湖住ふじこ先生の作品のうちの陛下が新米で。
ひきこもりのお姫様・シュカは
自分以外の王族がはやり病で相次いで亡くなり
15歳にして王位につくことになってしまいました。
それまで人前に出たことがなかった彼女は
四苦八苦してしまいます。
ついには気圧されて倒れてしまうほど・・・。
そんな彼女を支えるのは兄の親友でイケメン武官のゼンでした。
次々に巻き起こる難題に立ち向かうたび
シュカは信頼できる仲間を増やしていきます。
そしてゼンとの間で芽生え始めた恋心・・・。
加えて強大な力を秘めた彼女の未来に待ち受けるものとは?!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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うちの陛下が新米で。のあらすじは?
昨日まで後宮から出たこともなく蝶よ花よと育てられた
箱入りの姫のシュカはあろうことか
紅夏国の王に即位することになってしまいました。
それというのも国王をはじめ王妃と
その息子であるシュカの兄たちはみんな流行り病で命を落とし
王位を継げる王族がシュカだけとなってしまったのです。
うちの陛下が新米で。
大勢の人に気圧されて臣下の前で倒れてしまった
シュカを助けたのは兄皇子の親友だった
前国王付きの武官・ゼンでした。
すぐに謝るくせのついたシュカに王なのだから
みだりに頭を下げてはならないと諭すゼン。
政治はおろか人付き合いもろくにしたことのない
新米陛下の行く末は前途多難?!
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うちの陛下が新米で。のネタバレとその後の展開は?
自分にはできないと王として立つことを拒否するシュカに
ゼンは民たちと触れ合わせることで
彼女が守らなくてはならない国の姿を見せました。
ゼンは幼い少女に国を負わせることを心苦しく思いながら
同時に彼の親友であるシュカの兄皇子の言葉を思い出します。
「シュカには特別な力がある」
その言葉の真意はわかりませんでしたが
ついに彼はその“力”を目の当たりにするのです。
突如、町を襲った神獣・白虎。
誰も食い止められずかといって
神獣を殺すわけにもいかない聖獣を納めたのはシュカ。
彼女は言葉1つで白虎を鎮め
それを目の当たりにした人々は彼女を讃えます。
それを成し得たきのは彼女の中に秘められた
“王の力”があってこそでした。
そして彼女が後宮から出ることなく育てられたのは
この力を守るためだったのではないかとゼンは思うように。
うちの陛下が新米で。
ゼンの助けもあり徐々にちゃんとした
王になろうと努力を始めたシュカ。
しかし頑張ろうとした矢先
同じ年頃の女の子でありながらハキハキと物を言い
仕事をこなす臣下の1人、劉凜に叱咤されてしまいます。
ショックを受けるシュカでしたが
気になるのは性急に事を進める彼女の対応の仕方。
案の定、彼女は敵も多く命まで狙われてしまうほどでした。
心配するシュカをよそに強気な態度を崩さない劉凜でしたが
シュカと接する内に心境に変化が訪れます。
そしてシュカを仕える王と定めた劉凜と
次第に絆を深めていくのです。
功績を携え王宮に戻ったシュカでしたが今度は別の問題が?!
果たして彼女はちゃんとした王になることはできるのでしょうか?
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うちの陛下が新米で。の感想は?
まず惹かれたのは表紙絵の美しさでした。
一番は白虎のシンシンが可愛すぎて・・・。
本作に次々に登場する神獣ですが
一番有名かと思われるのはやはり白虎でしょうか。
東西南北の西を守るとされる四神の1つです。
その姿はまさにホワイトタイガー。
作品中で白虎のシンシンはシュカが命じると
体を大きくしたり小さくしたりできます。
小さい方がねこみたいでかわいいです。
中でも私が読んでいて楽しかったのはシュカとゼンの恋の行方。
うちの陛下が新米で。
互いに想い合いながらも立場の壁によって
想いを殺すことを決めるゼンの姿はかっこ良かったです。
ちょっとヤキモキはしますが。(笑)
タイトルの通り新米陛下の成長ストーリー。
そこではさまざまな難題がシュカを襲います。
それは外的なものから内的なものまで・・・。
ダメダメな王だったシュカですが周りの信頼を得て
仲間を増やしながら成長していく姿を
みなさんも応援したくなるはずです。
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