メーブ先生・原作、恵広史先生・漫画の作品のACMA:GAME。
亡き両親の跡を継ぎ高校三年生という若さで
「織田グループ」の会長の座に君臨している織田照朝。
彼は社員を「家族」と呼び会社と彼らを守ってきました。
しかしある日突然「アクマゲーム」と呼ばれる
ギャンブルゲームに巻き込まれることとなるのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ACMA:GAME(アクマゲーム)のあらすじは?
容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群・・・
そんな三拍子の揃った高校三年生の少年・織田照朝。
完璧超人ながらも友人たちとポーカーや雑談を楽しむ様子は
普通の高校生・・・ですが彼のもう一つの姿は
日本有数の財閥「織田グループ」の総会長というものでした。
昼は学生、夕方からは会長としての仕事をこなす彼の姿は
とても高校三年生の手腕とは思えないほどです。
おまけに彼は両親の死後、一時は破綻し分解していた
「織田グループ」を三年で再びまとめ上げたという実績もあります。
一人で最初から会社を立て直した照朝の手腕と人柄に
社員全員が彼を尊敬し支えようと尽力しています。
そして彼もまた両親の志を引き継ぎ社員たちを「家族」と呼び
名前全員を記憶するほど彼らのことを思っています。
会社は順調、しかし最近照朝を悩ませている出来事が一つありました。
ACMA:GAME
それは世界中で起きている資産家が突然
財産を譲渡させられるという怪事件。
奪われるのではなくあくまで譲渡という異様さから
ニュースにもしきりに取り上げられており
今や全国民の耳に入っている大ニュースです。
「織田グループ」も狙われているかもしれない・・・
そんな彼の嫌な予感はすぐに現実になることとなります。
突然会社に押し入ってきたイタリアンマフィアのマルコ・ベルモンド。
彼が持っていた「悪魔の鍵」と呼ばれる代物は
平凡とはいえないものの紛れもなく「現実」だった
照朝の日常を大きく変えることとなるのです。
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ACMA:GAME(アクマゲーム)のネタバレとその後の展開は?
悪魔の鍵によって造られた閉鎖空間そして呼び出された異形の悪魔。
それらによってマルコが仕掛けてきたのはゲームの勝者が
敗者からなんでも奪うことができるという「アクマゲーム」でした。
全てを貰うというマルコの言葉に照朝は
毅然とした態度で一言「やらん」と告げます。
アクマゲームを取り仕切る悪魔・ガドは
マルコから呼び出されたものの自分はあくまで
中立の立場であると照朝たちに説明します。
そうして照朝の文字通り全てを賭けた戦いがはじまります。
真偽心眼ルールという相手の言葉が
真実か嘘かを見破るというごく単純なゲーム。
類まれなる観察眼を持つ照朝は最初こそ有利に戦況を進めますが
マルコの使った冷気を操るという悪魔の力の異様さ
寒さによる思考の低下により一時はピンチに陥ります。
しかしあまりにも簡単で間違えようのない問題を外したことで
かえって照朝の思考が再度冴えわたることとなり
持ち前の観察眼を生かしマルコの能力が
「冷気を操る」ということでないことに気が付きます。
実際のマルコの能力は「ゲーム空間ごと別の場所に移す能力」。
ACMA:GAME
そのことを看破した照朝は辛くも勝利を治めます。
互いの命を懸け始まったゲームでしたが
結局照朝はマルコの命をとることはしませんでした。
完敗を確信したマルコ、悪魔の鍵は照朝の手に渡ることとなります。
アクマゲームは終了、しかし引く気配のないマルコたちに
照朝は誰の命がかかっているのだと問いかけます。
そしてマルコの口から語られたのは
グングニルという組織とその先導者の存在。
敗北したマルコの父親の命をいとも簡単に奪う
グングニルの非情さに怒りを覚えた照朝は
独自にアクマゲームとグングニルの調査を始めます。
しかしそれは彼がこれから巻き込まれることとなる
ゲームの始まりの一つに過ぎなかったのです。
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ACMA:GAME(アクマゲーム)の感想は?
週刊少年マガジンにて連載中の本作。
「BLOODY MONDAY」の恵広史先生が
作画を担当しているということで彼女の絵といわゆる
○○ゲームものが好きな私は迷わず手に取っていました。
タイトルにめちゃくちゃアクマと書いてるので
あらすじ的にもデスゲーム物の類かな・・・
と思って読んだんですが少し違いましたね。
ゲームの勝者が敗者からなんでも
奪うことができるという「アクマゲーム」。
このゲームにより世界中のあらゆる機関を掌握している組織
「グングニル」との戦いを軸に物語は展開されていきます。
最初は主人公の照朝がグングニルの謎に近づくために
アクマゲームが展開されていく感じですが
だんだんとストーリーの規模が大きくなっていきます。
ACMA:GAME
ストーリーも申し分ないですが個人的に
ゲームの内容が他の○○ゲームものと一味違い新鮮でした。
悪魔という完全な中立者。
しかし人間ではないものを審判におくことで
人間同士であれば不可能なゲームも実現しています。
また一度の不正解が死に直結しないというのも
考える余地や可能性が増やせていいですね。
まだまだ連載中であり秘密が
たくさんちりばめられている本作。
今後物語がどのように展開されていくのか
楽しみに続きを待ちたいと思います。
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