花沢健吾先生のアイアムアヒーローは
実写映画公開のパニックホラー作品。
平凡な日常は謎の感染症によってZQNが徘徊する
恐ろしい世界に変わってしまいます。
恋人や家族たちを失いながらも生きるために戦う英雄たち。
怒涛の展開に一瞬たりとも目が離せません!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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アイアムアヒーローのあらすじは?
主人公の鈴木英雄はかつては単行本も出版したことのある元漫画家。
連載が打ち切られてからはネームすら通らず
35歳にしてアシスタントでなんとか生計を立てていました。
妄想癖のある彼は小さい頃から夜が苦手でした。
一人で静かな部屋にいるといろんな恐ろしいモノたちが
気を惹こうとあちらこちらから現れるのです。
テレビやラジオをつけたり妄想の中の友達と話したり・・・
なんとかやり過ごして朝になると英雄はやっと眠りにつくことが出来るのです。
アイアムアヒーロー
そんなヘタレな英雄でしたが元アシスタント仲間である彼女がいました。
普段は優しく英雄を包み込んでくれる黒川徹子は酔うと彼を罵倒し
何かにつけて元彼の中田と比較してくる掴みどころのない性格。
中田もかつては同じ漫画家のアシスタントだったのですが
デビュー以降は常に人気を集めるいわゆる売れっ子作家。
彼女に言われるまでもなく圧倒的な差があるのを自覚している英雄は
常に中田への劣等感を抱いていました。
そんな不満が爆発したある日、英雄は徹子に最低な発言をしてしまいます。
それ以後、彼女からの連絡はなく――
英雄は趣味のクレー射撃の練習に行く前に
直接謝るべく徹子の自宅を訪れます。
ノックをしても応答がないので郵便受けから部屋の様子を見る英雄。
ベッドに横たわっていた徹子は彼の呼びかけにムクっと起き上がると
不自然な動きで英雄の方へ向かってくるのです。
全身に血管が浮き出た彼女はもう人ではなく
なにか別の生き物のようで――・・・?
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アイアムアヒーローのネタバレとその後の展開!
英雄が平凡な日々を過ごしていた一方、世の中では異変が起きていました。
謎の感染病によってZQNとなった感染者たちが身近な人々に襲い掛かり
街には急速にZQNたちが徘徊するように。
英雄の恋人徹子も感染者に噛みつかれたことで変異を遂げていたのです。
なんとか街を逃げ切った英雄は迷い込んだ富士の樹海で
高校生の早狩比呂美と出会います。
林間学校で近くを訪れていた比呂美とともに
「富士山の五合目に行けば助かる」という噂を信じて
登山するもののそこでも感染した人たちによってパニック状態に。
新たな協力者を得て車で脱出した2人でしたが
なんと比呂美もZQNに噛まれて感染してしまったのです――。
ネット掲示板の情報を頼りに御殿場アウトレットにやってきた英雄。
アイアムアヒーロー
そこには比呂美の姿もありました。
彼女は感染したもののこれまでのZQNとは少し様子が違うようで
英雄たちを襲ってこようとはしないのです。
御殿場アウトレットには生き残りたちが
小さな組織を作って屋上で生活していました。
秩序とは名ばかりの女子供と弱者が虐げられるそのコミュニティー。
英雄たちを受け入れてくれた“藪”と呼ばれる女性は
比呂美が感染しているのに気付きながらも
彼女が他のZQNとは違うことを見抜いて匿ってくれたのです。
しかしその小さな平和もすぐに混乱の最中に崩壊します。
傷を負った比呂美を連れて車に乗り込んだ藪は
途中で英雄を拾ってアウトレットから脱出。
藪は本名である小田つぐみを名乗り3人は運命を共にすることに。
看護士だった小田によって怪我の手当てをされた比呂美は
樹海以降の記憶を失いつつも感染前の人格を取り戻していたのです。
ZQNの被害は世界各地に拡がっていて日本では
“クルス”と呼ばれる者や混乱に乗じて教祖になろうと
目論む青年によっていくつかの組織が作られていました。
そんな中でZQNについてわずかに判明したことも。
感染者たちは主に生前の行動をトレースしており
身体能力が飛躍的に発達するということ。
生殖機能が残っていたり子どもを守る母親もいたり・・・
個体によって差があることも分かり始めます。
新たな武器を手に入れて束の間の休息を取っていた
英雄たち3人でしたが小田の妊娠が発覚します。
足手まといになるまいと2人の前から姿を消そうとする彼女。
阻止しようと悶着する3人のそばには
赤ちゃんのZQNが忍び寄っていて――・・・!?
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アイアムアヒーローの感想は?
映画化されたことで話題になったアイアムアヒーローは
かなりの巻数でしたが一気に読み終えてしまいました。
1巻はちょっといびつな英雄の日常から始まるのですが
その後の怒涛の展開にどんどん引き込まれていきます。
恋人の徹子が英雄に襲い掛かるシーンは
ページをめくるのが恐くなるほど・・・
実際に見て欲しいので詳しい表現は割愛させて下さいね。
アイアムアヒーロー
ヘタレだけどなんとか勇気を奮い立たせて戦う英雄が
巻数を重ねるごとにちょっとずつかっこよくなっていきます。
実写化のキャストはまさに英雄そのものでこちらも見るのが楽しみです。
ZQNの謎が解明されないまま物語はさらに大きく膨れ上がって
混迷を極める世界へと読み手を連れて行ってくれるこのアイアムアヒーロー。
ちょっとだけ勇気を出して覗いてみて下さいね!
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