神月凛先生の作品の黒燿のシークは愛を囁く。
オレ様シーク・アファルサードは砂漠の国ワルドザハラの国王。
運命の恋に憧れるルチアはリグニス国の王女
シークの元へ計略結婚で嫁ぐことになるのですが・・・。
シークに一目惚れしたルチアのアラビアンロマンスが始まる!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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黒燿のシークは愛を囁くのあらすじは?
砂漠の国ワルドザハラの国王
シーク・アファルサードの妻になった
リグニス国の王女、ルチア・フェン・リグニス。
幼い頃から父に武術を叩き込まれていたルチアは
初夜に強引に抱いてくるシークの顔を
思わず殴ってしまい落ち込んでいた。
物語のように王女らしく素敵な王子様と出会い
素敵な恋と結婚に憧れていました。
女の子らしく可愛いものが大好きな
ルチアに舞い込んできたのは政略結婚でした。
黒燿のシークは愛を囁く
見知らぬ異国の地へ1人嫁いだルチアの前に現れたのは
黒曜石を思わせる艶やかな髪と
銀の瞳の見目麗しい国王、シーク・アファルサード。
ルチアは結婚式で初めて会うシークに
一目惚れをしてしまうのでした。
幸せな結婚生活を期待していたルチアでしたが
初夜で旦那様を殴ってしまう暴挙に出て
きっと嫌われてしまったと思っていると
何事もなかったようにシークが会いにきます。
城下を案内してくれるシークにルチアは
昨夜のことを謝るのでしたが事実を認めず
全く別の都合の良い理由で誤魔化されてしまいました。
人も物も豊かなワルドザハラの国王の
妻になったのだと思ったルチアに
シークは父の遺言に従っただけで妻に迎えた気はないと
そっけないことを言い出して戸惑うルチアで・・・。
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黒燿のシークは愛を囁くのネタバレとその後の展開は?
シークにお前はオレのモノになっただけだと
そう言われたルチアは嫌いになったのかと問います。
だけど好きでもないものを嫌いにはならないし
ルチアは自分の所有物だと言うシークに
戸惑いを見せるルチアですが
夕刻にバラ色に染まる砂漠を見せられ
単純に感動するばかりです。
国の名「バラの花」ワルドサハラの由来なのでしょう。
ロマンチックで恋人同士のいい感じだと
はしゃぐルチアにくだらないとシークは一蹴。
くだらなくないとルチアは反論し
シークに恋していることも素直に話します。
そう言いながら初夜に抱かれたくないと
抵抗したのはルチアなのですが・・・。
シークはそんなルチアを抱きとめて
頭を覆っていた布を剥ぎ取ると
見事な金髪が風になびき煌きます。
自分の前ではこの美しい金髪姿を
装飾品として見せておけと言われて
またもルチアは装飾品ではないと口応えをして
思わず唇を奪われます。
口応えした罰がキスなんて・・・!
そしてルチアがその気になるまで
抱かないと宣言されてしまいました。
美しい姿もシークだけのもの。
決して他の男に見せたり触らせることは許さないと命じられ
どこまでもオレ様シークの高飛車な態度に
自分ばかりが片思いで彼の銀の瞳や低く甘い声に
胸が高鳴なる程大好きなのが悔しいとルチアは思います。
いつか陛下に自分の気持ちが伝わるようにと
お付と2人だけでこっそり城下へ買物へ出かけて
トラブルに巻き込まれてしまいます。
ですが武術に長けたルチアは群がる男共を
あっさり倒してしまい余計に相手を怒らせて
捉われてしまいました。
王宮にルチアの姿が見えないことに
気づいたシークは早速、捜索!
悪徳商人に捕まったルチアは
美しい容姿から奴隷として売り飛ばさず
自分のモノにしてやると言われ危機一髪の所へ
シークが颯爽と助けに現れました。
この事で3日間の謹慎を受けました。
きっと嫌気が差して離縁を申し渡されると
そう思っているルチアですが
彼女が買物へ出かけた理由は自分の思いを伝えるため。
せめて自分の気持ちだけは伝えたいと
手作りの魔よけのブレスレットをシークに渡します。
受け取ったシークは罵詈雑言。
黒燿のシークは愛を囁く
だけどこんなモノのために手間をかけさせたと
またもシークからキスの嵐の罰を与えられてしまいます。
それはそれは胸元からそこら中にキスマークの跡!
そうやってルチアはイジワルなシークに弄ばれながらも
彼に相応しい花嫁、王の妃になろうと懸命に努力していきます。
ですが彼女が張り切れば張り切るほど
行動が空回りし料理は最悪で
あげくにシークに何もするなと言われてしまいます。
そんなシークは何かにつけルチアの元へやってきては
添い寝をしたりとなんだかんだとルチアを構っています。
ただこの国は一夫多妻制度。
国王であればなおさら世継ぎの男子を産んだ者が
妻となり妃となる掟があるのです。
前国王妃が亡くなり一国の王となったシークにも
世継ぎを作ることを架せられています。
次の花嫁候補を親族に急かされていました。
そんなこととは夢にも考えていなかったルチアは
新しい花嫁が来て自分が愛されなくなってしまったらという不安から
シークに子どもを授けて欲しいと迫ってしまいます。
男の子を産めば安泰の地位が得られると
そう思ってしまったルチアですが
その浅ましさがシークを怒らせ
今度こそ嫌われてしまったと思います。
嫌われるのならいっそ離縁されたほうがマシ・・・。
そう思ったルチアはシークに離縁を頼みに行きますが
彼はある場所に行っているとお付に言われ
その場所へ行ってみることに。
そこは前国王の8番目の花嫁・シークの母に与えられた館で
彼にとっては大切な場所。
そこへルチアが来てシークと言い争そってしまい
モノが崩れて部屋に閉じ込められてしまいますが
咄嗟にシークはルチアの名を呼び庇ってくれます。
初めて自分の名前を呼んでくれたと喜ぶルチア。
薄暗い部屋の中で2人っきりでシークが語ります。
母以外、誰も世継ぎを産めなかったため
男子を産んだ母がどれだけ妬み疎まれたか・・・
その結果、病死してしまったと・・・。
そんなつらい思いをルチアにはさせたくないと言うのです。
だけどルチアもダテに武術を習っていたワケではありません。
腕も根性もあり塞がれていたドアを蹴破り
陛下を信じお慕い申しておりますと!
そしてシークは決断します
自分は一夫一妻を生涯貫くと――。
ルチアの指にはめられていた前国妃の形見の銀の指輪を見て
親族も陛下の意思が揺るがないものと悟ります。
ですがこの先も何かと波乱が起きそうです。
シークとルチアが幸せに平穏に暮らせる日が来るのは
まだ少し先の様です。
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黒燿のシークは愛を囁くの感想は?
漆黒の髪に銀の瞳のイケメン国王と
ブロンド煌く異国の王女とのアラビアン・ロマンス。
シークは最初はツンデレさん。
オレ様で慕うルチアの身も心も振り回し
弄んだりしながら実はシークもルチアが大好きなのに
絶対に好きだと言わないんです。
黒燿のシークは愛を囁く
ルチアが初夜を拒否ってからなかなか結ばれないまま
シークはルチアが求めるのを待っています。
ですがルチアは彼が愛していると言うまで
身体を許さないとかでもう2人で勝手に
いちゃいちゃしてなさいって思っちゃいました。(笑)
物語としては王道のロマンスで
12巻とロングランが人気の証拠ですね!
ぜひ、アラビアンロマンスに浸って下さいませ。
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