101人目のアリスのネタバレと感想に最終回は?試し読みやあらすじもあり


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かわい千草先生の作品の101人目のアリス。

 

音楽のエリート学園に特例として入学したアリティストは
素晴らしい演奏をすることができながらも
その実基礎は全く身についていないいわば素人。

 

しかし彼にはその学園に入学しなければいけない理由があった。

 

天才に囲まれながら自分の目的を遂行するために
邁進するアリティストは
果たして目的を果たすことができるのか!

 

音楽を通じて成長する青春漫画!

 

 

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101人目のアリスのあらすじは?

 

近隣の国々から選りすぐりのエリートが集まる音楽学校
モンドンヴィル学園。

 

店員が100人の狭き門を抜けて
各方面の音楽の天才たちが後頭部に入学してきました。

 

そんな中、特例措置で異例の101人目が入学することに。

 

しかもその101人目になるアリスティドは
音楽の基礎がほどんと身についていないいわば素人。

 

田舎で出会った老人の演奏に聞きほれて
彼のように演じてみたいと思ったところ
入学を勧められたというあっけない理由で
この名門校への特例入学を果たしていました。

 

本来、その選ばれた100人には名実ともに選ばれた
エリートばかりが集うもの。

 

例えば次席で入学したのは音楽一家のエリートで
名実ともに実力を兼ねそろえたバイオリンの天才リシャール。

 

101人目のアリス
101人目のアリス

 

ルームメイトのティオに誘われて
一曲合わせて引こうとするのですが
アリスティドの演奏はとても雑でそれまでまともに
師匠についたこともないことが分かるのです。

 

どうしてこんな素人が101人目として
入学することができたのか・・・。

 

基礎知識もなく楽譜も読めません。

 

生徒どころから先生からも馬鹿にされる始末ですが
しかし彼にはこの学園に入学するある目的があったのです。

 

そしてそんな彼に対する周りからの評価は
放課後の特別レッスンで奏でた演奏で一変。

 

それまで聞いたことのないような演奏
魅せることを知っている音使い。

 

基礎を知らない天才が迷い込んだ音楽の世界。

 

果たしてその先に見える世界とは――?

 

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コミックシーモア

 

101人目のアリスのネタバレとその後の展開は?

 

Margo、それはラベルもなく制作者も不明なバイオリン。

 

名器の1つではあるが時代も浅く
その楽器を手にしていたのはただ1人。

 

奇蹟の音を持つといわれ天才的な才能を持ちながらも
早世した稀代のバイオリニストサバティエ。

 

音楽学校モンドンヴィル学園に特例で入学したアリティストは
そんな稀代の天才が残したたった1人の子どもでした。

 

しかし彼が物心ついたころには
彼に残されていたのはその語り継がれる演奏だけ。

 

父親の演奏に似ているといわれバイオリンに親しんでいた
アリティストが入学を決意した理由は
父親の相棒であったMargoに会うためだったのです。

 

しかしその楽器は今、失われてしまっています。

 

高等部3年生で監督生のヴィックは
そんなアリティストに条件を申し出ました。

 

それは同学年の首席である
マクシミリアンを超える存在になる代わりに
彼の財力を使ってMargoを探してくれるというもの。

 

どんな楽器よりバイオリンは基礎が大切。

 

しかし学科はほとんど素人で楽譜を読むと手が遅れる
そんな状態でマクシミリアンを超えることができるのか。

 

101人目のアリス
101人目のアリス

 

大切な父親の相棒Margoと対面するために
学園で勉強をすることを決意したアリスティド。

 

そんな彼にとても親身に協力してくれる上級生のヴィック。

 

しかしその惜しみない協力姿勢には
ヴィックの個人的な思いがあったのです。

 

実はヴィックとマクシミリアンは異父兄弟。

 

彼のことを負かすために
自分を利用していることに気が付いたアリティストは
今まで信じてきたものが
いったい何だったのだろうかと絶望するのでした。

 

そんな彼のことを救ってくれたのも
またマクシミリアンでした。

 

天才といわれた彼が自分を認めてくれました。

 

その言葉に背中を押され再び歩き始めたアリティスト。

 

嫉妬と羨望が混じりながらも音楽を通じて繰り広げられる青春
よきライバルは良き友人。

 

友人とのかかわりで成長していくアリティストは
父親の相棒に出会うことができるのだろうか。

 

一人の天才が成長していく感動青春作品!

 

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101人目のアリスの感想は?

 

最初は子ウサギのようなアリティストが
学園内をぴょんぴょんと駆け巡る。

 

101人目のアリスと全校生徒からバカにされ
注目されているアリスは自由奔放でまっすぐな少年。

 

そんな彼が新しい風となり
天才音楽家の卵たちとともに成長していく。

 

101人目のアリス
101人目のアリス

 

この年齢に特有の友人同士の羨望、嫉妬、励ましあい
実直さなどが少年らしいあり方で見事に描き出される本作は
読んでいてある種の爽快感に満たされました。

 

まるで宝石の原石のような少年が
キラキラと磨かれていく
その様をこんなに見事に描き出してくれた
絵の繊細さも見どころの一つです。

 

ぜひお手にとってご覧ください。

 

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