー
短編集なので多少駆け足な感じは否めませんがそれでも十分読みごたえがあります。
キャラクターが立っていると言ってもオネエキャラの美咲以外は
特に飛び道具的キャラは存在しません。
身近で隣の席に座っていそうな女性たちばかり。
なのにちゃんとキャラが立っていてあざとくないのがまた素晴らしいと思います。
エッチ度はさほど高くないのですが絵が美しいので
なんだかエッチに感じてしまいますよ。
いろんな意味で満足度が高い短編集だと思います!
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