蘭と葵のネタバレと感想に無料試し読み!結末が気になる


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上田倫子先生の作品の蘭と葵。

 

好きでもない男と祝言を挙げさせられそうになった
蘭が逃走の末向かったのは江戸城。

 

そこは家督相続の派閥が睨みを利かせ邪魔な竹千代を
亡き者にしようと暗躍する闇が蠢いている場所。

 

蘭は竹千代を助け彼に仕えることを誓い・・・。

 

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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蘭と葵を無料で立ち読み

 

蘭と葵のあらすじは?

 

豊臣家が滅亡すると乱世の世が終わり
忍びの仕事も変わりだしていました。

 

伊賀のくノ一。

 

蘭も仕事より女の幸せを求められるようになり
祝言をあげることになりますがしかし逃走――!

 

向かったのは江戸城。

 

そこで同志が働いているのですが取り次いではくれません。

 

出直すことにした蘭ですがその頃江戸城付近では
竹千代が狩りをしていました。

 

竹千代は男児にしてはか弱く武と名の付くものが苦手。

 

乗り気でない狩りに連れ出されたことで
ヘソを曲げてしまい逃げ帰ろうしますが
足を滑らせてしまいそこに刺客が――!

 

蘭と葵
蘭と葵

 

その危機を救ったのは蘭なのですが
駆け付けた竹千代の護衛に
勘違いをされ捕らえられてしまいます。

 

激しい拷問を受ける蘭を曲者ではないと告げる
竹千代の言葉を信じる者はいません。

 

夜にこっそりと牢にやってきた竹千代は
蘭に食べ物を渡そうとしますが
縛られている蘭のところまで届きません。

 

居眠りしている牢番から鍵を借り牢の中に入った竹千代。

 

しかしそこに再び刺客が現れ
竹千代を亡き者にしようとしますが
蘭の機転によりまた助けられたのです。

 

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コミックシーモア

 

蘭と葵のネタバレとその後の展開は?

 

ところが駆け付けた者たちに
また言いがかりをつけられてしまう蘭。

 

仲間割れをしたと思われてしまったのです。

 

なにを言っても自分たちの思い込みで話が進んでいく中
必死に違うと訴える竹千代。

 

その言葉すら聞き入れてくれない状況の中
竹千代は自らの命をたてに蘭の無実を訴えたのです。

 

竹千代の命を奪おうとする刺客を捕らえると約束をします。

 

罪を着せられそうになった危機を脱した蘭ですが
竹千代以外からは受け入れられない状況下にありました。

 

竹千代の乳母・お福が蘭と竹千代を引き離し
竹千代は蘭を信じ慕っていますが
それを快く思わないお福は蘭に冷たく当たります。

 

そんな矢先、台所で死んでいるネズミを発見。

 

それをみた蘭は危険を察知し
食事中の竹千代の膳を払い除けます。

 

その膳は食が進まない竹千代のために
お福が考え配慮したものでやっと竹千代が
食事をしてくれそうになったところにその仕打ち。

 

さらに毒見も済んでいるのに毒が盛られたという蘭に対し
嫌がらせをしているとしか思えない感じで
殺意を抱くような形相で蘭を部屋から出します。

 

蘭と葵
蘭と葵

 

しばらくして蘭にさきほどの非礼を詫びるお福ですが
さらに井戸に落ちた物をとってほしいと頼みます。

 

快く引き受けた蘭でしたがなんとお福に
井戸に突き落とされてしまうのでした。

 

石を投げつけ井戸に蓋をしその上に重しとなる
大きい石を置いて去ってします。

 

ところがお福が戻ると毒見係りが死んだと知らされます。

 

蘭の言ったことが正しかったと知るお福ですが
蘭を井戸に落としたことは竹千代に言いません。

 

そうとは知らない竹千代は蘭を捜し
犬の白丸に呼ばれ井戸に向かうと中に蘭の姿が――!

 

竹千代の勇気と行動で九死に一生を得た蘭。

 

お福の手によって入れられたとは言わず
さらに竹千代に助けられた命が続く限り
竹千代に仕えると誓うのでした。

 

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蘭と葵の感想は?

 

実在した人物、竹千代(のちの家光)
お福(のちの春日局)やお江などが出てくる中に
オリジナルのくノ一・蘭が加わります。

 

蘭と竹千代の主従関係に竹千代が蘭に
恋に近い感情を抱いているような展開。

 

ざっくりと史実が上手い具合に絡み
少女漫画らしい展開もありで楽しめます。

 

乱世ではないので忍者が大活躍
ってわけにもいかないでしょうから
駆け引きは心理戦よりかもしれません。

 

蘭と葵
蘭と葵

 

上田先生の歴史モノは史実とオリジナルのバランスがよく
そこに少女漫画らしさが常にあります。

 

女の子が元気で前向きなのも特徴かもしれません。

 

戦国ものではないので物足りなさがあるかもしれませんが
竹千代に迫る危機を蘭がどう回避していくのかがみもの。

 

歴史ものと身構えることなく読める作品です。

 

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