森本梢子先生が贈る空想女子×テレパスイケメンの
ちょっとおかしなラブコメディ。
「ごくせん」「デカワンコ」など次々に実写化され
ヒット作を描き続けている森本先生ですが
この高台家の人々も実写映画化です。
空想と恋心が入り乱れる高台家の人々は
読めばほっこりすること間違いなしですよ!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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高台家の人々のあらすじは?
平野木絵(29)はごく平凡なOL。
口下手な彼女は人付き合いも恋愛も苦手でかといって
仕事に打ち込むわけでもないかなり地味な生活を送っていました。
そんな木絵は言葉にできない代わりに
あらゆることを空想する力に長けていました。
風邪で4日間仕事を休んだ時も会社が謎の集団に
占拠されてしまった・・・という空想をして過ごしていた彼女。
もちろんそんなことがあるはずもなく
翌日に普通に出社したのですが職場の雰囲気が
どことなくいつもと違うことに気付きます。
その理由はすぐにわかりました。
木絵が休んでいる間にニューヨーク支社から
高台光正というイケメンが転勤してきていたのです。
高台家の人々
噂によれば元華族の由緒正しい家柄で光正はT大を卒業したのちに
オックスフォードに留学していたという筋金入りのエリート。
祖母がイギリス人ということもあって
黒髪に青い瞳が魅力的な彼はあっという間に
社内の女性を虜にしていたのです。
光正を見た瞬間から木絵の空想ももちろん爆発!
イギリスの様々な衣装を着せてみたり例の謎の集団と戦わせてみたり・・・。
光正を見かけるたびに空想が止まらなくなるのでした。
女子たちの熱視線を浴びる光正のことを木絵も
かっこいいとは思いつつもアプローチすることはありません。
過去の恋愛から自信を喪失している彼女は自分と光正とは
住む世界が違うのだとハナから諦めていたのです。
そして今日もただただ空想するに留まるのでした。
そんな木絵でしたがなにかと縁があって光正とよく顔を合わせます。
もちろん彼女はすかさず空想。
普段はポーカーフェイスの光正ですが
なぜかその時は「ぷっ」と噴き出すのです。
あまりのタイミングのよさに
「もしかしたら人の考えてることがわかるの?」と
訝しがる木絵でしたが――・・・。
ある日、彼女は光正から食事に誘われてしまったのです!
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高台家の人々のネタバレとその後の展開は?
木絵が考えた通り光正は人の考えていることがわかる“テレパス”でした。
もちろん口外しませんがいろんな人の本音を
知ってしまう光正はどこか他人と一線を引いていました。
自分に群がる女子たちもどんな言葉で繕ったところで
光正の顔や家柄などが目当て。
冷めた目で割り切っていた光正にとって
木絵のへんてこりんな空想はかなりツボで
一目会った時から彼女が気になって仕方なかったのです。
ぼーっと空想をしているであろう彼女がなにを考えているのか・・・?
高台家の人々
光正は気付けば木絵のことばかりを目で追っていて
もっとよく知りたいと思って食事に誘ったのでした。
そして食事中もやっぱり空想を繰り広げる彼女を
光正はすっかり気に入ってしまったのです。
こうしてまさかの2人は付き合うことになったのです。
晴れて光正の彼女になった木絵は高台家に連れていかれ
そこで会った光正の妹と弟は光正に負けず劣らず美男美女。
またしても木絵の空想が爆発してしまいます。
この弟妹たちも実はテレパスで突然始まった空想劇に面喰いながらも
木絵の素直な性格を気に入ってくれたのでした。
高台家の人々は木絵と光正の関係を軸にしながらも
弟妹の恋愛模様や彼らのイギリス人の祖母と祖父の出会い
両親のなれそめなども描かれています。
テレパスという変わった能力を持ちながらも
心の素直な相手と出会って信頼を築いていく高台家の人々。
あったかい気持ちになれるのでぜひ楽しんでみて下さいね!
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高台家の人々の感想は?
ずっと読んでみたいと思っていたこの高台家の人々。
映画化されるというので早速読んでみましたが
安定したおもしろさに笑ってしまいました。
森本先生の絵は淡泊なんですけど
イケメンは文句なくかっこいいんですよね。
脇役のキャラも立っているのですごく読みやすいです。
1巻の表紙は高台家の3兄妹弟です。
高台家の人々
なんとなく「この人たちの誰かが主人公なのかな」と思っていたので
まさかの木絵の地味さにちょっと肩透かしを食らった気分でした。
でも木絵はとってもいい子でおもしろいので
すぐに好きになったのですが。
光正にお見合い話が持ち上がったりライバル女子が現れたり・・・と
木絵もそれなりの波乱を迎えるのですがその時の彼女の対応が本当に笑えます。
「なんでそうなるの?」という奇想天外さで
森本先生の頭の中を覗いている気分になれちゃいます。
こんな不思議な彼女だったら光正もきっと飽きないでしょうね。
光正の母に厳しい修業を課せられながらも
なんとなく楽しんでしまう木絵は
実はけっこうたくましいのかもしれません。
木絵の空想がスクリーンでどんな風に展開するのか楽しみです!
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