葉月抹茶先生の一週間フレンズ。
一週間で楽しかった記憶が全部消えてしまう香織と
ひとりぼっちの彼女と友達になりたい裕樹。
2人は一週間だけの友達を何度も繰り返していくうちに
かけがえのない日々を作り上げていきます。
ほんのり切ない高校生たちの友情と恋の物語――。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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一週間フレンズのあらすじは?
高2の長谷裕樹にはどうしても気になるクラスメイトがいました。
かわいい見た目と裏腹に冷たい態度で女子から嫌われている藤宮香織。
彼女は人と関わろうとせずにいつも1人でいるのでした。
香織の後姿を眺めながら友達になりたいと願う裕樹。
たまたま2人で先生の手伝いをすることになった裕樹は
意を決して「俺と友達になってください」とお願いします。
一週間フレンズ。
ドキドキしながら返事を待つ彼に香織の返事は――。
「嬉しいけどごめんなさい」
言うやいなや走り去ってしまう彼女。
裕樹はハテナで頭をいっぱいにしながら
屋上で一人昼食をとる香織の元にやってきます。
さっきの言葉の意味を尋ねるとはっきりした理由は言わずに
ひたすら「絶対にだめ」だと断る香織。
裕樹には彼女が人嫌いというわけではないように思えて
なにか人には言えない理由があるのだろうと察します。
友達になることは諦めつつも裕樹は明日からも屋上で
一緒にお昼ご飯を食べたいと言います。
これが最後のチャンス。
こうして2人で昼食をとるようになった裕樹は
案外ひとなつっこい香織の意外な一面を発見するのでした。
たわいない話をするうちにすっかり友達のように親しくなった裕樹と香織。
でも金曜日の昼食後、香織から突然
「もう私に話しかけないで」と言われてしまって――?
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一週間フレンズのネタバレとその後の展開は?
香織は『一週間で楽しい記憶が消えてしまう』という
秘密を抱えていました。
好きな友達のことも思い出もなにもかも
一週間でリセットされてしまうのです。
気の合わない人や家族の記憶はなぜか消えないのに
友達との記憶は保てない彼女。
そんな状況がつらいのであえて友達を作らないようにしていたのです。
一週間フレンズ。
裕樹との一週間も楽しかったからこそ
きっと記憶がリセットされてしまう・・・
香織は泣きながら裕樹に説明してくれました。
予想外の告白に驚く裕樹でしたが彼の気持ちは変わりませんでした。
「それでも俺は、藤宮さんと友達になりたい」
そして翌週の月曜日。
やっぱり記憶がなくなってしまった香織に裕樹はふたたび
「友達になってください」とお願いするのでした。
ちょっとずつ日々を重ねて思い出を積み上げていく2人は
日記をつけることでわずかに記憶を蘇らせることに成功します。
裕樹の友人である桐生将吾や忘れんぼうのクラスメイト
山岸沙希など新しい友達も増えて
充実した学校生活を送れるようになった香織。
嬉しい一方でいつまでも“友達”でしかない関係に
ジレンマも感じるようになる裕樹。
そして香織の記憶喪失のカギとなる九条一との再会がきっかけで
彼女の過去のトラウマが明らかになっていきます。
全てのきっかけになったあの日
香織になにが起こったのでしょうか――?
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一週間フレンズの感想は?
少女マンガのような優しい絵が印象的な一週間フレンズ。
かわいいキャラと4コママンガのような構成で
重たいテーマなのに息苦しくなくスッと読み進められました。
香織のように一週間で大切な思い出が消えてしまったら・・・
考えるだけで切ないですよね。
一週間フレンズ。
香織と友達になりたいと願った裕樹は親しくなるにつれて
それ以上の関係をいつの間にか望むようになっていき葛藤します。
大切な人を想うがあまりの矛盾した気持ちに
すごくキュンとしちゃいました。
青春っていいな、と素直に思えます。
裕樹の友人の将吾や天然だけど香織がクラスに
馴染むきっかけを作ってくれた沙希など彼らを囲む
キャラクターたちもみんな味があって優しい心を持っています。
実写映画化の本作。
まばゆい青春の日々をあなたも思い出してみませんか?
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